西日本最大規模の海鮮市場「とれとれ市場南紀白浜」をレポート! クジラ肉やイイダコのタコ焼きなどご当地グルメを満喫!
ざっくり、こんな市場
- 日本各地から新鮮な魚介類が集合!
- 海鮮丼に寿司、お造り、お総菜、ご当地グルメなど…種類豊富なフードコート
- 白浜温泉の湯を満喫! 日帰り温泉「とれとれの湯」
日本各地から新鮮な魚介類が集合!
「とれとれ市場南紀白浜」は、約15,000坪の敷地面積を誇る西日本最大規模の海鮮市場。
地元の堅田漁業組合が運営しており、日本各地の安心・安全で新鮮な魚介類が揃っています。しかも、とれとれ市場には魚介類だけでなく、和歌山の特産品・名産品も豊富に取り揃えており、ここに来れば和歌山のお土産は大体揃うといってもよいでしょう。
早速、場内に入ってみます。
地元や全国の鮮魚が毎日入荷する市場コーナーでは、
・地元や全国の鮮魚が並ぶ「鮮魚コーナー」
・北海道の海産物や九州産明太子などが並ぶ「北海道コーナー」
・マダイ、ブリなどの活魚や地物カツオ・活貝などが並ぶ「活魚コーナー」
・開き、丸干、ミリン干、イカ一夜干、乾物などを販売する「塩干コーナー」
・地元の生産者が自ら商品を持ちより販売する「ふるさと村」
の計6コーナーに分かれており、買い物がしやすくなっています。
どれを買おうか…目移りしてしまうほどに品揃えが豊富でした。
本来であれば、マグロの解体ショーを見たかったのですが、この日は時間が合わずに断念。次回訪問の楽しみにとっておくことにしました。
クジラ肉の刺身とカツオのたたきでお昼ご飯
市場をひと回りするうちに、昼食の時間になりました。
フードコートへ行ってみます。
広いエリアに、海鮮丼や海鮮ラーメン・寿司・お造り・惣菜などのグルメが満載。市場で買ったばかりの魚介類も、こちらで食べることができます。
さて、何を食べようか…。
海鮮丼にしようか寿司にしようか…と考えたあげく、今回は「地元北海道ではあまり食べられないものを食べよう!」ということで、マグロコーナーで予め刺身にしてもらったクジラ肉と、お造り・惣菜コーナーにあったカツオのたたき、そしてご飯とあら汁をアラカルトで選び、これらをお昼ご飯としました。
和歌山県太地町は、捕鯨の町として有名。「とれとれ市場南紀白浜」でも、クジラ肉が多数かつ格安で販売されていました。
かつおのたたきを含め、大変おいしくいただきましたが、脂身の少ない独特な味のクジラ肉は、普段なかなか味わえないだけに、どことなく懐かしさすら感じました。
梅だれで食べるイイダコ丸ごと一匹入ったたこ焼が絶品!
フードコートのほかにも、場内にはピザや海鮮焼き、パンケーキ、名物のわらび餅など、軽食類が楽しめる場所も数多くありますが、その中でもお勧めしたいのがこちら。
「踊りだこ」というたこ焼きです。
イイダコが丸ごと一匹入ったたこ焼きで、外はカリっ、中はふわっとした食感と、イイダコのジューシーさが特長です。
そのままでも、オーソドックスなソース味で食べるのも美味しいのですが、特にお勧めしたいのが、紀州梅を使用した梅味のソース。梅のさっぱりとしたソースが、イイダコの旨味とジューシーさを上手く引き出していたのが印象に残りました。
ぜひとも味わっておきたい逸品です。
品揃え豊富なお土産コーナー「くろしお名店街」
場内左手には、和歌山の名産品や特産品が揃ったお土産コーナー「くろしお名店街」があります。
紀州名物の南高梅、南高梅を使用した梅酒から、地元の老舗和菓子、湯浅醤油、パンダのぬいぐるみに至るまで、品揃えが豊富なのも特長。市場の海産物を含め、和歌山のお土産は大体揃っているといってもよいでしょう。
買ってきた食材を焼いて楽しむ人気のBBQコーナー
そして、「とれとれ市場」の人気コーナーのひとつでもあるのが、買った食材をその場で焼いて楽しむことができる「BBQ(バーベキュー)コーナー」です。
事前にBBQコーナー入口にて料金(おとな:300円、こども:100円)を支払い、座席を確保してから、市場内で食材を購入し、BBQを楽しむという流れ。1時間30分という制限時間はありますが、新鮮な食材を使ったBBQが楽しめるということで、特に家族連れに人気です。
真っ先にBBQを楽しみたい方には、事前予約限定のセットメニューが便利です。
和歌山でしか味わえないものを堪能
以上、「とれとれ市場南紀白浜」についてご紹介しましたが、海産物・特産品の品揃えには驚くばかりでした。
マグロに寿司、海鮮丼など、オススメしたいものは数多くありますが、自分なりの「和歌山でしか味わえないもの」を探して堪能するのが一番賢い楽しみ方ではないかと思います。
個人的には、やはりクジラ肉が一番印象に残りました。
とれとれ市場南紀白浜
0120-811-378 8:30~18:30(食事は17:30頃オーダーストップ)
※年末年始・ゴールデンウィーク・夏休み期間中は、夕方30分~2時間の営業時間延長する場合があります
定休日:不定休(休館日は公式サイトにて事前告知)
Webサイト
日帰り温泉「とれとれの湯」でのんびりと
場内を楽しんだ後は、日帰り温泉「とれとれの湯」でのんびりと疲れを癒すのもお勧めです。
とれとれ市場すぐ隣の高台にあり、宿泊しなくても南紀白浜温泉の湯が味わえる日帰り温泉です。
大浴場・露天風呂のほか、岩盤浴もあり、美容オプションも充実しています。
「とれとれ市場前」バス停には、東京・大阪・京都行き高速バスも停車。
高速バスで帰る前のリラックスする場所としても活用したいですね。
とれとれの湯
0739-42-1126 9:00~23:00(最終入館22:30)
定休日:年間5日休業(2・4・6・9・12月の平日水曜日に各1日)
料金:大人(中学生以上)750円、子人(3歳~小学生以下)380円
Webサイト
とれとれ市場南紀白浜&とれとれの湯へのアクセス
路線バスまたは高速バスの利用が便利です。
明光バス(一般路線バス):「とれとれ市場前」下車すぐ
高速バス:「とれとれ市場前」下車すぐ
■停車する高速バス
※リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
※本記事は、2019/10/31に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
須田浩司
ライター、「ひろしプロジェクトWEB」の中の人 男性
1973年釧路市生まれ、札幌市在住。自称高速バスナビゲーター。中学時代から高速バスに乗り続け、2018年2月9日に高速バス乗車1000回を達成。乗車記ブログ「ひろしプロジェクWEB」の中の人。雑誌、ネットニュースなどでライターの活動も。紙原稿、ネット原稿、同人誌、ブログなどでバス・鉄道を中心とした乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っている。運行管理者資格(旅客)/国内旅行業務取扱主任者資格所有。
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