東京から直島へアクセスするなら岡山経由? 香川経由? 新幹線や飛行機、高速バスの時間や料金を徹底比較 | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

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東京から直島へアクセスするなら岡山経由? 香川経由? 新幹線や飛行機、高速バスの時間や料金を徹底比較

アートの島として名高い瀬戸内海に浮かぶ香川県の直島。東京から向かうなら岡山経由のルートと香川・高松経由のルートがあります。どんなルートが便利なのか、飛行機や新幹線、高速バスでのアクセス時間や料金を比較してみました。

  • 2019.03.26(更新:2024.01.04)
  • papico


ざっくり、こんな比較ポイント

  • 東京から香川・直島へ、ラクでお得な移動手段を検証
  • 新幹線、飛行機、夜行バスの岡山経由・香川経由の5つのルートを全比較
  • 各乗り物のメリット・デメリットは?

直島.jpg


東京から香川県の直島へ! アクセス方法別の時間・料金・快適性を比較

草間彌生さん作の「赤カボチャ」「黄カボチャ」をはじめとして、素敵なアート作品が島のあちこちに見られる直島。アート作品自体も素晴らしいですが、緑豊かな山や森の木々、透明度が高く波のおだやかな瀬戸内の海など、美しい自然と一緒にアートを楽しめるのも直島の大きな魅力です。

直島のかぼちゃ
Andrew TanによるPixabayの画像

そして、3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭。開催中は、その期間しか見ることのできないアート作品もあります。

直島は香川県に属する島ですが、岡山県からも近いため、香川県と岡山県どちらからもアクセスすることができます。
そのため、まずは東京から岡山県経由のアクセスルート、次いで香川県経由での直島へのアクセスルートを交通手段別に紹介します。移動時間や費用などを比較して自分に合ったアクセス方法を見つけてくださいね!


岡山・香川(高松)から直島へのアクセス比較まとめ

結果を一言でまとめると、

・寄り道しながらのんびり旅行をするなら岡山行きの新幹線!
・一番移動時間が短いのは香川(高松)行きの飛行機!
・一番安いのは岡山行きの高速バス!
・一番乗り換え回数が少なくてラクなのは香川(高松)行き高速バス!

個人的に一番おすすめなのは、費用が安く、そして何より朝早く直島に到着できるという大きなメリットがある香川行きの高速バスです!
直島で観光客が一番多く訪れる地中美術館などは、週末はとても混雑するため午前中など早めの時間帯に行けると比較的スムーズに楽しめますよ。

目次

東京から岡山経由で直島へアクセス
新幹線
飛行機
高速バス

東京から香川(高松)経由で直島へアクセス
飛行機
高速バス


東京から新幹線(岡山経由)で直島へアクセス

ルート:東京駅~(新幹線)~岡山駅~(JR瀬戸大橋線)~宇野駅~(徒歩)~宇野港~(フェリー)~直島
所要時間:約5時間
乗り換え:2回
料金:18,660円(17,770円+590円+300円)

※新幹線料金は通常期・指定席利用

岡山駅から電車で宇野港へ行く場合、宇野駅から宇野港まで徒歩10分ほどかかります。
宇野港から直島へのフェリーは、宮浦港行きと本村港行きがあります。宿泊施設の場所や旅のプランに合わせて行き先を選べます。

フェリー(宮浦港行き):約20分 300円
旅客船(宮浦港行き) :約15分 300円
旅客船(本村港行き) :約20分 300円

※2024年1月調べ

岡山駅経由の新幹線のメリット
・席が広く、乗り心地が良い
・途中下車が可能
・本数が多い
・事前予約なしでも利用しやすい

岡山駅経由の新幹線のデメリット
・午前中に岡山に到着するには、早朝に東京駅を出発しなければいけない
・乗り換えが必要
・高速バスに比べ費用が高い

岡山経由の新幹線はこんな時におすすめ

新幹線は予算に余裕がある人におすすめです。
料金は高いですが、東京駅から乗り換えなしで岡山駅まで行けますし、高速バスや飛行機に比べて座席がゆったりしていて疲れにくく、移動時間も快適に楽しめます。他のアクセス方法に比べて予約なしで利用しやすいのも魅力です。途中下車もできるので寄り道しながらのんびり旅行したい時にもおすすめですよ。

ただ、1日を無駄にしないために午前中に岡山駅到着を目指すには、東京駅を早朝に出発しなければいけないため、朝が弱い人は注意しましょう。


東京から飛行機(岡山経由)で直島へアクセス

ルート:東京駅~(JR)~品川駅~(京急線)~羽田空港~(飛行機)~岡山空港~(リムジンバス)~岡山駅~(JR瀬戸大橋線)~宇野駅~(徒歩)~宇野港~(フェリー)~直島
所要時間:約5時間
乗り換え:4回
料金:17,710円(510円+15,530円+780円+590円+300円)

岡山駅から電車で宇野港へ行く場合、宇野駅から宇野港まで徒歩10分ほどかかります。
宇野港から直島へのフェリーは、宮浦港行きと本村港行きがあります。宿泊施設の場所や旅のプランに合わせて行き先を選択できます。

フェリー(宮浦港行き):約20分 300円
旅客船(宮浦港行き) :約15分 300円
旅客船(本村港行き) :約20分 300円

※2024年1月調べ

岡山空港経由の飛行機のメリット
・新幹線よりも移動時間が短い
・先得など割引を利用すれば費用を抑えられる

岡山空港経由の飛行機のデメリット
・高速バスに比べて費用が高い
・天候などにより遅延・欠航になることがある
・岡山空港から岡山駅までの移動など乗り換えが多く、乗り継ぎにも時間がかかる

岡山経由の飛行機はこんな時におすすめ

飛行機は移動時間が短いですが、乗り換えが多くなります。
便によっては早めに予約するとお得に購入できるものもあるので、上手に活用してみてください。ただし、ゴールデンウィークや夏休みなどの観光シーズンや直前予約は価格が高くなりやすいので、注意しましょう。また、経由地が多くなるので、電車や路線バスの乗り換えは事前に発着時刻を調べておきましょう。


東京から高速バス(岡山経由)で直島へアクセス

ルート:東京駅~(高速バス)~岡山駅~(JR瀬戸大橋線)~宇野駅~(徒歩)~宇野港~(フェリー)~直島
所要時間:約12時間
乗り換え:2回
料金:5,290円(4,400円+590円+300円)

岡山駅から電車で宇野港へ行く場合、宇野駅から宇野港まで徒歩10分ほどかかります。
宇野港から直島へのフェリーは、宮浦港行きと本村港行きがあります。宿泊施設の場所や旅のプランに合わせて行き先を選択できます。

フェリー(宮浦港行き):約20分 300円
旅客船(宮浦港行き) :約15分 300円
旅客船(本村港行き) :約20分 300円

※2024年1月調べ

岡山駅経由の高速バスのメリット
・費用が一番安い
・夜間移動で、時間を有効に使える

岡山駅経由の高速バスのデメリット
・移動時間が長く、疲れやすい
・道路状況によって到着時刻が変動する可能性がある
・本数が少ない

岡山経由の高速バスはこんな時におすすめ

高速バスは交通費が安く抑えられることが大きなメリットです。バスは飛行機や新幹線に比べて移動時間は長いですが、高速バスなら夜間に移動し、寝ている間に目的地に到着し、早朝から行動できるので1日を有効に使うことができますよね。

ただ、移動中に眠れるとはいえ完全に横になる姿勢が取れないため、バス移動は疲れがたまりがち。そこで、快適に過ごせるようバス選びを工夫してみるのがおすすめです。バスによっては1人あたりのスペースが比較的広く、大きくリクライニングできるタイプや、3列独立のシートで隣の人を気にせず過ごせるタイプのものなどがありますので、自分に合ったタイプを探してみましょう。

東京から飛行機(高松経由)で直島へアクセス

ルート:東京駅~(JR)~品川駅~(京急線)~羽田空港~(飛行機)~高松空港~(リムジンバス)~高松駅~(徒歩)~高松港~(フェリー)~直島
所要時間:約4時間30分
乗り換え:4回
料金:16,340円(510円+14,310円+1,000円+520円)

※2024年1月調べ

高松駅から高松港までは徒歩10分ほどです。高松港から直島へのフェリーは、宮浦港行きのみです。

高松空港経由の飛行機のメリット
・移動時間が短い
・先得など割引を利用すれば費用を抑えられる
※成田空港~高松空港路線はLCCのJetstarも運行しているため、日にちによっては高速バスほどの価格でチケットを購入できる

高松空港経由の飛行機のデメリット
・費用が一番高い
・天候などにより遅延・欠航になることがある
・高松経由の高速バスと比べて乗り換えが多い

高松空港経由の飛行機はこんな時におすすめ

最も移動時間が短いため、疲れにくいのが大きなメリットです。
また、先得チケットなど早めに予約することでお得に利用することも可能です。特に、成田空港~高松空港路線は、LCCのJetstarも運行しているため、日にちによっては高速バスほどの価格でチケットを購入することができます。

ただ、格安チケットの場合は天候不良などで飛行機が欠航になっても、チケットの払い戻しができない場合があります。こういったリスクも十分に調べた上で利用しましょう。


東京から高速バス(高松経由)で直島へアクセス

ルート:東京駅~(高速バス)~高松駅~(徒歩)~高松港~(フェリー)~直島
所要時間:約12時間30分
乗り換え:2回
料金:8,420円(7,900円+520円)

※2024年1月調べ

高松駅から高松港までは徒歩10分ほどです。高松港から直島へのフェリーは、宮浦港行きのみです。

高松駅経由の高速バスのメリット
・港まで唯一乗り換えがいらない
・費用が安い
・夜間移動で、時間を有効に使える

高松駅経由の高速バスのデメリット
・移動時間が長く、疲れやすい
・道路状況によって到着時刻が変動する可能性がある
・本数が少ない

高松駅経由の高速バスはこんな時におすすめ

高速バスは交通費が安く抑えられます。さらに、このルートは、港まで唯一乗り換えなしで移動できるのは大きなポイントです。
バスの乗車時間は岡山駅経由よりも長く、疲れやすさが増すかもしれませんが、そこさえ我慢すればあとはラク。バスを降りてから10分も歩けばあっという間に高松港に到着です。
バスの到着時間によってはそのまま朝一番のフェリーに乗ることができるので、効率よく直島巡りができますよ!


自分の体力面も考慮して、無理せず楽しい旅行にしてくださいね!

※本記事は、2019/03/26に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    papico

    旅行ライター 30代 / 女性

    旅行ライターとして活動中。特に離島が大好きで、今まで訪れた国内の有人島は45島。まだ見ぬ島との出会いを妄想することが生きがい。

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