阪急高速バスの車両を比較! 各シートの車両設備・運行路線を解説
阪急観光バスが運行する阪急高速バス
阪急高速バスは、大阪梅田(阪急三番街)を拠点に信州・北陸・近畿・四国・中国の5エリアに発着する利便性の高い12路線を運行し、関西とその他の地域をつなぐ都市間輸送を担っています。
全車両共通設備
全ての車両に、充電環境が完備されています。座席にはコンセントまたはUSBポートが設けてあるので、長時間の移動でも安心して過ごせそうですね。
大阪~有馬温泉線以外はポケットに案内が入っており、お手洗いが設置されています。お手洗い使用中はライトがつきます。
3列独立シートタイプの車両
3列独立シートタイプの車両は北陸方面や信州・中国・四国方面の一部路線で運行されており、外観や内装は車両によって異なります。
共通車内設備
3列独立シートタイプ車両の共通の設備がこちら。
3列独立シートは、1席ずつが独立したレイアウトで配置されており、隣席との間隔がしっかり確保されています。 周囲を気にせず、自分だけの空間でゆったりと過ごせるのが最大の特徴です。
席を予約する際は、利用シーンに合わせた座席選びがおすすめです。一人でゆったりと過ごしたい場合は、より独立性の高いC席が最適です。一方、家族や友人との旅行には、会話が弾むA席とB席の組み合わせが良いでしょう。A席とB席は比較的近く、C席は通路を挟んで配置されています。
座席はリクライニング角度を好みにあわせて設定でき、車内での時間を快適に過ごすことができます。
ふくらはぎを支えるレッグレストも装備しているので、より自然な姿勢で休めます。
ネットポケット、ドリンクホルダー、読書灯、空調、スリッパ、おしぼり、テーブルなど、移動中の過ごし方に合わせて使える便利な装備を揃えています。(松江・出雲線、高知線はスリッパなし)
お手洗いはコンパクトな設計ながら、揺れによる転倒リスクを軽減し、安全性もばっちりです。
車内中央にもモニターを設置しているため、後方座席からでも案内映像が見やすく、乗車中の情報確認がスムーズです。
松江・出雲線の一部車両では、スーパーハイデッカー仕様を採用。他の車両に比べ、広々とした天井高が開放感あふれる空間を演出し、立ち上がっての移動もよりスムーズに、ゆとりのある時間を過ごせます。
座席のスイッチ一つで足元を温めることができる暖房機能も搭載。冬の移動も、足元からじんわりと温まります。
夜行便での設備と安全性
夜行便では各座席に設置されたカーテンを使って、周囲の光を遮り、落ち着いた空間を確保可能。
ちなみに、バスの床下には乗務員さん用の仮眠スペースが設けられているのだとか。安全運行を支える重要な設備です。
乗務員さんが仮眠中に緊急事態が発生した場合は、お手洗い上部に設置された非常用電話ボックスから乗務員さんへ連絡できます。
■3列独立シートタイプ車両の運行路線
※リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
※2026年7月時点で運行している路線です
4列シートタイプの車両
4列シート(トイレ付き)タイプの車両
トイレ付きの4列シートタイプの車両は40人乗りと36人乗りがあり、主な路線は関西圏内・信州・中国・四国方面の近距離路線です。
足元には、回転式フットレストを完備。靴を履いたままでも、室内履きに履き替えても、自分の好みに合わせて快適な姿勢でくつろげますね。
車両後方にはお手洗いが設置されています。「トイレはあまり使用しないよ」という方でも、あると安心な設備です。お手洗いの近くにはおしぼりも設置されています!
伊那・箕輪線は全車両新しい車両です。
備え付けられた化粧室は、広々とした空間と阪急電鉄使用のデザインが特徴です。仕事終わりの移動や遠征などでも、ゆったりと身支度を整えられる空間。安全性にも配慮し、広い空間には多くの手すりが設置されているので、安心して利用できます。
また、伊那・箕輪線の席には、前座席の背面から引き出して利用できる格納式テーブルを設置。食事はもちろん、読書やお仕事など、好きな用途に合わせて快適に利用できます。
■4列シート(トイレ付き)タイプ車両の運行路線
※リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
※2026年7月時点で運行している路線です
4列シート(トイレなし・補助席付き)タイプの車両
トイレなしの4列シートタイプの車両は、関西で有数の名湯として知られる有馬温泉と大阪を結ぶ直行便・大阪~有馬温泉線で運行されています。大阪~有馬温泉間は1日22便、人気路線です。
頭のシートは衛生面を考慮し、汚れが見やすい&拭き取りやすい素材の白いシート。これは、他の路線に比べ、たくさんの人が利用すること・短い時間の乗車であることが関係しています。
昼行便で運行される車両なので、夜行バスのように深くリクライニングは倒れませんが、移動中のお昼寝を優しくサポートしてくれる心地よい角度です。
ここでプチ情報。トイレなしのシートにも新しい車両が登場したのですが、新車両の荷台は、空港リムジンバスでも利用している可動式。たくさんの荷物を、早く引きずらずに対応できるようになりました。
大阪空港交通と阪急観光バスの合併・阪急バスからの高速バス事業移管により、空港リムジンバスの良いところを高速バスでも活用しているのだとか。
■4列シート(トイレなし・補助席あり)タイプ車両の運行路線
※リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
※2026年7月時点で運行している路線です
※他のバス会社と共同運行している路線は、乗車日によって車両が異なる場合があります
老舗の安心感がある阪急高速バス
阪急高速バスには基本的な設備が揃っているので、長時間の移動でも快適に過ごせます。これまでの実績を考えると安心感がありますね。関西発着の高速バスを探している方は、バス選びの参考にしてみてください。
※取材協力/阪急観光バス
※本記事は、2019/09/20に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
出雲義和
ライター 50代 / 男性
出版関連の仕事を25年間勤務、現在は独立。若い頃から大の旅行好き、徒歩・自転車・バイク・電車・バスなどあらゆる交通機関を使って全47都道府県を制覇。最近は海外トレッキングに出かけたりもする、「アウトドアなおじさん」。数年前より雑誌の文具手帳特集で紹介されるようになり、「文具のおじさん」でもある。
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