前後の間仕切りカーテンで個室空間! 真っ暗で爆睡できる杉崎高速バス「プライベート」で大阪〜東京間を移動 | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

乗車体験記

前後の間仕切りカーテンで個室空間! 真っ暗で爆睡できる杉崎高速バス「プライベート」で大阪〜東京間を移動

最近では珍しくなくなってきた3列独立シートの高速バス。その中でも、前後に間仕切りカーテンを付けることで、真っ暗な空間を実現した杉崎高速バスの「プライベート」に乗車してきました。本記事では乗り心地のほか、バス停までのアクセス方法、サービスエリア情報などをご紹介します!

ざっくり、こんな高速バス

  • カーテンを閉めると完全光をシャットアウト!
  • 足に負担がかからないフットレスト
  • USBケーブルを利用して充電も可能

杉崎高速バスの3列独立シート「プライベート」。その名の通り、プライベート空間を手に入れることができ、周りの目を気にせず、ぐっすり爆睡できるんです。本記事では乗り心地のほか、バス停までのアクセス方法、サービスエリア情報などをご紹介していきます!


出発は、SAKURA BUS FLOOR難波2nd(※営業終了)から

※待合所SAKURA BUS FLOOR難波1st及び受付集合場所SAKURA BUS FLOOR難波2ndは2020年11月23日をもって営業終了しました

私が乗車するバスでは、21:00に大阪・難波に集合。地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩5〜6分ほどのところにある中川ビルへと向かいます。集合場所への道にはドラックストアやコンビニもあったので、飲み物も簡単にゲットできました。

SAKURA BUS FLOOR難波2nd
集合10分前からの受付開始なので、それまではこのビルに待機
SAKURA BUS FLOOR難波2nd
2階へと上がると、わかりやすい看板が。トイレもあるので安心です
SAKURA BUS FLOOR難波2nd
待合室にはいくつか座席がありますが、カウンターには充電できる席もあります

ちなみにこの待合所には、自動販売機が設置されているほか、おにぎりやたい焼き、アイスクリームなどが販売されています。バス乗車前に、この待合所で軽食を済ませておくこともできます。

いよいよ受付開始。待合所の受付で名前を言えば、自分が座る座席のナンバーが書かれた紙を渡してくれます。

SAKURA BUS FLOOR難波2nd

自分の座席の場所ってなかなか覚えられないという人にとっては嬉しいサービス。間違えて座ってしまうというトラブルも少なくて済みますね。

受付が終了したら、少し待合所で待機したあと、他の乗客と一緒にバス停へと移動します。

杉崎高速バス「プライベート」
バス停の様子。歩道なので端に沿って並びます


いよいよ乗車! 気になる設備は?

いよいよ乗車です。私の座る席は9列目のC席。AとBの座席間は少し広いのですが、BとCの座席間は意外と狭いです。そのため、大きなカバンを持って乗車すると荷物が引っかかりやすく…カバンを上に持ち上げて移動するような感じでした。

杉崎高速バス「プライベート」
9列目のC席
杉崎高速バス「プライベート」
隣の席の様子

前後の席のシート間隔は約81cm。座席の幅は45cmと、かなりゆったりとした空間でした。窓側の席(AとC)には、隣の席との間のカーテンのほか、前の席との間にも遮光カーテンが設置されていますので、完全なプライベート空間を手に入れることが可能です。

ちなみに「真っ暗が苦手!」という方は、このカーテンを取り外すこともできます。

杉崎高速バス「プライベート」
前方にもカーテンがあるので、光が完璧に遮断されます
杉崎高速バス「プライベート」
前のカーテンと横のカーテンをしっかり閉めれば完全プライベート空間!
前席との間仕切りカーテン
前席との間仕切りカーテン
前席との間仕切りカーテン

また座席には、レッグレストとフットレストがあるため、靴を脱いでリラックスすることができます。頭のところにあるヘッドレストは、上下に調節可能なのでお好みの位置に動かせます。

座席前方の足元近くにはドリンクホルダーがあります。しっかりペットボトルがハマるため、バスの移動中にホルダーから外れてしまったなんてこともありませんでした。

杉崎高速バス「プライベート」
座席前方の様子(Bの席)
杉崎高速バス「プライベート」
装備の利用方法が書かれた案内もあるので、安心です
杉崎高速バス「プライベート」
USBソケットで、携帯の充電も可能!
杉崎高速バス「プライベート」
足元のドリンクホルダー


休憩は合計で3回! アナウンス無しでライト点灯のみの案内

難波を21:00頃出発し、京都に22:30頃、南草津に23:30頃到着しました。この2カ所は、他の乗客を乗せるための停車なので、休憩で下車することはできません。最初の休憩は0:04頃、滋賀県甲賀市に位置する「土山サービスエリア」です。

杉崎高速バス「プライベート」
下車前に出発時間を確認することができます
杉崎高速バス「プライベート」
夜でもわかりやすい真っ青なボディ。休憩後も見つけやすい
土山サービスエリア
土山サービスエリア

休憩時間は約30分ほどあったため、ドリンクを飲んだり、トイレで歯を磨いて顔を洗ったりする時間は十分にありました。爆睡するための準備を整え、バスへと戻ります。

2回目の休憩は、2:40頃、浜松サービスエリアでした(約20分休憩)。3回目は、足柄パーキングエリアで4:50頃、こちらも25分ほどの休憩。この日は大雨が降っていたため、あまり休憩で外出する人はいませんでした。

アナウンスなしで、ライト点灯が休憩の合図。そのため、爆睡している人の方が多かったようなイメージです。私が乗車した席も完全に真っ暗だったため、他の人の携帯の画面など、一切の光を気にせずにぐっすり休むことができました。


到着は有楽町駅にも東京駅にもアクセスしやすい八重洲口鍛冶橋駐車場

朝7:12頃、八重洲口鍛冶橋駐車場に到着しました。

八重洲口鍛冶橋駐車場
八重洲口鍛冶橋駐車場

※周囲に配慮し撮影しています

この時間帯は、到着するバスが多いため、東京駅へと向かうバス利用者がたくさん。そのため、道に迷う事なく東京駅へとアクセスすることができました。
東京駅とは逆の方向へ進むと有楽町駅に徒歩10分ほどでもアクセスできます。自分の目的場所によってアクセス場所を選べるのも嬉しいですね。

プライベートの運行路線

「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。


まとめ

今回乗車して感じたことは、「真っ暗でしか寝れない!」「光が気になる!」という繊細な方にピッタリということ。ぜひ真ん中の席ではなく窓側の席を狙って、乗車してみてください。きっと完全な暗闇に驚くことでしょう。他人の目を気にせずに寝られることも魅力の一つでした。

※取材協力/杉崎運輸

※本記事は、2018/09/12に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    トキエス

    旅好き映画ライター 女性

    兵庫県出身、映画ライター。サスペンス・スリラー・クライム系の洋画を専門としています。趣味はお絵かきとライブ参戦と一人旅。ツイッターで映画を中心に、旅に使える英語など役立つ情報を配信中。

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