別府ご当地グルメの定番「とり天」と名物「別府冷麺」が美味しすぎる!
ざっくり、こんな移動
- とり天発祥の店の創業者は天皇の料理番
- 和風だしで食べる別府冷麺
- 名物グルメはお弁当でもいただける!?
高速バスで福岡から大分の「別府温泉」にやってきました。
大分マリーンパレス水族館「うみたまご」でセイウチショーを見学
「うみたまご」で海の動物たちと触れ合った後は、別府名物「とり天」と「別府冷麺」を食べに行きます。
とり天発祥の店「東洋軒」は絶品中華の店
別府のご当地グルメといえば「とり天」と聞き、その正体を探りに発祥の店「東洋軒」を訪問しました。
こちらは、天皇の料理番をしていた宮本四郎さんが、大正15年に本格レストランとして創業した老舗です。
創業当初は洋食屋でしたが、時代の変化とともに中華料理へ移行したという東洋軒。
平日にも関わらず、席はほぼ満席です。
「本家とり天定食」(1,350円)もありますが、メニューが80種類と豊富なのでいろいろ食べてみようと単品で注文しました。気に入ったのは素炒汁錦(五目野菜炒め)。
優しい味付け、シャキシャキ感がたまりません!
とり天は昭和初期に「鶏ノカマボコ天麩羅」という名前でメニュー化。
歯ごたえのある地鶏を美味しく食べてもらうため、そぎ切りし、下味をつけて揚げたのが始まりだそう。
からしや酢醤油で食べるのは、中華料理の発想からきているんですね。
サクッ、フワッ、ジューシー! 家庭で出てくるような優しい味がします。とり天は、お持ち帰り(770円)もできます。
この後、人気だという麺類も食べたかったのですが、グッと我慢。
もうひとつの別府ご当地グルメ「別府冷麺」を求めて移動します。
東洋軒
別府冷麺は和風だしの優しい味わい
別府のもうひとつのご当地グルメ「別府冷麺」を求め、別府駅から徒歩3分ほどの「焼肉・冷麺 アリラン」を訪ねました。昭和25年創業、別府冷麺発祥のお店です。
現在は九州産の黒毛和牛が目玉の焼肉店。某グルメサイトでも高評価を得ています。
店内に漂う焼肉のいい香りに誘われ、上カルビと特選マクミ(ハラミ)の特上盛り合わせを注文。
脂ののった上質な牛肉は、煙の出ないロースターで適度に脂が落とされ、最高の状態。エンドレスで食べられます。
〆は待望の別府冷麺。中は720円、大は870円。一般的な一人前は中サイズとのこと。こちらを注文。
見た目は、朝鮮半島で食べられている冷麺と同じですが、口に運ぶと香りが全く違います!
お店の方に聞いたら、
「朝鮮は牛骨でスープを取るけど、別府冷麺は昆布やいりこなどでダシを取ります。戦後、満州から引き上げてきた先代が、うどん・そば文化の日本人が食べやすいように和風ダシにしたのが始まりです」
とのこと。
市内には別府冷麺のお店が何軒もありますが、別府冷麺=和風ダシのスープが一般的です。
別府冷麺は和風の優しい味わいで、お肉を食べた後でもツルツルと食べられます。すでに満腹でしたが、「この冷麺なら大でよかったかも…」と思うほどでした。
注文を受けてから打つ中太麺も、適度なコシがあって最高でした。
焼肉・冷麺 アリラン
別府では普通?とり天弁当
別府グルメを堪能する時間がなかった人には、地元で人気のお弁当屋で、別府駅前にある「別府デカ弁本舗」がオススメ。モモ肉を使ったとり天はとてもジューシーで、冷めてもやわらかいのが特徴です。
とり天弁当は650円。単品のとり天は440円。23時まで営業していて、別府北浜のバス停から徒歩2分ほど。
とり天をつまみに、一杯飲みながら帰るのもいいですね!
別府北浜のバス停からは、この通りをまっすぐ行けば別府駅に行けます。
別府デカ弁本舗は、右手側にあります。
別府デカ弁本舗
別府で食べておくべきご当地グルメ「とり天」「別府冷麺」いかがしたか?
次回は別府の宿・ホテルをご紹介します!
別府温泉の老舗「杉乃井ホテル」の大展望露天風呂がすごいスケール感!
※本記事は、2016/03/07に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
田端慶子
ディレクター/ライター 30代 / 女性
生まれ育った福岡を拠点に、フリーランスで活動。高校2年の時にニュージーランドでホームステイをしたのをきっかけに海外に興味を持ち、大学生の時にはフランス、ベルギーへ一人旅を敢行。様々な国を旅する中で、日本、とりわけ九州の素晴らしさを再認識した。理想の永住地は福岡orプラハ。
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