ビル屋上でペンギンが舞う!? サンシャイン水族館“世界初”の「天空&草原のペンギン」展示内容が明らかに
ざっくり、こんな水族館
- 2つの「世界初」を含む、5つの新しい展示が登場!
- エサやりパフォーマンスも楽しめる
- 夜間のライトアップで幻想的な癒し空間に
『サンシャイン水族館』は、池袋サンシャインバスターミナルのある『サンシャインシティ』の中にある人気スポットです。
昨年秋より屋外エリア『マリンガーデン』の大幅リニューアルに入っていましたが、7月12日(水)より進化した新展示とともにリニューアルオープン。
今回は報道関係者向けに開かれたプレスプレビューに潜入し、いち早く内部の様子をお届けします!
『サンシャイン水族館』はワールドインポートマートビルの屋上にある、1978年開業の歴史ある水族館。
都会のビルの屋上とは思えない空・光・水・緑!
まずはワールドインポートマートビルの屋上まで移動。エレベーターの内部も、まるで海の中にいるようで気分が高まります。
大きな噴水がある、『サンシャイン水族館』のエントランスに到着!
取材の受付を済ませると、すでにテレビの取材班や雑誌のカメラマンなど、多くの報道関係者が入場待ちの列に並んでいました。しばし待った後、リニューアルされたばかりの屋外エリア『マリンガーデン』に案内されました。すると・・・
青々とした緑の向こうに、滝が流れています!ビルの屋上というロケーションもあって、空が広く抜けており、すがすがしい気持ちよさ。さっそく内部を見てまわってみます。
世界初!『天空のペンギン』&『草原のペンギン』
まずは世界初の展示方法である『天空のペンギン』を観に行きます。あ、ありました!ペンギンが空を泳いでいます!
幅が約12メートルという開放感のある水槽が、私たちの頭上までアーチを描くように広がっています。その中でゆうゆうと泳ぐのはケープペンギンたち。ぽってりしたお腹がかわいい~!
こうして頭上を見上げると、まるで空をペンギンが泳いでいるようですが、正面を見てみると・・・
今度は私たちが水中にいるような気持ちになります。しかも、水槽の向こうに見えるのは池袋のビル群。空のような水のような都会のような、ここでしか味わえない不思議な空間が広がります。
それにしても自由にのびのびと泳ぎまわるペンギンたちの気持ちよさそうなこと! 頭上から正面にいたるまで、目の前すべてが空のようになったこの水槽こそ、「世界初」のポイントなのだとか。
この水槽では、餌やりのパフォーマンス『ペンギン・ダイビングタイム』も開催されます。
陸上をポテポテと可愛らしく歩くケープペンギンが、飛ぶように水中を泳いで魚を捕る、本来の豪快な姿を見ることができます。
『天空のペンギン』イベント紹介
11:45~/15:45~(各10分)
次に向かったのが、ケープペンギンが本来暮らしている世界を屋上に再現したという『草原のペンギン』です。
先ほど見た、緑の小山のような施設がそのよう。早速近づいてみます。あ、いたいた!
ペンギンと言えば雪と氷の世界に住んでいるようなイメージがありますが、『サンシャイン水族館』にいるケープペンギンが住むのは、南アフリカのケープタウン。
砂浜が広がり、近くには草原があるような環境なのだそう。
幅約10メートル、約85平方メートルに広がる草原を再現。傾斜をものともせずに行き来するケープペンギンの軽やかな力強さをここでは見ることができます。
滝の音を背景に、ペンギンたちがのんびりしている様子を眺めていると心が癒されます・・・。
と、ここで、餌やりのパフォーマンス『ペンギン・フィーディングタイム』がちょうど始まりました! ここでも餌やりが見られるんですね。
飼育員さんが、パネルなどを使いながらケープペンギンの生態を説明してくれます。抱っこしているのは、子どものケープペンギン。大人と比べて、色がグレーがかっているのが特徴なのだとか。
腰に付けているペンギン模様のケースにどうやらエサが入っているようで、飼育員さんが来るとペンギンたちがみんな真剣な顔で集まってきていました。
ペンギンが本来暮らす環境をイメージした緑と水があふれるこの展示ですが、実はペンギンの排泄物は草を枯らしてしまうので、都会の屋上に再現するのは難しいとされてきたのだとか。
植物を取り替える手法を開発するなど、さまざまな工夫を重ねたからこそ完成した、世界初の展示スタイルなのです。
『草原のペンギン』イベント紹介
10:45~/13:30~(各10分)
餌やりのパフォーマンスは他にも!『天空パス』&『きらめきの泉』
よく見ると、ケープペンギンたちが泳ぐ『天空のペンギン』水槽から、ガーデンをぐるりと囲むような形で頭上に水の通路が延びています。
そんな私たちの頭の上で気ままに暮らすのは・・・
大きなモモイロペリカンです! 頭の上にいるので、いつもは決して見られないこんなアングルでの観察も可能。
真下からペリカンを見たのは人生初の体験です。
このモモイロペリカン、エサを食べるときには、約10リットルもの水を入れることができる喉袋を大きく膨らませ、長いくちばしで水中のエサを狙うのだとか。
その貴重な様子が見られるのが『ペリカン・フィーディングタイム』。1日2回、『天空のペンギン』水槽で公開されています。
『天空パス』イベント紹介
11:15~/15:00~(各10分)
次に、ガーデンの一角にある大きな水槽『きらめきの泉』のそばに近づいてみます。泳いでいるのは、アマゾン川に棲み、成長すると全長1メートルを超える大きさになるという魚、アロワナやドラド。
間近で見るとかなり大きい! 悠然と泳いでゆく姿に圧倒されます。
これらアロワナやドラドは、水上に茂る木々にとまった昆虫や小動物を獲ることでも知られているそう。
『アロワナ&ドラド・フィーディングタイム』では、水上のエサに向かってジャンプする、ダイナミックな姿が見られます。
『きらめきの泉』イベント紹介
13:15~/※土日祝16:15~(各10分)
カワウソの可愛さを堪能しつつ、カフェでひと息
ウッディな四角い水槽を見つけました。こちらは東南アジアの河川を中心に生息するコツメカワウソたちがいる『カワウソたちの水辺』。
内部は彼らの住む環境に近い、緑に覆われた陸地や、急流をイメージした水辺になっています。
中を見ていると、とにかくじっとしていることがありません。みんな活発!
愛くるしい表情を見ているだけで、あっという間に時間が過ぎていきます。
少しひと息つきたくなったので、お茶を飲みに行くことにしました。この『マリンガーデン』内には、南国のリゾートをイメージしたカフェ『カナロアカフェ』があります。
今回のリニューアルを記念した新メニューが登場したとのこと、早速オーダーしてみます。
右は、暑い夏にぴったりの冷凍フルーツが、ペンギン柄のカップに4~5種類入った『トロピカルフローズン』(税込500円)。
本日はパパイヤ、メロン、ピンクグレープフルーツ、レモンなどがたっぷり。
左の青く神秘的な色に輝くノンアルコールカクテルは、『天空のペンギンカクテル』(税込540円)。よく見ると中にペンギン型の青い氷が浮かんでいます。
ミントとライチをベースに、星形のナタデココが入った爽やかな味わい。暑い季節もミントの香りでスーッと身体が冷える気持ちのよいカクテルでした。
【閉店】カナロアカフェ
営業時間は『サンシャイン水族館』に準ずる
※フードメニューは11時より販売(土日祝・春夏冬休み・GWは除く)
夜間は、心癒される幻想的なライトアップも
今回ご紹介した『マリンガーデン』は、日没後には、光と水が織りなす幻想的な空間に変化します。
青と緑を基調に、水の揺らめきや浮遊感を表現したその様子は、とても幻想的。水槽が浮かび上がったり、滝が照らし出されたりと、夜ならではの美しい情景が見られます。
ちなみに、オリジナル商品が並ぶグッズショップ『ショップ アクアポケット』もあるので、ここならではのお土産も買えちゃいます。
シンボル的な存在である、ケープペンギンにちなんだグッズがずらり!
サンシャイン水族館
03-3989-3466 入場料金:大人2,200円
[夏季特別営業時間]
■7月12日~9月3日
平日 10:00~21:00 土日祝 9:00~21:00
※8月11日~8月16日 8:30~21:00
■9月4日~9月27日 10:00~21:00
※最終入場は終了1時間前です。
Webサイト
7月12日(水)のリニューアルオープンに先駆けたレポート、いかがでしたでしょうか?
池袋サンシャインバスターミナルを利用するときでも、スムーズに立ち寄れる注目のスポット。ぜひこの夏、足を運んでみてくださいね!
池袋サンシャインバスターミナル発着の高速バスで直行!
大阪や名古屋などからは、VIPライナーやウィラー、ユタカ交通、さくら観光バス、神姫バスなどが池袋までのバス便を運行しています。中でもサンシャインバスターミナルに到着するバス便なら、SKY CIRCUSサンシャイン60展望台と同じエリアなので、移動がすごく楽です。
池袋着のバスは、東北、北陸、中部、関西、中国地方から出ていて、バス便数も豊富です。7月の主な最安値は大阪、仙台からは1,600円、名古屋からは2,000円と格安です。
※2017年7月10日「夜行バス比較なび」調べ
池袋への高速バス・夜行バス
名古屋⇒池袋のバス便「バス比較なび」
仙台⇒池袋のバス便「バス比較なび」
その他の池袋到着のバス便「バス比較なび」
池袋⇒大阪のバス便「バス比較なび」
池袋⇒名古屋のバス便「バス比較なび」
池袋⇒仙台のバス便「バス比較なび」
その他の池袋出発のバス便「バス比較なび」
※本記事は、2017/07/11に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
木内アキ
旅好きライター 女性
北海道出身、東京在住。"オンナの自然で楽しい暮らし"をテーマに、雑紙やウェブで旅・人・雑貨の記事を手がける。旅の目覚めは小4のときの父娘欧州旅(ベルギー・オーストリア・スイス・フランス)がきっかけ。旅行の好みは国内外問わず、日本は47中40都道府県に訪問。もうひと息!目標は「きちんとした自由人」。執筆活動の傍ら、夫と共に少数民族の手仕事雑貨を扱うアトリエショップ『ノマディックラフト』を運営中。
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