宮崎と熊本を結ぶ宮崎交通「なんぷう号」乗車レポ! 車内設備や途中休憩、所要時間を徹底解説 | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

乗車体験記

宮崎と熊本を結ぶ宮崎交通「なんぷう号」乗車レポ! 車内設備や途中休憩、所要時間を徹底解説

今回は宮崎交通が運行する宮崎と熊本を結ぶ高速バス「なんぷう号」に実際に乗車してきました。車内の設備やシートの具合、途中休憩の様子などを解説しておりますので、なんぷう号を利用しようと検討している方はぜひご覧ください!

目次


高速バス「なんぷう号」の本数や所要時間・料金は?

九州産交バスと宮崎交通が共同運行するなんぷう号は、1日14往復、1時間ほどの間隔で宮崎~熊本間を運行しています。
※2023年6月現在は減便中で、1日10往復

所要時間は、宮崎駅~熊本駅間がだいたい3時間45分~50分。今回利用者の多かった人吉IC~熊本駅間だと1時間45分~2時間弱です。

料金は宮崎駅~熊本駅で4,720円、WEB割や往復割引・学割などを使えばもう少し安くなります。

※2023年6月現在

なんぷう号の運行便


なんぷう号に使われる車両

今回わたしが乗車したのは宮崎交通の車両です。

なんぷう号
なんぷう号
車両
車両

青のラインが入った白の車体。シンプルですが、前面とドアの部分に「なんぷう号」の電光表示板があります。同じく宮崎交通が運行するフェニックス号(宮崎~福岡)の高速バスでも同じ車両が使われていたので、バスのデザインだけでなく、路線の表示や乗り場をしっかりチェックして乗ったほうがいいですね。

ドア部分に電光掲示板
ドア部分に電光掲示板


車内の様子

シートも青を基調としたデザイン。リクライニングもできてゆったり過ごせます。

車両前方から見た車内
車両前方から見た車内
車両後方から見た車内
車両後方から見た車内

シート
シート

コンセントは窓側足元に2個。通路側のシートには付いていないので、窓側からコードを引いてくる必要があります。また、ペットボトルホルダーはありますが、フットレストはありません。車内ではフリーWi-Fiが使える場合も。

コンセント
コンセント
ペットボトルホルダー
ペットボトルホルダー

頭上にはエアコンとライト、洋服掛けがあります。荷物棚もあるので、預けるほどではないおみやげや小さい荷物も収納しておけます。

エアコン・車内灯
エアコン・車内灯
下車ボタン
下車ボタン

また車内前方にはモニターがあり、次のバス停や運賃が常時表示されています。アナウンスを聞き逃しても安心ですね。

モニター
モニター

トイレは車両の一番後ろにあり、広くて大きい鏡も付いています。高速バスに付いているトイレとしてはかなり充実してます。

車両後方にあるトイレ
車両後方にあるトイレ
トイレ内部
トイレ内部
大きな鏡付き
大きな鏡付き


宮崎発のなんぷう号に実際に乗車! 途中休憩は2回

今回わたしが乗車したのは、宮崎駅8:05発の熊本行きなんぷう号。なんぷう号は宮崎駅のC乗り場から発車します。すぐそばにローソンがあり、また宮崎駅もすぐ近くですので乗車前の買い物もしやすいです。

バスには発車10分前くらいから乗車できました。日曜日の朝早めの便で、宮崎駅からの乗車は4人。車内はかなり余裕のある状態で出発しました。

宮崎駅C乗り場
宮崎駅C乗り場
宮崎駅バス停前
宮崎駅バス停前

その後バスは宮交シティにも寄りましたが、こちらでは乗車なし。遅れることもなく定刻で宮崎市内を出ます。

宮交シティ乗り場
宮交シティ乗り場

高速をしばらく走り、都城北バス停に停車、その先の宮崎県小林市の霧島SAで1度目の休憩です。宮崎駅を出てから1度目の休憩までは1時間ちょっとです。霧島SAはわりとシンプルな造りで大きくはありませんが、鹿児島・宮崎・熊本のお土産が多数置かれていました。

15分の休憩をしてバスは再び出発。同じく宮崎県内の小林IC、えびのIC、熊本県の人吉ICを経由していきます。人吉ICでは10人近い乗車がありました。2023年6月現在、熊本~人吉を走るJR九州の肥薩線が2020年7月豪雨の影響で運休になっているため、高速バスの利用者が多いのかもしれません。

景色
景色
霧島SA
霧島SA

人吉ICを出たら、次の休憩ポイントである熊本県八代郡の宮原SAに到着。ここでも15分休憩があります。霧島SAより設備が充実していて出店もありました。

宮原SA
宮原SA

宮原SAを出発すると高速を降りて熊本市内へ。市内に入ると下車専用のバス停もあり、ちらほらと下車する方もいらっしゃいます。

熊本市内の風景
熊本市内の風景

わたしが降りたのは市街地の中心である「通町筋」。他にも10人ほどがここで下車していました。熊本駅は中心地から少し離れているため、降りるバス停を事前にチェックしておくのがおすすめです! 駅まで行くと、結局路面電車やバスで街中へ出ないといけない…ということにもなり得ます。

通町筋
通町筋
熊本・上通アーケード
熊本・上通アーケード

宮崎駅から熊本市街地までは約3時間半、途中で休憩が2回もあったので疲れることはありませんでした。3時間半で2回休憩があるバスってまあまあ珍しい気がします。


他の交通機関と比較

宮崎~熊本間の移動は基本的に高速バスが便利です。JRは先述の通り、肥薩線の熊本~人吉間や八代~吉松間が運休・不通になっているため、かなり大回りをしないといけません。

おすすめは今回紹介した「なんぷう号」か、宮崎~新八代駅間を高速バス「B&Sみやざき号」で移動し九州新幹線・JR鹿児島本線に乗り換えるルートもあります。

ちなみに特急列車と新幹線で行くこともできますが、運賃は11,000円以上、所要時間は3時間ほどかかるので、やはり「なんぷう号」が一番おすすめです。

B&Sみやざき
B&Sみやざき

九州で高速バスを利用するなら「SUNQパス」が便利! 今回紹介したなんぷう号だけでなく、九州で高速バスを利用するなら九州全体の高速バスが乗り放題になるおトクなきっぷ「SUNQパス」がとても便利です!

SUNQパスの詳細

利用可能エリアと日数によって4つの種類があり、観光する範囲による使い分けも可能。なんぷう号は「全九州(3日・4日両方)」と「南部九州」で利用できます。


宮崎~熊本間の移動にはなんぷう号が便利!

今回は、高速バス「なんぷう号」を紹介いたしました。初めての利用でしたが、休憩も多くコンセントもあり、快適に宮崎~熊本間を移動できました!

みなさんもぜひ、なんぷう号を利用してみてください。

※バス比較なび上では、異なる運行会社のバス便も含みます。運行会社は予約時にご確認ください

※取材協力/宮崎交通

※本記事は、2023/06/28に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    Goomba

    ライター 20代 / 男性

    寒いところが好き

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