縁結びに最適! 出雲大社へ参拝の旅 初心者におすすめのコースは? | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

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縁結びに最適! 出雲大社へ参拝の旅 初心者におすすめのコースは?

出雲市駅に到着したら、出雲の氏神様でもある出雲大社へ真っ先に向かいます。神社参りは午前中、それも人の少ない時間であればあるほど良いとも言われています。今回は出雲大社周辺を含め、約4時間かけて散策しました。

ざっくり、こんな観光

  • 朝食に「神門通り」のパン屋さんで天然酵母パンを調達
  • ツアーガイドに参加し出雲大社参拝
  • 縁結びの神の銅像や日本最大級のしめ縄に感動

博多から夜行バス「出雲ドリーム博多号」に乗り、早朝の出雲へ到着。
さっそく今回の旅の大きな目的である、出雲大社へ向かいます。

利用するのは、JR出雲市駅から出ている路線バス。これは高速バスを降りた場所から発車しているため便利です。


まずは朝食を調達。地元食材にこだわった多彩な天然酵母パン

出雲大社の最寄りのバス停は大社前ですが、今回は一つ手前の電鉄大社前駅で下車しました。

手前で下りたのは、朝食を調達するため。
せっかく旅先に来てコンビニ…というのも味気ないので、早朝から開いているお店をリサーチしたところ、「神門通り」にある「ブーランジェリー ミケ」に辿りつきました。大正時代に建てられた日本家屋が目印です。

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中に入ると、焼きたてパンのいい香り。天然酵母を使っているパンは、やっぱり香りが違いますね。

「ブーランジェリー ミケ」では、約80種類と多彩なパンが用意されています。
見た目にも食欲をそそる惣菜パン、粉砂糖のデコレーションがかわいらしいデザートパン、ボリュームのあるハード系などなど。
地元の食材にこだわり、出雲小麦を使っているパンもあるそうですよ。


この「ブーランジェリー ミケ」がある「神門通り」は、出雲大社へと続く約600mの大きな通り。多くの飲食店やお土産店が建ち並びます。
ただ、早朝は開いていないお店も多いので、その他のお店には参拝後に立ち寄ることにしました。

ブーランジェリー ミケ

島根県出雲市大社町杵築南1342−7 Googleマップ
0853-31-4288 9:00〜18:00
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ガイド付きで出雲大社参拝 「勢溜(せいだまり)の大鳥居」から神域へ

「神門通り」を歩き、出雲大社の正門、「勢溜(せいだまり)の大鳥居」に到着。
こちらの鳥居は木製で、この先は神域となります。

ちなみに今回はツアーガイドに参加することにしました。
各スポットで詳しく説明をしてもらえるので、おすすめです。

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来た道を振り返ると、こちらも壮大でいい眺めですね。神門通りの奥には、高さ23mもあるコンクリート製の大鳥居が望めます。ここからでもはっきり見える大きさ。

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さっそく、勢溜から社殿へと向かいます。

途中、行列をなしている場所があるので、立ち寄ってみることにしました。

小さなほこらがあるここは「祓社(はらいのやしろ)」。祓戸神四柱をご神祭としており、社殿参拝の前にこちらで手を合わせ心身を清めることが大事なのだとか。

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祓いの橋を越えると、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の一本松から株分けされた二世松が植樹されていました。

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”縁結びの神”である「大国主神」の銅像

さらに参道を進むと、”縁結びの神”と呼ばれる「大国主神(おおくにぬし)」と、「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」をモチーフにした銅像が。

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『古事記』と『日本書紀』によると、日本国土に医療や農作を広め人間が安住できるように導いた大国主神が、高天原(神さまの世界)の最高神である天照大御神に国を返される際、「高天原に届くぐらい大きなお社を建ててほしい」という命令を受けたことから、出雲大社は創建されたそうです。


国を譲り渡した大国主神は出雲にこもり、今に至るまで大地の神を意味する“だいこくさま”と慕われています。

”縁結びの神”と言われるのは、旧暦10月になると八百万の神が出雲に集うからというだけでなく、大国主神が、人々がともに豊かに生活していくための結びつきを紡いでいった神様であることにも由来しているんですね。


本殿でお参り 日本最大級のしめ縄は大迫力!

さて、いよいよ本殿へ向かいます。

1744年に造営された国宝の本殿には、一般の人は入ることができないため、一番本殿に近い「八足門」でお参りします。
参拝の作法は、二礼四拍手一礼。

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本殿は、平成25年から始まった平成の大遷宮によって60年ぶりに修復工事が行われました。現在は、大屋根の檜皮が葺き替えられ、美しさがよみがえっています。

写真は真裏からみた本殿ですが、実はここが最も本殿に近づける場所。
因幡の白兎も、近くで手を合わせているみたいですね。

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一方、出雲大社の象徴的な写真として使われることも多いこちらは、神楽殿。結婚式などは、この神楽殿で行われるそうです。

こちらにも大国主神は祀られていますが、ぜひ本殿と併せて参拝しましょう。

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しめ縄の大きさは日本最大級。直径2.5mもあり、間近で見るとその迫力にただただ驚きます。
参拝した際はぜひ真下から、この大きさを感じてみてください。

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まとめ・参拝コース

初めて出雲大社を訪れる人には、ツアーガイドに参加するのがおすすめ。
境内は広く見所も満載のため、個人で周るよりも圧倒的に楽しめます。

個人で好きなコースを依頼することもできますし(事前の予約制)、定時ガイド(10:00~、13:00~、15:00~/90分500円)であれば、神門通り→勢溜→松の参道→拝殿→本殿→神楽殿→社家通り、という代表的なコースを巡ることができますよ。

出雲観光ボランティアガイド

出雲大社

島根県出雲市大社町杵築東195 Google Map
0853-53-3100 Webサイト


※本記事は、2017/10/21に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    田端慶子

    ディレクター/ライター 30代 / 女性

    生まれ育った福岡を拠点に、フリーランスで活動。高校2年の時にニュージーランドでホームステイをしたのをきっかけに海外に興味を持ち、大学生の時にはフランス、ベルギーへ一人旅を敢行。様々な国を旅する中で、日本、とりわけ九州の素晴らしさを再認識した。理想の永住地は福岡orプラハ。

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