小布施(おぶせ)を散策 「北斎館」「岩松院」「まちとしょテラソ」をめぐる! | 高速バス・夜行バスの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by 夜行バス比較なび

スポット

小布施(おぶせ)を散策 「北斎館」「岩松院」「まちとしょテラソ」をめぐる!

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レトロなロマンスカーに乗って小布施(おぶせ)にやってきました。年々人気の高まる小布施は、年間120万人もの観光客が訪れる魅力のある街。観光名所、ご当地グルメ、温泉など小布施の魅力を紹介していきます。今回は、定番の北斎館、岩松院、まちとしょテラソをめぐります!

ざっくり、こんな観光

  • 定番中の定番「北斎館」へ!リニューアルでスケールアップ
  • 岩松院で「八方睨み鳳凰図」の迫力に触れる!
  • 「まちとしょテラソ」はアートな図書館!無料なのも◎

長野の善光寺の朝事を体験した後、レトロなロマンスカーで小布施(おぶせ)までやってきました。
長野に早朝着なら善光寺で朝事(あさじ)がいい!懐かしいロマンスカーで小布施へ

小布施は人口1万人ほどの街ですが、魅力がいっぱいです。
年々人気が高まり、年間120万人の観光客が訪れます。観光名所、ご当地グルメ、温泉など、小布施の魅力を紹介していきます。


小布施駅
小布施駅に到着!

葛飾北斎、高井鴻山と縁深い小布施の街

小布施の街を楽しむ上で知っておくべき2人の人物、葛飾北斎(かつしかほくさい)と高井鴻山(たかいこうざん)。小布施がさらに身近に感じられます。

葛飾北斎(かつしかほくさい)

江戸時代後期の画家でジャンルは浮世絵・版画・肉筆画など多岐。富岳三十六景・北斎漫画など現代に通じるセンスは海外の評価も高く、晩年は小布施で肉筆画を昇華、40点以上の作品を描いています。

高井鴻山(たかいこうざん)

小布施の豪商の家に生まれ、若くして京都・江戸で遊学、当時の知識人たちと交友を深め、学問思想に情熱をそそぎ、幕末変革の時代生きたひとりでもあります。文化人として、葛飾北斎をこの地に招き全面的に支援し、多くの作品はその協力のもとで世に誕生しました。

この2人こそが、現代の小布施を「栗」と「アート」の街にした先駆者です!

「北斎館」が2015年春にリニューアルしてスケールアップ

小布施に着いて最初に足を運ぶべきは「北斎館」でしょう。2015年春にリニューアルされてスケールアップしました。ゆったりと作品を鑑賞できます。

北斎館館内
「北斎館」では広々したフロアでゆったり作品を鑑賞

葛飾北斎の作品はもちろん、さまざまな角度から日本絵画を紹介する企画展を常時開催しています。
北斎の作品は、70年間の画家活動で、約3万点にも及び、版画や浮世絵、肉筆画など作風もさまざま。また生涯で30回におよぶ改名があり、春朗(しゅんろう)・宗理(そうり)・北斎(ほくさい)・戴斗(たいと)・為一(いいつ)・画狂老人卍(がきょうろうじんまんじ)などが代表的です。
後期には書名に雅号と一緒に年齢が書き込まれていますので、雅号と作風と年齢を気に留めながら鑑賞すると、さらに楽しみが広がります。

北斎館第4展示室には、北斎が小布施に滞在中に描いた祭屋台の天井画が収蔵展示されています。

最古の祭り屋台
手前の東町祭屋台は町内に現存する7つの屋台のうち最古のもの(1806年)

龍と鳳凰の天井図
「龍」(左)と「鳳凰」(右)。辰年生まれの北斎は龍を好んで描いたと言われている

この天井図は天保14年(1843年)に北斎によって描かれました。

男波
男波

女波
女波

「男波」「女波」の怒濤図は弘化2年(1845年)北斎86歳の時の作品。
上町祭屋台には「水滸伝」登場する梁山泊の副軍師・皇孫勝(こうそんしょう)と応龍の木造が飾られています。

目の前で見ることができる天井画は北斎館最大の展示物で、これは必見です!このコーナーにタブレットが新設され、画面の中の祭屋台にタッチすると細部を拡大して見ることができます。

北斎館

長野県上高井郡小布施町小布施大字小布施485 Google Map
026−247−5206 12/31休館 入館料1,000円
9:00-17:00(11/4-4/30)
9:00-18:00(5/1-8/31)
9:00-17:30(9/1-11/3)
Webサイト


「岩松院」は福島正則、小林一茶ゆかりの古寺

岩松院

小布施で540年以上の歴史を今に紡ぐ「岩松院」は、戦国武将の福島正則や俳人の小林一茶とも深いご縁のある古寺です。そしてなにより有名なのは葛飾北斎が描いた本堂の大間天井図「八方睨み鳳凰図」です。
本堂の中では、どの位置から見ても鳳凰の目がこちらをにらんでいるように見えることから「八方睨み鳳凰図」と呼ばれています。

岩松院の「八方睨み鳳凰図」
岩松院の「八方睨み鳳凰図」 写真提供:岩松院

その大きさは6.3m×5.5mを12枚に分割して描かれていて、これを天井に張り付けています。実に絵の具代150両、金箔4,400枚を使用していて、今の通貨に換算すると約6,000万円とのこと。
美術館のガラス越しで見る作品とはまた違い、直に見上げるとこの作品の壮大で迫力ある空気に触れることができます。

岩松院

長野県上高井郡小布施町雁田615 Google Map
026-247-5504 法要、行事により休みあり
9:00-17:00(4月-10月)
9:00-16:30(11月)
9:30-16:00(12月-3月)
Webサイト


「まちとしょテラソ」は一度は行くべきアートな図書館

まちとしょテラソ外観
小布施町立の図書館「まちとしょテラソ」は誰でも無料で利用できる

トリップアドバイザーの「死ぬまでに行って見たい図書館」に選ばれた「まちとしょテラソ」は小布施町立の図書館なので、誰でも無料で利用可能です。
館内には約90,000冊の蔵書があり、小布施にゆかりのある葛飾北斎や中島千波関連の本も豊富で、その充実ぶりは大手の古書店を上回るほど。

テラソ館内
落ち着いた空間の館内

小布施にゆかりのある人物の本に目を通しておくと、さらに小布施が身近に感じること間違いなし!
長野電鉄の小布施駅から徒歩5分で、旅行ガイドブックにあまり紹介されない隠れた小布施の観光スポットです!
小布施観光に役立つ書籍も多く、無料で利用できるのでぜひ立ち寄ってみましょう。

まちとしょテラソ

長野県上高井郡 小布施町小布施1491-2 Google Map
026−247−2747 9:00-20:00
Webサイト


「おぶせオープンガーデン」で個人宅の庭を拝見

小布施では「花のまちづくり」を提唱していて、個人宅の庭を拝見できます。
その数、実に130軒で、個人が育てた庭園を公開して、訪れる観光客への「おもてなしの心」を伝えています。
最初は躊躇するかもしれませんが、思い切って足を踏み入れてみましょう。

おぶせオープンガーデン一覧

おぶせオープンガーデン入口

紅葉に彩られた小道
手入れされた立派な庭園が多く四季折々の花が楽しめる


その他の小布施おすすめスポット

おぶせミュージアム・中島千波館 Webサイト
長野県上高井郡小布施町大字小布施595 Google Map
026−247−6111 9:00-17:00(10-3月) 9:00-18:00(4-9月) 入館料500円

日本のあかり博物館 Webサイト
長野県上高井郡小布施町大字小布施973 Google Map
026−247−5669 9:00-16:30 (11/21-3/20) 9:00-17:00(3/21-11/20) 水曜定休 入館料500円

高井鴻山記念館 Webサイト
長野県上高井郡小布施町小布施805-1 Google Map
026-247-4049 9:00-17:00(10-3月) 9:00-18:00(4-9月) 入館料300円

小布施を散策すると、葛飾北斎との深い関係性が見えてきます。
見事な作品を直に見れるので、ぜひその迫力を生で感じてください!

次回は、小布施の美味しいもの、ご当地グルメを紹介します!
小布施にきたら絶対食べたいご当地グルメ!栗と蕎麦、スイーツと隠れ家カフェ♪


※本記事は、2016/01/25に公開されています。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。

  • この記事を書いたライター

    出雲義和

    ライター 50代 / 男性

    出版関連の仕事を25年間勤務、現在は独立。若い頃から大の旅行好き、徒歩・自転車・バイク・電車・バスなどあらゆる交通機関を使って全47都道府県を制覇。最近は海外トレッキングに出かけたりもする、「アウトドアなおじさん」。数年前より雑誌の文具手帳特集で紹介されるようになり、「文具のおじさん」でもある。

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