本州最大規模のバス事業者! 車両台数2,000台以上を保有する「神奈川中央交通」ってどんな会社? | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

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本州最大規模のバス事業者! 車両台数2,000台以上を保有する「神奈川中央交通」ってどんな会社?

「バス事業者訪問」は全国各地のバス事業者を訪れ、インタビュー取材や沿線の風景、保有車両を写真で紹介するバスラマの人気シリーズ。No.168では、本州最大規模のバス事業者である「神奈川中央交通」を訪れ、三菱ふそうエアロスターの最新ノンステップバスなど、総勢60種類の車型を写真とともに紹介。

バスラマで連載している「バス事業者訪問」は毎号、全国各地のバス事業者を訪問し、事業展開、路線展開、サービスなどの現況をトップやご担当者にインタビューするとともに、沿線風景や保有車両を豊富な写真で紹介している。

このように各社の取り組みを直にお聞きする姿勢は1990年代初頭の創刊時から変わらぬものであり、読者からは長年にわたり評価を頂戴するとともに、事業者からはPRの場としてご活用いただくことも多い。

また車両アルバムや付帯記事の在籍車両一覧はバス車両に関心を持つ愛好家の趣味活動に貢献するとともに、業界関係者からも高い関心を持っていただいている。


車両の保有台数2,000台以上! 本州最大規模の神奈川中央交通

バスラマNo.168ではバス事業者訪問に神奈川中央交通(以下神奈中)を取り上げた。No.68以来、100号ぶりの訪問である。神奈中といえば保有台数2,000台オーバーの本州最大規模のバス事業者であり、路線エリアも三浦半島など一部を除く神奈川県の広範囲と東京多摩地区におよび、昭和30年代後半から平成にかけて宅地規模を拡大してきた各エリアの住民にとってはなくてはならぬ存在である。

こうした宅地輸送に投入されるバスとドライバーの数は圧倒的なものがあるが、バスの輻輳(ふくそう)により交通渋滞を招くケースもあり、そうした対策も含めて2005年から連節バスを一部路線に投入、2018年には藤沢市内で4路線目を開設した。この連節バスの路線数と車両数は全国最多で、いまや連節バスは神奈中の代名詞的存在でもある。

バスラマNo.168の表紙に登場したのはその連節バスの最新車と、神奈中の一般のバスでは主力となっている三菱ふそうエアロスター。背景は7月初旬に神奈中の本社のある平塚で開催される七夕まつりで、神奈中が出品する七夕飾りである。

バスラマNo.168の表紙
バスラマNo.168の表紙


ノンステップバスから連節バスまで…神奈中の車両アルバム

2PG-MP38FK

いすゞ車も採用され、特に中型車はほぼいすゞに統一されている。大型車はいすゞ藤沢工場を経由する路線などに使用されているが、台数は決して多くはない。大型のエルガ2DG-LV290N2。
 
一般路線車の代表、三菱ふそうエアロスターでは最新のノンステップバス、2PG-MP38FK。神奈中はグループに販売会社の神奈川三菱ふそうを擁していることから、大型車はふそうが主力だが、2000年代前半まではワンステップが多かった。現在はノンステップが増えており、2014年に発売された角形2灯ヘッドランプを持つMP38はすでに400台規模に増えている。

2PG-MP38FK
2PG-MP38FK

2DG-LV290N2
 
いすゞ車も採用され、特に中型車はほぼいすゞに統一されている。大型車はいすゞ藤沢工場を経由する路線などに使用されているが、台数は決して多くはない。大型のエルガ2DG-LV290N2。

 2DG-LV290N2
2DG-LV290N2

PKG-MP35UM
 
2000年代後半まで神奈中の主力として採用が続いた中間尺ワンステップバスから、平成17年規制適合の三菱ふそうPKG-MP35UM。エンジンは日産ディーゼルMD92型を搭載する。

外観の特徴として、ふそうの標準仕様である前面左下の視野拡大窓は採用せず、代わりに運賃支払い方法の表示窓を備えている点が挙げられる。

PKG-MP35UM
PKG-MP35UM

シターロG
 
連節バスは2005年、最初の路線にネオプランを導入、その後の3路線にはメルセデス・ベンツ シターロGを導入し、現在では計16台を保有する。辻堂発着の路線に投入される最新のシターロGは三菱ふそうが正規商品として輸入するユーロ6適合の新型である。

シターロG
シターロG

バスラマNo.168の車両アルバムではこれらを含めて総勢60種類の車型を紹介している。

そのほか本誌では、近鉄バス最後の2階建て高速車の乗車会や2017年夏に駆動系を一新した国内唯一の中型観光系「日野メルファ」運転レポートなどを取り上げている。

ぽると出版「バスラマ No.168」

【発行日】2018年6月25日
【定価】1,471円(本体1,362円+税)
【サイズ】A4判 96ページ
【書籍コード】978-4-89980-168-9
【概要】
・バス事業者訪問203(神奈川中央交通)
・2018バステクフォーラム開催
・6速AMTで大変身! 日野メルファに乗る
・日野自動車の最新安全・自動操縦技術
・中国 揚州亜星訪問&上海バス事情
・もうひとつのエンジン自動消火装置 西鉄夜行高速車がエンジン自動消火装置の装着を完了
・近鉄バス最後の2階建て高速車乗車会
・短期連載 ここまで来たバスのAMT化 いすゞ自動車
・4台体制になった神姫バスの連節バス
・粒よりの最新レポート、連載ほか

ぽると出版HP


※本記事は、2018/08/22に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    バスラマインターナショナル

    バス専門誌 

    バスラマインターナショナル(通称バスラマ)は、1990年に創刊した、隔月刊のバス専門情報誌です。毎号、日本国内にとどまらず、世界の様々なバス関連情報を、バスに関わるすべての方々にお届けしています。

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