倉敷川のライトアップに感動！ 大原美術館、旧大原家住宅、倉敷アイビースクエア散策
ざっくり、こんな観光
- 岡山から電車で15分。倉敷駅で降りて観光してきた
- 陽気なボランティアガイドさんに、とことん案内してもらった
- 夜にロウソクの灯りでライトアップされた倉敷川がすてきだった
岡山旅行の2日目は倉敷で遊びました。岡山・倉敷間はJRで15分ほどの距離です。
電車に乗る前に、駅地下にある「ももたろう茶屋」へ。
「土日限定で、きびだんごとお茶がもらえる」と書いてあるポスターを、見ていたから！
駅前散策と、昆虫博物館
美味しくいただき、
向かいにあった「ももたろう観光センター」でアンケートに答え
金太郎飴の挑太郎バージョンももらいました。（もらえるものは全部もらった。もう思い残すことはない）
くらしき観光センター
さてここから倉敷駅へ向かいます。
観光案内所で、なぜか病院内にある「倉敷昆虫館」のチラシを見つけたので行ってみました。
倉敷昆虫館
13時半になったところで「倉敷観光休憩所」へ向かいました。
1日に2回、美観地区の見どころを案内してもらえる1時間半の無料ツアーに参加します。
倉敷観光休憩所
大原美術館、旧大原家住宅、倉敷アイビースクエア
いわき市から来たというご夫妻と一緒に、ボランティアガイドのおじさんに察内してもらうことになりました。
ガイドのおじさんは、いきなり歌い出すなどたいへん陽気。
地元の大地主の大原家ゆかりの場所「大原美術館」の入り口や、
倉敷の典型的な町屋づくりの豪邸「旧大原家住宅」の外観を巡って、
大原家が出資した紡績工場跡の建物、異国情緒あふれる「倉敷アイビースクエア」の中で大原家の歴史を聞いていると、まだコースは途中なのにもう1時間半経っていました。
ご夫妻は帰りましたが、せっかくなので最後まで案内してもらうことにして、さらに1時間。
江戸時代に天領として栄えた倉敷川沿いや、昔ながらの街並みの残る本町通りなどを歩き回り、これで無科だなんて申し訳ないくらい。おじさんに連れられて、美観地区を満喫できました。
案内してもらった場所
岡山県倉敷市中央1-1-15 Google Map
086-422-0005 9:00-17:00 月曜定休
旧大原家住宅 Webサイト
倉敷市中央1-2-1 Google Map
倉敷アイビースクエア Webサイト
岡山県倉敷市本町7-2 Google Map
086-422-0012
くらしき川舟流し
美観地区を満喫し、楽しんできましたが、一つだけ心残りが。
300円で乗れる「くらしき川舟流し」を楽しみにしていたのですが、便数が決まっているため、午前のうちにチケットを買わないと乗れないのです。
チケット売り場へ行くと、やはり最終便まで完売でした。
しょんぼり。
が！
舟乗り場に行って人が乗り込むのを眺めていると、定員は5人なのに3人しかいません。
これはもしかして……
「来ない人がいたらかわりに乗れますか」
なるべく感じよく聞いてみますが、
「チケットがなければだめだよ」と船頭さん。
ちえ……。
なーんて、やっていたら
「これどうぞ」
出発時間直前に、着物姿の年配の女性が、チケットをくれました。
地元の方で、お客をもてなすために券を買っておいたのだけど、その人たちが来ないとのこと。
もう日は傾いていますが、それでもすっかり晴れ渡った空の下、水面はきらきらと美しく光っています。
視点を低くして見る街並みはそれまで通りを歩いて見ていたものとは異なり、舟の上でのゆったりとした時間の流れの中で、水路が栄えていた頃の倉敷の姿に思いを馳せるのでした。
くらしき川舟流し
蝋燭の灯りでライトアップされた倉敷川もすてきです。日中と異なり、黒々とした川がところどころ照らされる姿は幻想的。川周辺は夜になっても賑わっていました。
つくり物めいたところを感じさせず、こんなにも盛り上がっている場所に来たのは初めて！
倉敷のすてきな観光地っぷりに、大満足で帰路に着きました。
※この記事はかとうちあき著「バスに乗ってどこまでも 安くても楽しい旅のすすめ」の内容に写真を加えて掲載しています。
※本記事は、2015/10/08に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
予算1万円で楽しめる旅をたくさん書きました
かとうちあき
「野宿野郎」編集長（仮） 30代 / 女性
1980年神奈川県生まれ。野宿旅行に憧れた中学時代を経て、高校一年生でめでたく野宿デビュー。以後、順調に野宿を重ね、人生をより低迷させる旅コミ誌「野宿野郎」の編集長（仮）＆社長（自称）。著書は『野宿入門』（草思社文庫）と『野宿もん』（徳間書店）『バスに乗ってどこまでも』（双葉社）。
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| 5,000円 | 5,200円 | ||
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| 6,000円 | 6,000円 | ||
| 6,200円 | 6,700円 | ||
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