国際夜行バス「Regio Jet」でチェコ・プラハからハンガリー・ブダペストへ! 降車後は温泉大国ハンガリーの湯を満喫 | 高速バス・夜行バスの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

乗車体験記

カーテンは閉めない。シートも倒さない。真夜中に淹れたてのコーヒー!? 日本とチェコの夜行バスはこんなに違う

チェコの国際夜行バス「Regio Jet(レギオジェット)」に乗って、首都プラハからハンガリーの首都ブダペストまで移動しました。乗り心地やバスのスペック、日本の夜行バスとの違いについてもレポートします。また、温泉大国ハンガリーの温泉施設も紹介します。

ざっくり、こんなバス

  • スチュワードによるホットドリンクのサービス付き
  • トイレ、Wi-Fi、電源を完備
  • 個人用モニターで映画やゲームを楽しめる

海外旅行時の交通手段として、夜行バスを使われた事はありますか?
言葉の問題もありますし、「海外のバスってどうなの?」「サービスは?」「早朝に目的地に着いたらどうやって時間を潰すの?」など、疑問に思う方も多いのではないかと思います。

今回はそんな疑問にお答えするべく、チェコ国内と近隣諸国を結ぶ「Regio Jet(レギオジェット)」の国際夜行バスに乗車してみました。

チェコの国際夜行バス「Regio Jet」
チェコの国際夜行バス「Regio Jet」

日本の深夜バスと比較すると、どんな違いがあるのでしょうか? チェコの首都プラハからハンガリーの首都ブダペストまで、睡眠不足は覚悟のうえ、体を張ってレポートします。

また、おまけとして、夜行バス降車後にひと風呂浴びてさっぱりしたい!という方向けに、ブダペストで早朝営業している温泉も紹介します。

出発はプラハ最大のバスターミナル「ÚAN FLORENC」から

プラハ市内のバスターミナル「ÚAN  FLORENC」
プラハ市内のバスターミナル「ÚAN FLORENC」

「ÚAN FLORENC」は、プラハ市内にある非常にアクセスの良い大型バスターミナルです。
プラットフォームはなんと26本もあり、チェコ国内の都市を経由して近隣諸国に向かう国際線バスが多数発着しています。気になるアクセスはプラハ市内を走る地下鉄B線、C線が交差する「Florenc」駅の出口を出てすぐと、便利な立地にあります。

バスターミナルの待合室
バスターミナルの待合室

バスターミナルの待合室内にはコンビニやカフェといった軽食をとれるお店やトイレ(有料)、各バス会社のカウンターがずらりと並んでいます。

また、数は少ないですが充電できるACコンセントも完備されています。上の写真右手のインフォメーションカウンター上部の電光掲示板で、自分の乗るバスに「Boarding」の表示が出たらプラットフォームに向かいましょう。

いよいよ乗車!「Regio Jet」と日本の夜行バスを徹底比較

黄色い車体の「Regio Jet」のバス
黄色い車体の「Regio Jet」のバス

「Regio Jet」のバスは、派手な黄色い車体と前方に突き出たミラーが特徴的です。なんだか虫の触覚みたい…と思ってしまうのは、私だけではないでしょう。

ちなみにピンクのポロシャツを着ているのは、荷物の上げ下ろしや社内サービスを行うスチュワード。実はこの方、地下鉄Florenc駅で私の荷物を持って階段を上がってくれました。思わぬ再会に「さっきはありがとう! 目的地までよろしくね!」と握手を交わして乗車しました。

車体前方に向かって右側、客席まで登る階段横にトイレがあります。

階段横にあるトイレ
階段横にあるトイレ

トイレはシンプルながら、鏡に洗面台もついていましたよ。

車内トイレの様子
車内トイレの様子

座席配置は左右に2列、合計で61席となっています。

61席ある車内のシート
61席ある車内のシート

座席にはフットレストが完備されています。座席下にはACコンセントがありますので、使用する場合はCタイプの電源プラグを持参しましょう。

全席フットレスト付き
全席フットレスト付き

また、「Regio Jet」乗車時に楽しみにしていたのが、個人モニターによるエンターテインメント設備。どんなプログラムがあるのか、楽しみですね。こちらにはUSB端子もついており、携帯の充電が可能です。

各席個人モニター付き
各席個人モニター付き

22:55 そろそろ出発かと化粧を落とす準備を始めていたところ、隣の乗客がやって来ました。
その方は、例えるならば、北欧ヘヴィメタルバンドのミュージシャンを彷彿とさせる、長髪に髭のごついお兄さん。スロバキアの首都ブラチスラヴァまで行くというそのお兄さんは、私から化粧落としシートを取り上げて化粧を落とすのを手伝ってくれたり、寝ようとしている私をつついて「サンドイッチを食べるか?」と聞いてくれたり、降車まで色々と世話を焼いてくださいました。

日本のバスと違って女性専用シートの概念がなく、予約時に隣の方の性別を確認できないのは、少々驚きです。

23:00 バスが発車するとスチュワードが各席をまわり、車内で新聞や雑誌を配り始めました。

また、ホットドリンクのリクエストを聞いてくれます。メニューはコーヒーや紅茶などがあるそうですが、深夜なのにカフェイン? と思いつつも、コーヒーをお願いしました。

コーヒーのサービスあり
コーヒーのサービスあり

23:30 システム障害なのか、それとも深夜帯で周りの迷惑になるからなのか、個人用モニターは電源が入らず、USB端子も使えなくなっていたので、仕方なく寝る準備に入ります。

それにしても深夜バスだというのに誰も席を倒さず、窓のカーテンは全開なのが意外です。ただし、バスの車窓から見える高速道路は、驚くくらいに街灯が少なくほぼ真っ暗。特にカーテンを閉めなくても、さほど不便は感じませんでした。

誰もカーテンを閉めなかったが街灯が少なく問題はなかった
誰もカーテンを閉めなかったが街灯が少なく問題はなかった

1:30 チェコ第2の都市、ブルノに到着です。ここで乗客の半分が降りていきましたが、こんな時間に公共交通機関はあるのだろうか? と不思議に思いながら眠りにつきます。

チェコ第2の都市ブルノに到着
チェコ第2の都市ブルノに到着

3:05 スロバキアの首都、ブラチスラヴァに到着しました。深夜にもかかわらず、12人が乗車してきたのには驚きです。ここで、隣の席のお兄さんとはお別れ。隣の席が空いたので、目的地まで体を屈めて横になって休みました。

スロバキアの首都ブラチスラヴァに到着
スロバキアの首都ブラチスラヴァに到着

5:30 「そろそろ最終目的地に到着します」といった内容のアナウンスが流れ、定刻より15分早く、ブダペストのケレンフェルド駅に到着です。

ブダペストのケレンフェルド駅に到着
ブダペストのケレンフェルド駅に到着

バス降車地点には、到着時間に合わせてタクシーが待機していましたよ。

バス降車地にはタクシーが待機
バス降車地にはタクシーが待機

ここから地下鉄、もしくは電車に乗ってブダペスト市内に向かいましょう!

地下鉄や電車でブダペスト市内へ!
地下鉄や電車でブダペスト市内へ!


ハンガリーは温泉大国! 深夜バス降車後にひと風呂浴びるには?

深夜バス降車後は顔を洗ったり、シャワーを浴びて身支度を整えたくなりますよね。実は温泉大国であるハンガリー。早朝6時から入浴できる温泉施設がブダペスト市内に何軒かあるので、行ってみましょう!ちなみに、ハンガリーの温泉は基本、混浴ですので水着を持参してくださいね。

今回は、ゲッレールト駅近くの温泉に向かいます。

まず、ケレンフェルド駅から地下鉄4号線に乗車し、4駅先のゲッレールト駅へ。

ケレンフェルド駅からゲッレールト駅に向かう
ケレンフェルド駅からゲッレールト駅に向かう

ゲッレールト駅の改札を出ると、目の前に豪華なゲッレールトホテルの建物が見えます。

ゲッレールトホテル
ゲッレールトホテル

温泉の入口は、この建物の右手から裏手に回ったところにありますよ。こちらの標識に従って進みましょう。

温泉までの看板
温泉までの看板

温泉に到着。壮麗な受付ホールです。右手のカウンターで受付を済ませ、ロッカーキーを受け取ってください。

温泉の受付ホール
温泉の受付ホール

アールヌーボー様式の美しいプールのそばを通り抜け、大浴場に向かいましょう。

アールヌーボー様式のプール
アールヌーボー様式のプール

温泉の湯は約38度。写真の通り、肩近くまで水深があります。どちらかというと温水プールといった印象ですが、深夜バスに揺られた後の強張った体をほぐすにはぴったりです。

温水プールのような温泉
温水プールのような温泉

こちらにはサウナやエステもありますが、主にリラクゼーション目的であって、日本の温泉のように男女別々の浴室で湯船につかったり、シャワーを浴びてさっぱりする…といった性質のものではありません。そこもまた、海外と日本との違いとして、楽しんでいただければと思います!

まとめ

最後に「Regio Jet」の深夜バスと日本の深夜バスの違いを挙げてみます。

・真夜中でもお願いすれば淹れたてのコーヒーが出てくる
・女性専用シートなど、男女別の席分けはない
・ブランケットの提供はない
・周りの乗客はシートを倒さず、シートを倒す案内放送もない
・乗客は皆、カーテンを閉めない
・深夜でも乗客の出入りが多い
・途中、高速道路上のパーキングエリアでの休憩はない

このような違いはあるものの、電車と比較して安価で、寝ている間に目的地に到着する深夜バスの利便性は、チェコも日本も変わりません。機会があれば日本との違いを楽しむべく、乗車してみてはいかがでしょうか。

Regio Jet


※本記事は、2019/01/10に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    為平千寿香

    ゲームデザイナー/ライター 女性

    東京在住のゲームデザイナー/ライター。旅好きが高じて、中国に赴任経験あり。国内外のバイクツーリングやジビエ、狩猟がマイブーム。

    このライターの記事一覧

    このライターの最新記事

    関連キーワード

    今、あなたにオススメ

    最安値価格情報(高速バス片道)

    区間 1月 2月
    1,600円 2,000円
    1,600円 2,000円
    1,700円 1,700円
    1,890円 2,000円
    1,900円 2,000円
    1,700円 2,760円
    5,500円 6,000円
    8,300円 9,100円
    1,600円 2,000円
    3,600円 4,000円
    1,600円 2,000円
    1,700円 2,000円
    1,850円 2,000円
    1,900円 2,000円
    1,700円 2,760円
    5,500円 6,000円
    8,300円 9,100円
    3,600円 4,000円
    その他の路線を見る

    週間ランキング1/7~1/13のアクセス数ランキング

    さらに表示

    さらに表示

    最新記事

    主要バスターミナル周辺ガイド

    さらに表示

    個室型夜行バスも! 豪華・高級バス!

    さらに表示

    最新情報をSNSでチェック!

    バスとりっぷは、バス比較なびが運営する、あなたのバス旅行を応援するサイトです。

    ページトップへ