秋田の男鹿半島、大潟へ! 夜行バス47都道府県巡りの旅【冬の東北・秋田編】
ざっくり、こんな旅
- 早朝からご当地グルメをいただき、列車に揺られ秋田へ
- 博物館にて、干拓と農業の歴史を学ぶ
- 全国でも珍しい、モール温泉で疲れを癒す
青森市で新鮮な帆立とご当地グルメ「味噌カレー牛乳ラーメン」を堪能しました。
味噌カレー牛乳ラーメン? ホタテって釣れるの? 夜行バス47都道府県巡りの旅【冬の東北・青森編】
青森から鈍行列車を乗り継ぎ、秋田へ向かいます。
JRが長期休暇期間に発売している青春18きっぷは、普通列車に限り1日2,400円で乗り放題!
※2017年3月現在、5回分で11,850円。
安旅の頼もしい味方! でも特急には乗れないので、移動時間が長くて、早朝出発を強いられるのが玉にキズ。今回は7時35分青森駅発です。
駅チカ定食屋で朝7時からガッツリご当地グルメ、長距離移動に備える
早起きする旅程でも、朝からご当地グルメを食べたい!そんな要望に応えてくれるお店がコチラ、「食事処おさない」。青森駅から徒歩5分、朝7時から営業と、条件にピッタリなお店の店内は、有名人のサインとご当地グルメのメニューがびっしり。
今回は、ホタテ貝焼きみそ定食(1,000円)をチョイス。学生はご飯大盛り無料ということで、迷わず大盛りをお願いしました。
自分で大盛りにしておきながら、想像以上にボリュームがあってびっくり。味噌で味付けしたゴロゴロ大粒のホタテを卵でとじ、大きな帆立貝のお皿に盛り付けた、見た目にもおいしい定食です。なんと、真ん中にはウニをトッピング!優しい味で熱々ぷりぷりな食感が幸せです。
ご当地グルメを朝から堪能したので1ポイントGET!
食事処おさない
開店から電車出発まで30分。ゆっくりはできませんでしたが、朝から味も量も大満足なご当地グルメをいただくことができました。ここから目的地の八郎潟まで電車を乗り継ぎ4時間です。
秋田県に入り、最初の乗り継ぎ駅は大舘駅。しばらく待ち時間があったので、改札の外に出てみました。大舘市は秋田犬のふるさと。恐らく日本で最も有名な犬、忠犬ハチ公の生まれも、ここ大舘市。駅では秋田犬の写真展があり、駅前にはハチ公像が。こちらのハチ公は、渋谷駅とは違い、両耳がぴんと立っているので、若い頃なのかな?なんて考えたり。
大舘駅から電車に乗ったら、あと1時間ちょっとで目的の八郎潟駅です。
大館ならではのハチ公像を拝んだので、1ポイントGET!
ジオパークの地・大潟の博物館で、干拓と農業の歴史を学ぶ
お昼には八郎潟駅に到着。かつて日本第2位の大きさの湖だった八郎潟は、20年もの歳月をかけて大規模な干拓が行われて、今は秋田の農業を支える地となっています。ここでは、お昼においしくて安い新鮮な回転寿司を食べた後に、道の駅に併設された博物館にて、干拓と農業の歴史を学びます。
お昼は「太助寿司八郎潟店」。地産地消にこだわった、「旨い・安い・早い」と3拍子そろった地元チェーンの回転寿司店です。1貫108円からとリーズナブルな値段ながら、新鮮なネタと秋田県産米100%のシャリがばっちりマッチ。無料サービスでいただけるあら汁も魚の旨味が出ていておいしい。
地産地消にこだわったご当地グルメを味わったので1ポイントGET!
太助寿司 八郎潟店
お寿司で腹を満たしたら、大潟村へ。近くの五城目町には、茅葺屋根の古民家を改修した、SHARE VILLAGE町村(まちむら)があります。SHARE VILLAGEとは、年貢(年会費)を納めた村民(会員)が、古民家を村に見たて共有して利用する面白い取り組み。今度は村民になって宿泊するのも良いかも。
歴史を感じさせる観光スポットを訪れたので1ポイントGET!
SHARE VILLAGE町村
ところで、大潟村には、日本で唯一の経緯度交会点があります。経線と緯線が10度単位で交わる点のことです。ニューヨークや北京と同じ北緯40度、オーストラリアのキングストンと同じ140度が、ここ大潟村で交差しているのです。
大潟村は、男鹿半島の地層や地質、そして干拓の歴史から、ジオパークに認定されています。大潟村干拓博物館では、八郎潟がどのような地で、干拓がどのように行われてきたのか、様々な展示で説明されています。
干拓により作られた豊かな土地を活かした稲作によって、日本でも有数の米どころ・秋田の米作りは支えられているのでした。
日本で唯一のスポットを訪れたので1ポイントGET!
大潟村干拓博物館
0185-22-4113 9:00-16:30
第2,4火曜休館(4-9月)毎週火曜休館(10-3月)12/31-1/3休館
入館料 おとな300円 小中高生100円
Webサイト
珍しい泉質のモール温泉で、体の芯からあたたまる!
干拓博物館を見たあとは、隣接の「道の駅おおがた」でお土産を購入。お米や野菜も多く取り扱っています。ゆっくり過ごしていると、日も傾いてきて寒さが増してきます。旅先で冷えた体をあたためると言えば、温泉!
ここ大潟村には、モール温泉という全国でも珍しい温泉があります。「モール」とは、ドイツ語で「腐植質」のことで、その褐色気味のお湯は、熱の浸透が高効率なために、より短時間で体があたたまるそうです。更に、植物由来の泉質は、保湿成分も豊富で、”美肌の湯”と呼ばれています。
「ポルダー潟の湯」は、そんなモール温泉を源泉かけ流しで入浴できる温泉施設。サウナや寝湯もある大浴場に加え、レストランや休憩コーナーもある大きな施設ですが、なんと入館料は400円!お財布にも体にも優しい温泉です。
地元の道の駅でお土産を購入して、秋田ならではの温泉に入ったので2ポイントGET!
ポルダー潟の湯
0185-45-2641 6:00-22:00 第2火曜休館(8月のみ第4火曜)
入館料 おとな400円 中学生200円 小学生150円
Webサイト
レンタル:タオル50円 バスタオル100円
朝早くから行動し、時間をかけて安く大移動をしつつも、食事も観光もご当地モノを堪能しました。最後には地元の温泉にも入ってみました!
編集長、今回はどうでしょうか?
今回の獲得ポイント
・朝からガッツリホタテ貝焼きみそ定食=1点
・大館駅のハチ公像=1点
・地元チェーンの回転寿司を堪能=1点
・歴史的な茅葺屋根の古民家=1点
・日本で唯一の経緯度公会点=1点
・道の駅で地元のお土産と温泉=2点
今回は朝からご当地モノを頑張って堪能したのでボーナスポイントを進呈
・秋田のご当地モノ堪能!=1点
今回は8ポイントGET!で合計26ポイントGET!
豪華バスのご褒美まで、あと74ポイント
東北編の最後の地、山形へ向かいます!
蔵王の樹氷林にそば屋でラーメン? 夜行バス47都道府県巡りの旅【冬の東北・山形編】
※企画協力/ドラドナッツ
※本記事は、2017/03/12に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
まっちゃん
大学生/安旅ライター 20代 / 男性
東京育ち、実家暮らしの旅好き大学生。都会での日常から抜け出すべく、2日空きがあれば旅行を企てる。移動と宿泊を安く済ませ、食事と観光にお金を充てる安旅を好む。主な交通手段は夜行バス、鈍行列車、LCC。運転免許は取得済だが、運転席に1度も座ることなく1度目の更新を迎えた。
このライターの記事一覧区間 | 4月 | 5月 | |
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7,760円 | 6,750円 | ||
8,500円 | 6,750円 | ||
4,300円 | 4,300円 | ||
2,700円 | 2,700円 | ||
940円 | 940円 | ||
7,960円 | 7,100円 | ||
9,000円 | 7,500円 | ||
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