マスク、歯ブラシ、ウエットティッシュなどアメニティが充実!乗り心地ゆったりの丸一観光「グリーンライナー」東京~富山乗車記 | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

乗車体験記

マスク、歯ブラシ、ウエットティッシュなどアメニティが充実!乗り心地ゆったりの丸一観光「グリーンライナー」東京~富山乗車記

丸一観光の高速バス「グリーンライナー」のゆったり4列シートで、東京駅の鍛冶橋駐車場から富山駅へ移動。グリーンライナーは、4列シートと3列独立シートのコンビバスです。今回は約8時間のバス旅。車内設備や4列シートの座り心地、休憩などについてレポートします。


座り心地ふかふか! 「ゆったり4列シート」

グリーンライナーは「ジェイ・バス史上最高級」をうたう最新安全装置搭載の新型車両で、除菌イオン発生装置付空調システム完備のため、車内の空気もきれいに維持されているそうです。

前がゆったり4列シート、後ろが3列独立シートのコンビバスなのですが、この日は3列シートが人気で後ろはほとんどいっぱい。

いっぽう4列シートは乗客が2人でした。隣に人がいないと、4列シートの快適度は格段にあがります。……それを差し引いても、名前の通りのゆったりした配列(シート間隔約95㎝)と、ふかふかな座席のつくりのため、想像以上に車中は快適でした! 

枕は位置を自由に動かせます
枕は位置を自由に動かせます
リクライニングもゆったり。最大128°倒せる!
リクライニングもゆったり。最大128°倒せる!
レッグレストとフットレストも付いています
レッグレストとフットレストも付いています
もちろん全席コンセント付き
もちろん全席コンセント付き
ブランケットも
ブランケットも
トイレは後ろにあります
トイレは後ろにあります
トイレ内
トイレ内

ほかにも、入口に使い捨てスリッパ、マスク、歯ブラシ、ウエットティッシュといったアメニティが置いてあって、必要な人はここから自由に持っていき使うことのできる仕組み。手の消毒液もありました。
また車内はWi-Fiも利用できます。

ここのウエットティッシュは厚手でミントの香り付き。セレブ感あります!
ここのウエットティッシュは厚手でミントの香り付き。セレブ感あります!

23:00に鍛冶橋駐車場を出発。休憩は3回

グリーンライナーの乗り場は、東京駅八重洲南口から徒歩8分ほどの場所にある「鍛冶橋駐車場」。ここはいつもにぎわっていますが、とくに土曜日の出発だったからか、す、すごい人……。それでも遅れず、時間ちょうどの23:00に出発しました。

混みっぷりがすごいぞー
混みっぷりがすごいぞー
たくさんのバスが出発するため、自分の乗るバスがやってくると、嬉しくなります
たくさんのバスが出発するため、自分の乗るバスがやってくると、嬉しくなります
ナンバープレートがオリンピックのもの!
ナンバープレートがオリンピックのもの!

出発すると、すぐに音声案内と運転士さんからの到着時刻や休憩回数・場所などのアナウンスが。終わって5、6分後には、消灯となりました。

休憩はおおよそ2時間に1度。富山駅までの間に3回、それぞれ15分ほどです。休憩時にアナウンスはありませんが、車内が明るくなって、出発時刻がフロントガラスに表示されました。

出発時刻がフロントガラスに表示

1回目は、関越自動車道「三芳パーキングエリア」。

こじんまりとしたパーキングエリアです
こじんまりとしたパーキングエリアです

2回目は、上信越自動車道「松代パーキングエリア」。

バスを降りたら、そこは雪国でした……
バスを降りたら、そこは雪国でした……

3回目は、北陸自動車道「有磯海サービスエリア」でした。

有磯海サービスエリア
有磯海サービスエリア
富山生まれの「ケロリン」グッズがずらっと並んでいます
富山生まれの「ケロリン」グッズがずらっと並んでいます

雪が降っていたためか、富山駅北口への到着は、定刻10分遅れの6時10分です。外はまだまだ暗いため、どちらかというと遅れてくれて、うれしいような……。雪降る中、まだ先へと向かうバスを見送りました。

グリーンライナー到着!
到着!
バスはこの後、高岡、氷見、和倉温泉などを経由、七尾まで向かいます
バスはこの後、高岡、氷見、和倉温泉などを経由、七尾まで向かいます

快適な4列シートでリーズナブルに移動できるのが魅力!

2015年に北陸新幹線が開業してから、東京から富山へはぐんと行きやすくなりましたが、とはいえ12,210円(自由席の場合)と高価です。その点、高速バスは乗っていれば着くし、ぐっと優しいお値段で魅力的。
高速バスにもいろいろありますが、このグリーンライナーのゆったり4列シートは、通常の4列シートよりグレードと快適性が高いので「安さが大事。とはいえ、辛いのもイヤ……」というどっちも重視な方に向いていそうです。

曜日や月によって5,100円~7,700円(2019年2月~3月時点)ほどと料金に変動があるため、財布と相談して乗りたいところです。

ちなみに3列独立シートは、ゆったり4列シートに1,500円をプラスしたお値段。カーテンの仕切り付きで、さらにゆったりした間隔(133cm)なので、こちらもおすすめです!

※取材協力/丸一観光

※本記事は、2019/02/27に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

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    この記事を書いたライター

    かとうちあき

    「野宿野郎」編集長(仮) 30代 / 女性

    1980年神奈川県生まれ。野宿旅行に憧れた中学時代を経て、高校一年生でめでたく野宿デビュー。以後、順調に野宿を重ね、人生をより低迷させる旅コミ誌「野宿野郎」の編集長(仮)&社長(自称)。著書は『野宿入門』(草思社文庫)と『野宿もん』(徳間書店)『バスに乗ってどこまでも』(双葉社)。

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