水曜どうでしょう「サイコロ1」の聖地は今どうなっている?【松山編】 | 高速バス・夜行バスの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

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水曜どうでしょう「サイコロ1」の聖地は今どうなっている?【松山編】

2019年10月で、「水曜どうでしょう」の初回放送から23年が経過します。番組初回に放送された「サイコロの旅1」。23年の時間が経過すると、「サイコロ1」で訪れた場所は今、どうなっているのでしょうか? 前回の東京編に引き続き、今回は【松山編】をお伝えします。

「サイコロ1」の中でも、バスとりっぷならではの視点で、1996年に初めて深夜バスに乗車して訪れた愛媛県松山市・道後温泉までの行程を中心に振り返っています。

「サイコロ1」で登場した高速バスはどれだけあり、どれほどが今も運行しているのでしょうか?

時計の針を、東京から松山へと向かう「オレンジライナー」乗車時まで、巻き戻してみましょう。


「オレンジライナー」の現在

オレンジライナーの最後列に乗車すると、乗車して30分で出演者の鈴井貴之さん(のちの「ミスター」)は、「弱音吐いちゃおかな」と言い出します。

するとすぐそのあとのシ-ンは、それから10時間以上が経過した1996年9月13日(金)A.M.5:30。

休憩地の高松自動車道 豊浜S・A。

乗車前に楽しみにしていた「瀬戸大橋」を見逃したことが伝えられます…。


オレンジライナーは、運行する伊予鉄バスでは「オレンジライナーえひめ」と称され、松山~新宿の他に、名古屋・大阪との間でも運行されています。

現在、新宿~松山は、新東名高速道路経由で西進しますが、2014年10月までは中央自動車道を経由していました。

よって乗車後に一瞬映る車窓も、中央自動車道のものかと思いますが、現在は残念ながら「オレンジライナーえひめ」に乗車しても、同じ車窓は見られませんね。


現在、新宿~松山の「オレンジライナーえひめ」は、伊予鉄バスと西東京バスが共同運行しています。収録当時は、伊予鉄バスと京王帝都電鉄との共同運行でした。どうでしょう班が乗車したのは伊予鉄バスの運行便でした。

伊予鉄バスの車両外観(旧塗装)
乗車当時もカラーリングはこの旧塗装(撮影:須田浩司)
伊予鉄バス「オレンジライナーえひめ」新塗装
現在の「オレンジライナーえひめ」(撮影:須田浩司)

現在の伊予鉄バス運行「オレンジライナーえひめ」は、シートの色も当時とは異なりますが、3列独立シートでフットレスト・レッグレスト完備。座席のリクライニングは最大約140度ある快適仕様です。

伊予鉄バス「オレンジライナーえひめ」3列独立シート
3列独立シート(撮影:須田浩司)
伊予鉄バス「オレンジライナーえひめ」フルリクライニング時
フルリクライニング時(撮影:須田浩司)


松山・道後温泉に到着

朝7:55、高速バス到着後は、雨の降る愛媛県松山市の「道後温泉本館」前から撮影スタート。

道後温泉本館
道後温泉本館(撮影:須田浩司)

どうでしょう班が訪れる2年前の1994年12月に重要文化財指定を受けた「道後温泉本館」。

2019年1月からは営業しながらの保存修理工事が続いています。

道後温泉本館

愛媛県松山市道後湯之町5番6号 Google Map
089-921-5141 06:00〜23:00(札止22:30)※工事中、営業時間短縮の場合あり
Webサイト


道後温泉本館で「ひとっ風呂」ということで、本館の中に向かっていきますが、そこでミスターが荷物を忘れていることに気づき、大泉洋さんも慌てて荷物に駆け寄ります。


カメラからふたりが消えたところで「タッ、タッ、タッ、タッ、ズズッ、ビチャン!」という音が響きます。


細い側溝のフタである金網あたりで、大泉洋さんが滑って転んでしまっていました…。


Googleマップのストリートビューで見るとわかりますが、「写ルンです」の自動販売機は存在しないものの、現在もその金網のフタは存在しているようです。


ちなみに、どうでしょう班が高速バスを降車したのは「道後温泉」の高速バス停と思われます。

道後温泉バス停から道後温泉本館までは300mほどの距離。しかしその間は道後商店街(道後ハイカラ通り)のアーケードが続いており、雨に濡れずにたどり着けたのではと思います。

(地図が表示されていない方は、こちら


松山に関する2つの間違い

道後温泉本館でのひとっ風呂を終え、どうでしょう班はサイコロ第2投を迎えます。提示された選択肢はこちら。

1.夢の直行便→札幌
2.ふぐが食べたい!→下関(山口)
3.ふりだしに戻る→オレンジライナー新宿行
4.魅惑のアイランド→小豆島(香川)
5.同じ島でもこれは遠いぞ→鹿児島
6.謎のまち→臼杵(大分)

第2投目でも「オレンジライナー」の選択肢が提示されていたのですね。

どうでしょう藩士ならおわかりのとおり、そこで出たのは「6.謎のまち→臼杵(大分)」。

この時もミスターがコロコロとアンダースローでサイコロを振っており、ダメ人間の片鱗を見せていました。


第2投目の場所を映像で見ると、人の少ない曜日・時間帯であったためか、小さな交差点の真ん中で撮影しており、背景には隣り合う「巴堂」と「酔古堂」の2軒が見受けられます。


しかし、Googleマップを見てみると…

※わかりやすいように「ポエム道後湯之町店」を選択したマップを表示しています

(地図が表示されていない方は、こちら

巴堂と酔古堂が道を挟んで向かい合うかのような表示がされており、水曜どうでしょうの映像と異なります。


しかし実際には、以下の並びが正しいようです。

※店名は「道後ハイカラ通り」のMAP掲載名より

(地図が表示されていない方は、こちら

Googleマップの表示に、誤りがあるようです。


巴堂本舗

和菓子 / 松山市 / 道後温泉、道後公園、南町
住所
松山市道後湯之町13-7
TEL.
089-941-3452
予算
朝昼~¥999
営業時間
8:00~22:00
定休日
水曜日定休
データ提供:食べログ


また、サイコロ第2投目後は、「松山市駅で特急宇和海に乗車」のような放送がされています。

しかし、特急宇和海はJR四国の運行であり、「松山市駅」は伊予鉄道の駅であることから、このテロップは誤りで、実際にはJR松山駅から乗車していたようです。

ちなみに伊予鉄道「松山市駅」とJR「松山駅」は、1km以上離れていますが、JR「松山駅」とロータリーを挟んだ場所には伊予鉄道の「JR松山駅前電停」というのがあるのですね…。

(地図が表示されていない方は、こちら

伊予鉄道の路面電車
伊予鉄道の路面電車は松山市民や観光客の大切な「足」(撮影:須田浩司)

それにしても道後温泉本館前の撮影が午前7:55で、ひとっ風呂浴びて、巴堂の前あたりで2投目のサイコロを振り、9:00発の特急宇和海に乗車しているわけですが、現在でも2投目の場所からJR松山駅まで、車で20分前後、電車で27分かかるようです。

本当に「ひとっ風呂」の時間しか与えられていなかったようですね…。


特急宇和海に乗車。その後とまとめ

特急宇和海に乗車後は八幡浜駅に向かい、宇和島運輸フェリーで臼杵市へ。

その後、特急にちりんで小倉駅、山陽新幹線で新大阪駅、寝台急行きたぐにで新潟と列車移動が続き、最後は新潟港からフェリーで18時間かけて小樽港にゴールしました。

その間にサイコロの目で明確に高速バスが選択肢として挙げられていたのは4投中に3回。何度も深夜バス乗車の可能性がありました。

・3投目(臼杵)の「2.」
深夜バス「ぶんご号」→名古屋


… 名古屋鉄道(現.名鉄バス)・大分バス・大分交通・亀の井バスの4社共同運行。大分市から名古屋の名鉄バスセンターの間を結んでいたが、2016年に運行休止
・4投目(小倉)の「3.」
深夜バス「げんかい号」→名古屋


…「玄海号」の表記が一般的。名古屋鉄道(現.名鉄バス)と西日本鉄道との共同運行。熊本県荒尾市から福岡県大牟田市・八女市・久留米市・北九州市を経て、名鉄バスセンターとの間を結んでいたが、サイコロ1放送翌年の1997年に路線廃止。その後は同2社で、博多・小倉と名鉄バスセンター間を「どんたく号」が運行している 「どんたく号」乗車記
・5投目(新大阪)の「3.」
深夜バス「アルペン」23:00発→長野


…アルピコ交通が運行する大阪から長野駅前を結ぶ高速バス。かつては阪急バスも運行しており、阪急バスの運行する大阪と長野県の各都市を結ぶ路線は「アルペン●●号」と称されていた。2001年からは昼行便も運行されている現役路線 現在の時刻表

以上のように現在では3分の1しか運行していません。

しかし、第1投目の選択肢として挙げられた6つの深夜バスの内、5本は現役でしたので、合わせると9分の6は現役という結果になりました。

23年経った今でも、水曜どうでしょう「サイコロ1」ゆかりの高速バスには、ほとんど乗れるということですね。

「サイコロ1」撮影当時のことに思いを馳せながら、高速バスで水曜どうでしょう聖地巡礼の旅を楽しんでみては、いかがでしょうか。


現在も運行! 「サイコロ1」ゆかりの高速バスまとめ


ラ・フォーレ(東京~青森)
乗車記 現在の時刻表


We ライナー(仙台~新潟)
乗車記(逆区間) 現在の時刻表


オレンジライナー(東京~松山)
乗車記(逆区間) 現在の時刻表


らくちん(東京~盛岡)
現在の時刻表


エアポートリムジン(六本木~羽田)
現在の時刻表


アルペン(大阪~長野)
現在の時刻表

※本記事は、2019/07/30に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

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    バスとりっぷ編集部

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