その手があったか! 12時間の移動でも快適に過ごせる裏ワザとは? 近鉄バス「あそ☆くま号」乗車記 | 高速バス・夜行バスの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

乗車体験記

その手があったか! 12時間の移動でも快適に過ごせる裏ワザとは? 近鉄バス「あそ☆くま号」乗車記

関西(京都、大阪)~熊本を毎日運行する夜行バス「あそ☆くま号」。4列シートで12時間なのに連日大人気の理由とは? 繁忙期でも1万円以下のハイコスパなのに、乗り心地もいいってホント? 詳しい車内設備は? 快適に乗るコツは? などなど、まるっと乗車レポート形式でお届けします!

おすすめポイント

  • 関西~熊本を毎日運行、「あそ☆くま号」の人気の秘密は?
  • 驚きのハイコスパ! 繁忙期でも1万円以下
  • トイレ・コンセント・Wi-Fi情報から休憩PA情報まで!


「あそ☆くま号」は関西(京都・大阪)~熊本を走るバス

今回は関西~熊本間を毎日結ぶ夜行バス「あそ☆くま」号をレポート! 

近鉄バス・九州産交バスが共同運行する「あそ☆くま号」は4列シートで、始発から終点までの所要時間はざっくり12時間。関西側の全てのバス停が大きな駅のすぐ前で、熊本側のバス停は9つあって自分好みに調整しやすいため、夜行バスビギナーにもおすすめの使いやすいバスです。

「あそ☆くま号」外観
「あそ☆くま号」外観

また「あそ☆くま号」にはちょっと珍しい特性が。なんと同じ近鉄バス・九州産交バスの共同運行で、ほぼ同ルートを走る3列独立シートの夜行バス「サンライズ号」も、毎日運行されているのです。

「サンライズ号」は関西側では神戸にも発着。熊本側でも途中幾つかのバス停に違いがありますが、起点・終点や大きなバス停はほぼ同じ。「あそくま号」とは約30分ほどの時間差で運行しています。

これはつまり、4列シートの「あそくま号」と3列独立シートの「サンライズ号」との間では、出発・到着時間や乗車・下車バス停の条件を大きく変えないままで、単純に車内サービスや料金で乗車するバスを選べるということ! この便利さもあって「あそ☆くま号」「サンライズ号」はどちらも人気の路線なのです。

「あそ☆くま号」「サンライズ号」どちらのバスも、関西側の起点は京都駅から。熊本側の起点は西部車庫、次いで熊本駅前へと発着します。

熊本側では熊本駅前へも発着
熊本側では熊本駅前へも発着
関西側の起点は京都駅八条口F3乗り場
関西側の起点は京都駅八条口F3乗り場

なお「あそ☆くま号」の乗車時間は、関西発では起点・京都駅21:05~終点・西部車庫へ翌9:09着。熊本発では起点・西部車庫20:55~終点・京都駅へ翌8:46着となります。乗車が夜遅くなりすぎず、下車が早朝になりすぎないのも嬉しいポイント。

「あそ☆くま号」と「サンライズ号」の詳細

余談ですが、「あそ☆くま号」の名前。最初に見た時つい「あそほしくま号?」と思ったのは私だけでしょうか…。もちろんこれは中の☆は読まずに、「あそくまごう」が正解です。つのだ☆ひろ氏方式ですね。


気になるバスの車内は…?

荷物を預けてさあ乗車!

「あそ☆くま号」の預け荷物は1つまで。乗車時にバスのおなかへ荷物を預けたら、荷物預かり証の半券を受け取ります。荷物受け取りの際にはこの半券を提示する必要があるので、きちんと受け取ってくださいね。

荷物を預けたら半券を受け取ります
荷物を預けたら半券を受け取ります

荷物を預けたらいざ乗車! 車内座席は横4列×縦11列仕様。座席番号は全て番号で割り振られ、荷物棚の前に記載があるほか、座席のヘッドシートにも印字されていますよ。またトイレは車内の中央部分、半地下形式となっています。

車内の座席は横4列×縦11列
車内の座席は横4列×縦11列
リクライニングはここまで倒れますよ
リクライニングはここまで倒れますよ


気になる座席周りは…

4列シートの座席と一口に言っても、結構バス会社によって違いがあるものですよね。特に使いやすい価格に重きを置いた格安便では、一番わかりやすく異なってくるのが座席周りの設備です。

「あそ☆くま号」の4列シートは、シート自体の座り心地を重視。フットレストはありませんが、機内持ち込みサイズの小さなトランクなら座席前に問題なく置けるほどのゆとりがあります。

さらに座席ごとにブランケットと使い捨てスリッパが用意され、個別コンセントとフリーWi-Fiも全便で装備。移動中に欲しい機能がコンパクトに揃っていますよ。

車両の中央部分にトイレ。ゴミ箱もこちら
車両の中央部分にトイレ。ゴミ箱もこちら
個別のコンセント(またはUSB端子)は座席の横に
個別のコンセント(またはUSB端子)は座席の横に
ブランケットは約100×120ほどの大きさ
ブランケットは約100×120ほどの大きさ
無料Wi-Fi完備!
無料Wi-Fi完備!

ちなみにフットレストの無いバスの場合、もし荷物が飛行機にも手荷物で持ち込めるほどの大きさであれば、わざと預けずに座席に持って入ってしまうのも一つの手。座席前に置き、自分用のフットレストとして足を乗せてしまいましょう! ちょっとしたことですが疲労度がだいぶ違いますよ。もちろん隣の人との兼ね合いにはご注意を。

余談ですが私はこの方法を使い、この関西~熊本12時間の旅で快適に眠りこけました。車内快適便利グッズを持っている方は併用もおすすめ!


SA・PA休憩は2回!

「あそ☆くま号」の休憩は2回。関西発・熊本発のどちらでも同じPAに立ち寄ります。ちなみにどちらのPAにもコンビニなどはなく、夜に使えるのはトイレと自動販売機のみ。軽食は事前の準備がおすすめです!

立ち寄るタイミングは、それぞれ深夜と早朝。具体的な目安は、関西→熊本便では岡山県備前市の福石PAへ0:46頃、福岡県九州市の吉志PAへ5:57頃。熊本→関西便では、吉志PAへ23:52頃、福石PAへ5:03頃となります。それぞれ休憩時間の目安は10分ほどですよ。

関西発の1回目の休憩は福石PA
関西発の1回目の休憩は福石PA
2回目となる早朝の休憩は吉志PAにて
2回目となる早朝の休憩は吉志PAにて


繁忙期でも1万円以下!「あそ☆くま号」で快適な旅を

「あそ☆くま号」は関西~熊本間を眠っている間に直通で移動できる便利なバス。毎日運行の便利さや欲しい機能を厳選して揃えたコンパクトさも使いやすいですが、そのもっとも大きな魅力は価格。なんと繁忙期でも1万円以下の好価格なのです!

折角の旅行なら、ちょっと美味しいものを食べたい、ちょっとお土産もフンパツしたい…。そんな時に移動費を節約できるのは大きなメリット! しかも夜行バスなので実質眠っている間のこととなるため、気にならない人ならだいぶお得ですよ。

復興中の熊本城を観に行こう!
復興中の熊本城を観に行こう!

また時期によっては、「あそ☆くま号」限定の乗車特典サービスがある場合もあり。降車バス停によって、ネットカフェの割引利用や電車のフリーパスの割引が受けられる場合があるので、乗車前には公式サイトもぜひチェックを。

ではでは、「あそ☆くま号」で関西・熊本旅を楽しんでくださいね。

あそ☆くま号


※本記事は、2019/10/08に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

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    この記事を書いたライター

    陽月よつか

    フリーライター、星空準案内人 30代 / 女性

    東京出身・沖縄経由・奈良在住のフリーライター。体力がなく計画を立てるのも苦手なので、ラクにのんびりの気まま旅が大好き。女性一人旅を主な目線に、知っておくと便利な方法やお得な情報、おすすめ旅スポットなどをご紹介します。

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