UFOマニアじゃなくても行きたい！ 宇宙科学館コスモアイル羽咋

ざっくり、こんな観光

石川県羽咋駅（はくいえき）が、いろいろすごい
宇宙科学館コスモアイル羽咋は、本格的にもほどがある
宇宙人に捕まって記憶を消されたかもしれない

高速バスの停留所を見ていると、石川県羽咋駅（はくいえき）に止まる便もありますね。
羽咋といえば、知る人ぞ知る「UFOの町」。UFOの飛来を記述したような古文書が残されていたことから、UFOで町おこしを目指している、おかしな市なのです。

羽咋駅に到着

ここは、駅に着くと

このように、石でできた文字が出迎えてくれます。隣に「UFOのまち　羽咋見参」という看板もあります。
「撮影時のこころえ」表示に「あなたにとってなにが『ジャーン』なのかこころに唱えながら撮影してください」とありました。

そして

なにが、なにが、「ゴゴゴゴゴ」なのか……。

宇宙科学館コスモアイル羽咋へ

そしていよいよ羽咋の目玉施設を目指します。

宇宙科学館コスモアイル羽咋の外観 — たいへん立派なUFO型の建物が現れました。

宇宙科学館コスモアイル羽咋　トイレ — トイレの男女のマークが宇宙人だったり、様式も和式もいけたり

宇宙科学館コスモアイル羽咋　名誉館長室 — 名誉館長室にも、もちろん宇宙人。細部も凝っています。

ほ、本気だ！

NASAの特別協力で貸し出された本物のローバーや、実際に宇宙から帰還した旧ソビエトの帰還用宇宙カプセルなど貴重なものがたくさん展示されていました。
「しょせん地方の町おこし」とあなどってB級テイストを期待していたわたしは、深く反省しなければなりません。
とはいえ、ついついB級臭を探してしまう。

宇宙科学館コスモアイル羽咋で解剖される宇宙人の模型 — あった！　『ムー』チックな、解剖される宇宙人の模型の展示。

宇宙科学館コスモアイル羽咋のUFO目撃レポート — UFO目撃情報のデータベース化の試みも。これは来館者から集めた手書きの目撃情報記述ファイル。

羽咋の町はUFOと宇宙人だらけ

ユルキャラを超える、かわいいUFOみやげも見逃せません。

羽咋の町のお土産屋さん — この町には、UFOラーメンやUFOカレーなど、UFO食メニューを出している飲食店があります。

宇宙人パンのあるパン屋に行くも、人気で売り切れ。UFOや宇宙人を捕獲するのはたいへん……。
このほかにも

羽咋のUFOサブレ — 1時間近く深し歩いて、洋菓子店でやっとUFOサブレを手に入れました。

味のあるUFOや宇宙人達を求め、あっちへこっちへと歩き回りました。

帰りのバスの発車時間は、羽咋駅が最初の乗車地のために早くて20時でした。
乗ったらすぐに爆睡してしまい、トイレがある安心感からか、途中の停留場所でもほとんど目を覚まさず、はっと目が覚めたときには、もう新宿駅。
宇宙人に捕まって記憶を消されたかのような熟睡で、羽咋から東京へ戻って来ました。

宇宙科学館コスモアイル羽咋

石川県羽咋市鶴多町免田25　Google Map
0767-22-9888　8:30-17:00　火曜休館（7/20-8/31無休、祝日にあたるときはその翌平日）
大人　宇宙科学博物館400円　コスモシアター500円　博物館+シアター800円
小中学生　宇宙科学博物館200円　コスモシアター300円　博物館+シアター400円
Webサイト

※この記事はかとうちあき著「バスに乗ってどこまでも　安くても楽しい旅のすすめ」の内容に写真を加えて掲載しています。