一番座席数が少ないのは豪華バスの◯◯！ 座席数が一番多い高速バス車両は？
高速バスには座席間や足元のスペースにゆとりがある車両や、座席数が多い代わりに運賃がリーズナブルな車両までさまざまあります。日本で運行している車両の中で、一番座席数が少ない、または多い車両はどのくらい違いがあるのでしょう？ 調べてみました！
- 2022.01.13（更新：2022.01.20）
- バスとりっぷ編集部
座席数が一番少ないのは豪華バス「ドリームスリーパー」
現在運行されている高速バス車両の中で、一番座席数が少ないのは「ドリームスリーパー」です。車両は三菱ふそう・エアロクイーンで、座席数は全11席！ 両備バス・関東バスが共同運行する「東京～大阪線」と中国バスが運行する「東京～広島・福山線」があります。
座席配置は横2席・縦6列から、お手洗い分の1席を除いて合計11席です。座席は扉付きの完全個室型になっているので、11席というよりも11室ですね。
一般的な4列シートの車両は、横4席・縦10～11列の合計40～45席（補助席を含まない）。それと比較すると、かなり広々とした配置です。ざっくり計算すると、ドリームスリーパーでは4席分の座席を1室で使用しているということになり、かなり贅沢！
ドリームスリーパー
一番多い座席数は名鉄バスの65人乗り車両
※一部、内容を変更・修正しました（1月20日更新）
高速道路を走るバスの中で一番座席数が多いのは、名鉄バスが運行している65人乗りの三菱ふそう・エアロエース。2019年に「名古屋～長島温泉線」で採用されました。65席の内訳は、横4席・縦13列（最後部は5席）プラス補助席が12席あります。
以下は、しずてつジャストラインの「富士山静岡空港静岡線」で導入されている同車両です。座席数は名鉄バスよりも補助席が1席少ない64席ですが、それ以外の座席配置は同じです。
この座席数はシートを薄く軽量化したことで実現しました。
シートの厚みをなくしたことで、実は縦12列の60人乗りバスよりも足元は1.8センチほど広くなっている、というから驚きです！
シートは財布に入れられるカードと同じくらいの薄さ。
長距離路線のドリームスリーパーと、運行時間が1時間程度の近距離路線では、座席数にかなり違いがあることがわかります。今後もっと座席数が少ない、あるいは多い高速バス車両が登場するのか気になりますね…！
※本記事は、2022/01/13に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
バスとりっぷ編集部
なかのひと
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