盛岡三大麺食べつくし!お昼ごはんは老舗蕎麦屋で「わんこそば」に挑戦! | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

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盛岡三大麺食べつくし!お昼ごはんは老舗蕎麦屋で「わんこそば」に挑戦!

夜行バスで東京から盛岡三大麺食べつくしの旅にきています。早朝着で美味しい冷麺を食べた後、盛岡城跡公園、もりおか啄木・賢治青春館、盛岡正食普及会などで腹ごなしをして、お昼ごはんは老舗蕎麦屋で「わんこそば」に挑戦です。果たして何杯食べれるのか?

ざっくり、こんな移動

  • 盛岡城跡公園で早朝の澄んだ空気をめいっぱい吸い込む
  • 盛岡正食普及会でロシアビスケットを購入
  • 明治40年創業の老舗「東家本店」でわんこそばに挑戦!

夜行バスで東京から盛岡までやってきました。
OTBライナー(オリオンツアー)で東京から盛岡へ三大麺食べつくしの旅!最初は早朝「冷麺」

早朝から冷麺をいただいて櫻山神社へ向かい、そのあとは盛岡城の跡地である岩手公園を散策します。


市民の憩いの場「盛岡城跡公園」で朝の空気を吸い込む!

盛岡城跡公園

江戸幕府が開かれる直前に築城された盛岡城は、長く盛岡南部氏の居城として使われてきましたが、明治7年にはその建物の大半を取り壊し。現在その場所は岩手公園として整備され、2006年からは「盛岡城跡公園」という相性で親しまれています。

いまでも残る石垣はとても立派で迫力抜群。盛岡城は、東北地方には珍しい総石垣造りの城で、会津若松城、白河小峰城とともに東北三大石垣城として知られているのだとか。貴重な石垣なんですね。

石川啄木の歌碑

園内には、石川啄木の歌碑「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心」がありました。
現在の盛岡市にあたる岩手郡日戸村で生まれた啄木は、少年時代によくこの公園を訪れては読書にふけっていたのだそう。
啄木は、小さい頃から文学漬けの毎日だったのでしょうか。

盛岡城跡公園の紅葉

公園はかなり広いので、ゆっくり休みながら散策していると良い運動になりますし、とても気持ち良くて清々しい気分になります。訪れたのが10月後半で、すでに木々が赤く染まっていました。朝から紅葉を眺めて散歩するのも良いですね。

盛岡城跡公園

岩手県盛岡市内丸1-37 Google Map
019-681-0722 
Webサイト


石川啄木と宮沢賢治の資料館へ

もりおか啄木・賢治青春館

続いて向かったのは、もりおか啄木・賢治青春館。
ここは、もともと旧第九十銀行本店の本館として使用しされていたのですが、いまは国重要文化材に指定され、記念館として利用されています。

入館料は無料なので、散歩のついでに気軽に立ち寄れるのも良いですね。

石川啄木像

館内には、石川啄木像があったり…

宮沢賢治像

宮沢賢治像が展示されていました。顔の凹凸までしっかりと表現されているので、どちらも非常にリアリティがありました。

もりおか啄木・賢治青春館の館内展示

また、館内では写真を織りまぜながら、両氏の生い立ちなどが詳しく紹介されていました。
歴史や文学史に詳しくなくてもわかりやすく説明されているので、子供にも大人にもオススメできます。

石川啄木も宮沢賢治も小学生のころに必ず聞く名前ですが、しっかりとその生涯を知る機会は意外とありません。大人になって改めて触れてみると、ちゃんと好奇心が持てるので不思議ですね。

昭和初期の盛岡市内ミニチュア模型

さらには、明治43年から昭和2年頃の盛岡市内の様子を再現したミニチュアも。
誰もが知っている宮沢賢治と石川啄木というふたりの人物から、盛岡の歴史まで学べ、知的な気分になったところで次なる目的地へ向かいます。

もりおか啄木・賢治青春館

岩手県盛岡市中ノ橋通1-25 Google Map
019-604-8900 10:00-17:30
Webサイト


味わいある建物が魅力!盛岡正食普及会へ

盛岡正食普及会の外観

次に訪れたのは、盛岡正食普及会。正食とは、玄米菜食を基本とした食事法のことで、その考え方をもとに人々が集う場所として、また食糧調達の場として発足されたそうです。
その味わいある建物が話題となり、いまでは観光名所のひとつとして数えられています。

盛岡正食普及会の入口

盛岡正食普及会の店内

黒い土蔵の建物の中には、地元産の穀物や粉類、パン、お菓子などがたくさん販売されていました。
もともとは、呉服問屋だった建物を使って店を開いているので、店内の壁や柱を見ているだけでもとても興味深い……。販売されている地元産の食品も、都会のスーパーで売っているものはほとんどなくて、見ているだけでも飽きませんでした。

ロシアビスケット

人気商品のロシアビスケットを購入。とってもとっても固いビスケットなのですが、くるみの味が行き届いていて、おいしかったです。お土産に買って帰ったら喜ばれそう。

盛岡正食普及会

岩手県盛岡市上ノ橋町1-48 Google Map
019-652-3751 9:00-18:00 日・祝日定休
食べログ


お昼ごはんは盛岡名物「わんこそば」に挑戦

東家本店

ということで、ちょうどお昼の時間に差し掛かったところで、盛岡名物わんこそばに挑戦。
明治40年創業、老舗の名店として知られる東家本店で自分との戦いが始まります。お腹の限界に挑む!

わんこそばセット

注文したのは3240円のわんこそばセット。食べ放題のわんこそばに、鮪刺身、なめこおろし、とりそぼろ、胡麻、海苔などの薬味が付いてきます。
こちらは、食べ終わったお椀を積み上げてくれるコースなので、自分がどれだけ食べたのか店員さんが数えてくれるコースです。

わんこそばに挑戦する隣の席の方々

わんこそばを盛る給士さん

既にほかのテーブルでは給仕さんが、「ハイ、じゃんじゃん」「どんどん」という掛け声とともに、わんこそばを矢継ぎ早に盛っています。ギブアップしたいときは、お椀にふたをすればいいのですが、給仕さんは少しでも多く食べてもらおうと、次々に盛ってくるので、ついつい「あともう少しだけ」と頑張ってしまいます。

わんこそば

一杯の量は写真のとおり、わんこそば約15杯で一般的なそば1人前の量になるようです。

ちなみに女性の平均は30から40杯。男性で50から60杯。店の最高記録は女性が持っていて570杯なのだそうです。570杯はさすがに想像できない量ですね。

わんこそば70杯完食証明書

僕も、なんとか薬味を使い分けながら食べて行きましたが、やはり50杯くらいからお腹がきつくなり、最終的には67杯でギブアップ。のはずが、給仕さんから「あと3杯で70だから、70までいきましょうか」と言われて、70杯食べきりました。

東家本店

岩手県盛岡市中ノ橋通1-8-3 Google Map
019-622-2252 11:00-20:00
Webサイト

わんこそば70杯で、もちろんお腹はパンパンです!
このあと、盛岡散策で腹ごなしをして、盛岡三大麺食べつくしの旅はいよいよ佳境を迎えます!


※本記事は、2015/11/30に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

この記事を書いたライター

ワカバヤシヒロアキ

「長野ウラドオリ」の中の人 30代 / 男性

1980年大阪府生まれ。信州大学卒業後、建設コンサルタントや不動産業を経て、心機一転「放送作家」の道へ。2010年から『信州のへんてこ情報ブログ/長野ウラドオリ』を運営。東京に住んでいながら長野へ頻繁に訪れてブログを書く変わった人物として、長野朝日放送『ザ・駅前テレビ』に出演したり、FM長野、中日新聞などで取りあげられる。ライター&プランナーとしても活動中。

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