【全5種類】オリオンバスの高速バス車両を徹底比較！ シートリクライニング・設備・特徴は？
オリオンバスで運行している5種類のバスのシート・車内設備を比較しました。
あなたは何を重視してバス便を選びますか？ やはり運賃？ シートの快適さ？ それとも車内設備？
ぜひ乗車するバス選びの参考にしてみてください。
目次
オリオンバスの高速バス 4つの特徴
1）4列シートが多い
オリオンバスのバスタイプは5種類ありますが、その中で3列独立シートは1つだけ。それ以外はすべて4列シートです。1つの車両に座席を多く確保しているので、その分リーズナブルに乗車できます。
また以下で紹介していますが、オリオンバスは4列シートであっても、シートピッチやシート幅を広くとっている車両が多いので「4列シート＝狭い・疲れる」というわけではありません。
それぞれのシートを比較してみて、好みの車両を見つけてみてくださいね。
2）トイレがない
オリオンバスの車両には、どの車両にもトイレがありません。 その代わり、2～3時間ごとにトイレ休憩が設けられています。
3）リクライニングがMAXまで倒せて快適
オリオンバスで評判のサービスと言えば、乗客が乗る前にリクライニングをMAXまで倒していること！ そのため後ろの人を気にして倒す勇気がない、という方も安心して利用できます。
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4）全席に仕切りカーテン付き
オリオンバスでは飛沫感染症対策として、4列シート車両を含め、全席に仕切りカーテンを設置しています。
オリオンバスで扱う5種類のバス
オリオンバスでは、以下5種類のバスを運行しています。
| シート名 | シートタイプ | 充電設備 | リクライニング 角度 |
|---|---|---|---|
| プライベートトリプル | 3列独立シート | ◯ | 130度 |
| リラックスプラス | 4列シート | ※便・日程による | 130度 |
| コンフォート | 4列シート | ◯ | 105度 |
| のびのびシート | 4列シート | ※便・日程による | 130度 |
| スタンダード | 4列シート | ※便・日程による | 105～120度 |
各シートの詳細では、シート幅やシートピッチも紹介しています。
それぞれのバスを比較してみましょう。
※シートピッチ…座席の前後間隔
1）「プライベートトリプル」とにかくぐっすり眠りたい方におすすめ！
プライベートトリプルは、オリオンバスの中で唯一の3列独立シートです。「リラックスプラス」シートと組み合わせた車両の前方または後方の一部が、プライベートトリプルになっています。
より気兼ねなく足を伸ばしたい方はプライベートトリプルがおすすめ。またシート幅はオリオンバスの中で最も広いので、大柄な方にも良いですね。
充電設備やカーテン、安眠枕も付いている、至れり尽くせりなシートです！ ただし「プライベートトリプルセンターシート」と呼ばれる真ん中の席は、カーテンの開閉ができません。
車内装備
- 仕切りカーテン
- ブランケット
- スリッパ
- 充電設備
- レッグレスト
- 足置きスタンド
- 安眠枕
- テーブル
シート情報
シートピッチ：97cm
シート幅：49cm
運行路線
プライベートトリプルシートの車両を運行しているのは以下の路線です。「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
2）「リラックスプラス」運賃＆車内設備にこだわる方におすすめ！
※実際のシートは通路側にもカーテンが設置されています
リラックスプラスは、「プライベートトリプル」と組み合わせたコンビネーションバスの4列シート部分です。シート幅、シートピッチともに通常の4列シートよりも広めに取られているので、ゆったりと座れるでしょう。プライベートトリプルと料金を比較すると、乗車日にもよりますが3,000円～1,500円ほど安くなります。（通常料金・東京～大阪間）
充電設備があるかどうかは車両によって異なるので、予約ページで充電設備のアイコンが付いているか確認すると確実！ 以下のように表示されます。
車内装備
- 仕切りカーテン
- ブランケット
- スリッパ
- レッグレスト
- 足置きスタンド
- 安眠枕
シート情報
シートピッチ：93cm
シート幅：47cm
運行路線
リラックスプラスシートの車両を運行しているのは以下の路線です。「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
3）「コンフォート」設備充実で一番バランスの取れたバス！
コンフォートは、全席充電設備付きの4列シートです。車内でスマホの充電をしたい方は、このバスを選びましょう。
座席は他のバスと比べても広く取られていて、シートピッチは5種類のシートの中でも最も広い98cm。仕切りカーテンや足置きスタンド（一部路線除く）、スリッパ、ブランケットもあり、夜行バスにあったら便利な車内設備はほぼ整っています。5種類の中で、一番バランスの取れたバスではないでしょうか。
車内装備
- 仕切りカーテン
- ブランケット
- スリッパ
- 充電設備
- 足置きスタンド（一部路線除く）
シート情報
シートピッチ：98cm
シート幅：46cm
運行路線
コンフォートシートの車両を運行しているのは以下の路線です。「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
4）「のびのびシート」運賃＆快適さ重視の方におすすめ！
のびのびシートは、リーズナブルだけど足元ゆったりなシートが良い、という欲張りな方におすすめ。車内設備は基本的にブランケットとスリッパが付いています。
車内装備
- 仕切りカーテン
- ブランケット
- スリッパ
シート情報
シートピッチ：94cm
シート幅：42～45cm
5）「スタンダード」運賃重視の方におすすめ！
※スタンダードはカーテンの設置がないバスもあるため、予約の際に確認することをおすすめします
スタンダードは横4列、縦12列の一般的なサイズの4列シートです。とにかく安く移動したい！ という最安値重視の方におすすめ。車内設備はのびのびシートと同様、ブランケットとスリッパですが、こちらも便や乗車日によっては充電設備が付いています。
車内装備
- 仕切りカーテン
- ブランケット
- スリッパ
シート情報
シートピッチ：70～90cm
シート幅：42cm
運行路線
スタンダードシートの車両を運行しているのは以下の路線です。「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
まとめ
オリオンバスの高速バス5種類の紹介でした。
同じ4列シートでも、シートの広さや車内設備が微妙に違うことがわかりますね。機会があればバス旅をしながら、バスの乗り比べをしてみるのも面白そうです！
※取材協力／オリオンツアー
※本記事は、2018/10/29に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
バスとりっぷ編集部
なかのひと
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