蔵王の樹氷林にそば屋でラーメン? 夜行バス47都道府県巡りの旅【冬の東北・山形編】
ざっくり、こんな旅
- 昼食はそば屋で食べる人気のご当地ラーメンを
- 旅先での景色のために、惜しまずロープウェイに乗り樹氷林へ
- お土産と朝食のパン購入で、帰ってからも旅行の余韻を味わう
秋田でご土地グルメを堪能しました。
秋田の男鹿半島、大潟へ! 夜行バス47都道府県巡りの旅【冬の東北・秋田編】
青春18きっぷを利用して山形へ移動して、美味しいものを食べて、バッチリ観光です。
そば屋のまかないメシ起源のご当地グルメで、山形を味わう
前日に引き続き、普通列車で秋田から山形駅を目指す。途中にある新庄駅にて乗り継ぎ待ちが1時間弱あるので、改札を出てみることに。構内には新庄まつりで使われる大きな山車が常設展示されています。
新庄駅には、最上広域交流センター「ゆめりあ」が駅に隣接していて、その1階には「新庄・最上漫画ミュージアム」があります。『幽☆遊☆白書』や『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博さんや『ハチミツとクローバー』『3月のライオン』の羽海野チカさんなど、新庄・最上地域にゆかりのある漫画家を中心に、漫画をテーマにした展示が無料で公開されていて、漫画を読むこともできます。逆に電車に乗り損ねてしまわないように注意!
珍しい漫画ミュージアムに足を運んだので1ポイントGET!
新庄・最上漫画ミュージアム
電車を乗り継ぎ、山形駅へ向かう途中の漆山駅で昼食。山形は、最上川によってもたらされる良質な水と、山野部でとられる農産物により、そば文化が豊かな地域。そんな山形で、お昼にチョイスしたのは、そば屋で鳥中華。ん……中華??そう、そばではなくラーメンです。
鳥中華は、自分たちで食べるものとして、そばに使う和風だしと鶏肉を使ってラーメンを食べていたのが始まり。つまり、そば屋のまかないメシが起源の、山形ご当地グルメなのです。
漆山駅にあるそば屋「寿々喜」は、鳥中華の元祖と呼ばれているお店です。にぎわうお昼時の店内で聞こえる注文は、ほとんどが鳥中華。そば屋さんなのに……なんとも不思議な光景です。とはいえお目当てはコレなので、自分も鳥中華をオーダー。
濃いめの甘いだしスープに、たっぷりのシャキシャキねぎと鶏肉が入ったアツアツの中華麺。ちぢれ麺がスープによく絡み、おいしくあたたまる一杯でした。
まかないメシが起源のご当地グルメを食べたので1ポイントGET!
漆山 寿々喜そば屋
旅行に来たからこその景色!蔵王の樹氷林へ
お昼をいただいた後は、蔵王へ向かいます。冬の蔵王といえば、木々に氷雪がまとわりついた霧氷やそれがさらに発達した樹氷が有名です。そういえば今回の旅行、食べていることが多く、旅先ならではの景色を楽しむ機会が少ないな……。ということで、ロープウェイに乗ってみることに。
途中の樹氷高原駅で乗り継ぎ、終着の地蔵山頂駅までは、往復で2,600円。少々お高いですが、交通費を安く抑えている分、旅先での景色のためには惜しみません。
山頂に着くと、蔵王地蔵尊がお出迎え。座っているのに2mを超える高さで、極寒の地にいるとは思えないほどの穏やかな顔つき。
山頂から見る木々は皆白く覆われていて、とても綺麗でした。樹氷としての最盛期ではありませんでしたが、樹木の形がわかるこれぐらいの方が僕は好きかも?
ここは山形蔵王温泉スキー場のゲレンデでもあり、スキーヤーやスノーボーダーの姿も。ウェアや板があったらこのままスキー・スノーボードを楽しめたのに!なんて思いながら、今回の旅行は今日でおしまいなので、ロープウェイで下山することに。
蔵王ならではの絶景「樹氷林」を見たので1ポイントGET!
蔵王ロープーウェイ
023-694-9518 山麓線8:30-17:00 山頂線8:45-16:45 ※天候により変更あり
運賃(往復)地蔵山頂駅 おとな2,600円 こども1,300円 樹氷高原駅 おとな1,500円 こども800円
Webサイト
お土産と朝食のパンを購入し、旅を終えても山形を味わう!
3日間、東北3県を観光した旅行も、ついに終わりを迎えます。東京に戻る夜行バスに乗る前に、きっちりお土産も買っておきましょう。ということで、立ち寄ったのはシベールファクトリーメゾン。看板商品のラスクや焼き菓子で有名な、山形のCyBELEというお店の売店・カフェ併設の工場です。
パン工房も併設しているので、ここでお土産のラスクだけでなく、夜行バスで東京に着いた朝食のパンも買ってしまいます。そうすれば、旅行から帰ってきた朝も旅気分を味わえます。
山形ならではのお土産を買ったので1ポイントGET!
CyBELE(シベール・ファクトリーメゾン)
洋菓子 023-689-1136 9:00-20:00
パン工房 023-689-1134 9:00-20:00
カフェ 023-689-1137 10:30-20:30
Webサイト
買い物を終えたら、旅の終わりを名残惜しみつつも、いよいよ夜行バス乗車へ。東京へ向かう帰りの夜行バスは、山形駅から出発します。東口の山形銀行前が乗り場です。今回利用するのは、さくら観光のキラキラ号。
駅近くの銀行なのでわかりやすく、出発時間前から赤いバスが停車しているので、迷わず乗ることができました。
綺麗な内装の4列シート。各シートにコンセントもあり、旅行で使用したスマホの充電の心配も必要ナシ。6時間ほどの乗車で、バスタ新宿に到着します。
これにて、2泊5日、往復夜行バスによる冬の東北3県旅行の全行程が終了しました!
夜行バスを使うことで、初日の朝から最終日の夜まで3日間フルで観光することができました。交通費を抑えたことに気を良くして、旅行中に食べ過ぎてしまいましたが、ご当地グルメをたくさん楽しめたので、それも良かったです。
今回の獲得ポイント
・新庄・最上漫画ミュージアム=1点
・ご当地グルメの鳥中華=1点
・蔵王ロープーウェイで蔵王の樹氷林=1点
・CyBELE(シベール・ファクトリーメゾン)=1点
・東北3県を回ったのでボーナスポイントを進呈=3点
今回は7ポイントGET!で合計33ポイントGET!
豪華バスのご褒美まで、あと67ポイント
夜行バスと青春18切符を組み合わせて、冬の東北を巡る旅、いかがでしたか?
次はどんな安旅に行こうかな~と、帰ってきてまたすぐにプランを練っています!
※企画協力/ドラドナッツ
※本記事は、2017/03/19に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
まっちゃん
大学生/安旅ライター 20代 / 男性
東京育ち、実家暮らしの旅好き大学生。都会での日常から抜け出すべく、2日空きがあれば旅行を企てる。移動と宿泊を安く済ませ、食事と観光にお金を充てる安旅を好む。主な交通手段は夜行バス、鈍行列車、LCC。運転免許は取得済だが、運転席に1度も座ることなく1度目の更新を迎えた。
このライターの記事一覧区間 | 4月 | 5月 | |
---|---|---|---|
4,500円 | 2,900円 | ||
神奈川 → 山形
|
--- | 2,900円 | |
1,000円 | 1,000円 | ||
800円 | 800円 | ||
2,500円 | 2,000円 | ||
4,500円 | 2,900円 | ||
埼玉 → 山形
|
--- | 7,300円 | |
5,500円 | 5,000円 | ||
3,980円 | 3,980円 | ||
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