レザー調の高級感あるシートの乗り心地は? 桜交通の夜行バス「リラックス3」乗車記 | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

乗車体験記

レザー調の高級感あるシートの乗り心地は? 桜交通の夜行バス「リラックス3」乗車記

桜交通が運行する高速バスに乗って、難波~郡山間を移動してきました! 今回乗車したバスは「リラックス3」という3列独立シート。シートの乗り心地やバス内設備などをご紹介していきます!

ざっくり、こんなバス

  • 隣の人が気にならない、カーテン付き3列独立シート
  • トイレ付きで長距離移動でも安心
  • USBポートを完備


「リラックス3」の車内設備

さっそく車内を見ていきましょう!

足元にライトがついてありがたい階段を上ると、ずらりと並ぶ3列独立シート。華やかな赤いシートが特徴的ですね。

座席は3列独立シート
座席は3列独立シート

乗車するシートは「10C」。窓際席の最後列でした。

席番号は肘掛けに表示
席番号は肘掛けに表示

シート周りには、座席間を仕切るプライベートカーテンが備え付けられています。

各シートに備え付けられたカーテン
各シートに備え付けられたカーテン

カーテンを閉めてしまえば、ちょっとした個室状態に。同路線の乗車時間は約12時間。周りの目を気にせず思い切りくつろげるのがありがたいです!

カーテンを閉めた状態のシート
カーテンを閉めた状態のシート

シートの最大リクライニング角度は140度です。

ちなみに「10C」は最後例なのでリクライニングも気兼ねなく倒せました。桜交通のバスはオプション料金で座席指定ができるので、空きがあれば最後列を指定するのもいいかもしれません。

横から見たシート。レザー調というのは高速バスのシートには珍しいタイプのような。どことなく高級感が漂っています。

真っ赤なレザー調が珍しいシート
真っ赤なレザー調が珍しいシート

安眠したい人には欠かせないミニピローには「さくら高速バス」の文字がプリントされています。

座席に備え付けられているミニピロー
座席に備え付けられているミニピロー

こちらは寒い時期にはありがたいブランケット。きちんとパッケージされているので、清潔感を感じますね。

個包装されたブランケット
個包装されたブランケット

肘掛けにはサイドデスクが収納されています。寝る前にメイクを落としたりコンタクトレンズを外したり、細々とした作業をするときに便利です。

使いどころが多いサイドデスク
使いどころが多いサイドデスク

前ポケットにはさくら高速バスの案内冊子が入っていました。Wi-Fiが完備されており、接続パスワードはこの冊子に記載されています。

※さくら高速バスのWi-Fiサービスは2021年4月30日をもって終了

Wi-Fiのパスワードが載っている冊子は必見です
Wi-Fiのパスワードが載っている冊子は必見です

足元もチェックしましょう! 靴を脱いで足をのびのび伸ばせるフットレストと、ペットボトルを収納できるドリンクホルダーが完備されています。

フットレストとドリンクホルダー
フットレストとドリンクホルダー

USB充電もあります。

充電器を忘れても安心のUSBポート充電
充電器を忘れても安心のUSBポート充電

バス車内の中央にはトイレも設置されています。途中、サービスエリアで休憩は取れますが、やはり車内にトイレがあるといざというときの安心感が違います!

トイレの入り口
トイレの入り口
トイレ内は明るく清潔感あり
トイレ内は明るく清潔感あり

また、トイレ近くにはお湯が出るポイントもありました。コップとティーバッグまで用意されているのは珍しいです。心遣いを感じますね!

お湯とティーバッグのサービス
お湯とティーバッグのサービス


大阪・難波~郡山間のバス旅

今回は大阪(難波)のバス乗り場から郡山まで移動しました。

難波でさくら高速バスに乗車する際は、まず受付場所に向かいます。係の方に自分が乗車するバスを伝えると、案内時間が知らされるシステムになっています。

分かりやすい外観の受付場所
分かりやすい外観の受付場所

さて、受付場所内にあるスペースでバスを待っていると、いよいよバスが到着。

係の方がバスが停車している場所まで案内してくれるので、乗り場がどこかわからなくても安心。

係員の方がバス乗り場まで案内してくれます
係員の方がバス乗り場まで案内してくれます


「リラックス3」の乗り心地は?

バスは時間通り、19:20に出発しました。始発の難波を出発後、梅田と京都を経由してお客さんをピックアップ。目的地である郡山・仙台へと向かうルートになっています。

最後の乗車地である京都は、21:15に出発。お客さんが揃ったタイミングで、シートベルト着用についてや、各降り場の到着時刻などがアナウンスされます。

21:50頃には滋賀県の草津PAに到着し、1回目の休憩に。

1回目の休憩地「草津PA」
1回目の休憩地「草津PA」

1回目の休憩が終わると消灯。深夜帯や早朝にも休憩時間はあるのですが、その際にはアナウンスがないため、メイクを落としたり服を着替えたいという方はこのタイミングで済ませておくことをおすすめします。

草津PAにはトイレだけでなく、コンビニやお土産屋さんもあります。食べ物やトラベル用品を購入したい場合には便利です。

PA内にある「セブンイレブン」
PA内にある「セブンイレブン」

ちなみに、出発時間はバス前方に表示されているので、休憩前に確認しておきましょう。

出発時間はバスの運行状況により変わります
出発時間はバスの運行状況により変わります

休憩を終えたところで寝る体勢へ。リクライニングを倒し、足を伸ばして目を閉じると、あまりのリラックス空間のためすぐに寝てしまいました……!

目覚めると早朝5:15。新潟県の黒崎PAでの休憩時間の最中でした。

身体を痛めることもなくスッキリ目覚めることができたので、二度寝することなく郡山駅に到着。到着時間は7:30と時間通りでした。その後、バスは仙台駅へと向かいました。

目的地である郡山駅に到着
目的地である郡山駅に到着

仙台・郡山発の便でも乗降地は同じで、郡山駅東口・仙台駅東口→難波・ヨドバシ梅田タワーバスターミナル・京都駅八条口の順番で発着します。


まとめ

今回乗車した「リラックス3」は、その名の通り身体を伸ばしてリラックスできる空間でした。

高速バスというと、なかなか寝付けなかったり深夜に目覚めてしまったりということがありがち。ですが、リクライニングやプライベートカーテンのおかげで熟睡できました!

大阪~郡山・仙台間という長距離を、リーズナブルかつ安眠しながら移動したいという方にはおすすめですよ!

※取材協力/桜交通


※本記事は、2019/12/13に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    つちだ四郎

    ライター 20代 / 女性

    関西在住。北海道から沖縄まで、ライブがある限りバンドを追いかけています。しっかりとしたライターを目指してこつこつ活動してます。

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