オープンデッキの「OSAKA SKY VISTA」で大阪を周遊! 近鉄バスの「2階建て高速バス7902号さよなら乗車会」に参加【後編】 | 高速バス・夜行バスの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by 夜行バス比較なび

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オープンデッキの「OSAKA SKY VISTA」で大阪を周遊! 近鉄バスの「2階建て高速バス7902号さよなら乗車会」に参加【後編】

前編で紹介した近鉄バス7902号の乗車会のあとに開かれた、OSAKA SKY VISTAの乗車体験会! 市内観光できるオープンデッキバスとして注目を集めるOSAKA SKY VISTAが走行するのは、難波と梅田の2コース。今回は「大阪なんばコース」で、日々変わる大阪市内とバスの魅力を紹介します。

ざっくり、こんな乗車体験会

  • 2階建て観光バスOSAKA SKY VISTAに乗って大阪市内を観光
  • 2階から大阪の定番観光スポットの眺めを満喫
  • 観光ガイド付きでより深く大阪の街を知れる!

近鉄バスの2階建て高速バス7902号さよなら乗車会【前編】の続き。東梅田駅で7902号を下車した参加者は、JR大阪駅高速バスターミナルへ移動し、そこからOSAKA SKY VISTAに乗って大阪市内の観光コースを巡ります。

OSAKA SKY VISTAで市内観光へ
OSAKA SKY VISTAで市内観光へ

さよなら乗車会の最後のプログラムは、布施営業所で見た「OSAKA SKY VISTA」に乗車して巡る大阪市内観光です。

JRバスの発着で賑わうJR大阪駅高速バスターミナルから、市内定期観光バスが出ているのはちょっと意外。赤い車体のOSAKA SKY VISTAが7番乗り場に入線してきました。

JR大阪駅直結のバスターミナル
JR大阪駅直結のバスターミナル


OSAKA SKY VISTAは真っ赤なオープンデッキバス!

OSAKA SKY VISTAの車両は、かつて大阪~福島間をむすぶ2階建て夜行高速バス「ギャラクシー号」として2001年から2013年まで活躍していたものです。

2014年あべのハルカスが開業した年に、改装を施し2階建てオープンデッキバス「OSAKA SKY VISTA」として大阪市内定期観光を1日4便(繁忙期は8便)運行しています。


ちなみに、OSAKA SKY VISTAが運行するルートには、大阪うめだコースと大阪なんばコースのふたつがあります。今回は「大阪なんばコース」に乗車して、浪速テイストがいっぱいな大阪ミナミエリアを楽しみます。

近鉄バス大阪市内定期観光バスは約1時間で大阪市内を巡るお手軽なツアーです
近鉄バス大阪市内定期観光バスは約1時間で大阪市内を巡るお手軽なツアーです


OSAKA SKY VISTAの前身は近鉄夜行高速バス「ギャラクシー号」。7902号と同じ2階建てバスで、その車両をオープンデッキバスに改装した車両には……天井がありません!?
写真はまだバスターミナルの中なのでよくわかりませんが、2階客席の天井が取り外された状態で市内を巡ります。

OSAKA SKY VISTAの車内はこんな感じ
OSAKA SKY VISTAの車内はこんな感じ

シートは雨に濡れても問題が無い屋外仕様のシートが採用されています。もちろん強い雨の場合には、普段収納されている可動式の天井が閉じられるので、その点も安心です。

シートは屋外仕様
シートは屋外仕様

さらに熱中症対策として、車両先頭部にはミストシャワーが、各座席前にはサンバイザー兼用のうちわも用意されています。
停車中のミストシャワーは後方座席まで届きませんが、走り始めるとしっかり最後部の座席までひんやりとした空気が頬に当たります。

暑さ対策としてミストシャワーが装備
暑さ対策としてミストシャワーが装備
うちわは日よけになる仕様
うちわは日よけになる仕様

では、そんな装備で乗客を守まもるOSAKA SKY VISTAに乗って、市内観光に出発しましょう。

いざ、OSAKA SKY VISTAに乗って大阪市内へ出発

15:40に大阪駅高速バスターミナルを出発。いきなり大阪駅前のビル群の中を走ります。


2011年に完成した5代目大阪駅を左手にして、大阪を代表する阪急百貨店(中央)、阪神百貨店(右手)の谷間を縫うように御堂筋へ。

大阪駅周辺を地元では「梅田(うめだ)」と呼んでいます。諸説ありますが、かつてこの一帯は沼地でそれを埋め立てて田畑にしたことから埋田と呼ぶようになり、転じて梅田になったといういう説が有力なようです。

大阪駅前周辺
大阪駅前周辺

大阪駅からイチョウ並木で有名な御堂筋を南へ走ります。
御堂筋のシンボルツリーとして道の両脇に972本が植えられているイチョウは、季節毎に色を変え、大阪の四季を彩る役目を果たしています。


御堂筋は現在南向き(大阪から難波へかけて)一方通行ですが、以前は相互通行の道路でした。昭和45年の大阪万国博覧会のときにこの流れになったそうです。

また、側道はかつて馬車道だったころの名残りだそうで、これはさすがに大阪生まれの私も知りませんでした。

大阪御堂筋を南へ
大阪御堂筋を南へ


お馴染みの道頓堀をいつもと違う角度から

道頓堀には6代目のグリコサインと阪神タイガースが優勝する度にテレビで全国中継される戎橋が架かっています。
大阪でこれほど有名な橋はないという観光地にもなっていて、この日も橋の上で写真を撮る観光客で賑わっていました。

週末には人が通ることも難しくなるほどの戎橋を、2階建てバスの上から眺めるのも一興。舗道から手を振る人たちに笑顔で手を振り返すのも、ちょっと気持ちがいいものです。

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大阪ミナミを象徴する道頓堀


天王寺七坂のひとつ「源聖寺坂」が見える

大阪天王寺には寺町という豊臣秀吉の時代にお寺を集めて作られた一角があります。寺町にいまも続く、源聖寺(げんじょうじ)の脇には、石畳と階段がつづく源聖寺坂という風情ある坂道が。これは天王寺七坂のひとつです。

寺町は他とはちょっと違う大阪の顔が垣間見えるエリアです
寺町は他とはちょっと違う大阪の顔が垣間見えるエリアです

ぼーっとバスに乗っているだけでは絶対見逃してしまうようなポイントですが、OSAKA SKY VISTAの車内では、観光ガイドの方がわかりやすく丁寧に教えてくれます。


大阪はかつて「大坂」と書かれた時代もありました。しかし、実際には大阪平野に大きな山はなく、坂道も少ない土地。平均すると海抜0~3mととてもフラットな街なのです。

大阪平野の背骨と呼ばれる上町台地を中心に数少ない坂道がありますが、この源聖寺坂もその坂のひとつになります。

日本一の高さを誇る超高層ビル「あべのハルカス」へ

バスは大阪の電気店街日本橋(関西では「にっぽんばし」と読む)を過ぎ、通天閣を横目に見ながらこのコースのクライマックス「あべのハルカス」へとやってきました。


2014年3月7日に全面開業した、日本一の高さを誇るビルあべのハルカスには、百貨店・美術館・オフィス・ホテルなどが入っています。新しい大阪のシンボルとして貫禄を備えたビルディングです。

日中に交通量の多い道の真ん中からあべのハルカスを見上げるなんて、このバスに乗らなければ見ることができない光景。関西在住の参加者からも感嘆の声が上がります。

高さ日本一のビルあべのハルカスを道路の真ん中から見上げる
高さ日本一のビルあべのハルカスを道路の真ん中から見上げる


あべのハルカスを後にした、OSAKA SKY VISTAは大阪駅へと戻ります。

復路は、阪神高速道路を走行して、一般道では味わえないスポーツタイプのオープンカーに乗っているようなスカイ感が味わえます。

阪神高速道路走る爽快感が楽しめ
阪神高速道路走る爽快感が楽しめる

一般道に下る時にはちょっとしたスリルも伴って、すかっとした気分で大阪駅に到着です。

ありがとう「7902号」! OSAKA SKY VISTAで大阪観光を満喫

大阪の街は日々変化しています。高速道路から見えた大阪駅北側のエリアは、北梅田として再開発が進行中で、数年後には新しい商業やビジネスの街が誕生します。

近鉄市内観光バスでは、大阪の歴史や伝統だけでなく、常に新しい大阪の情報をガイドに盛り込みながら、この街の魅力を伝えてくれます。

大阪人でも知らない街の姿を教えてくれるこの観光バスには、また乗ってみたい、そう思わせてくれる魅力がありました。

もう一度乗りたくなるOSAKA SKY VISTA
もう一度乗りたくなるOSAKA SKY VISTA


今回の「さよなら乗車会」でお別れをした7902号は改装されてこのOSAKA SKY VISTA3号車として、ふたたび大阪へ帰ってきます。

グリーンの車体の2階建て夜行高速バスとしての7902号とはお別れですが、大阪市内観光バスとしてまた会えます。

その再会を楽しみにしてこの乗車会を終えました。

次に会うときは赤いボディに
次に会うときは赤いボディに


近鉄バス大阪市内観光バスは、北:うめだルートと南:なんばルートの2つのコースで運行しています。
運行カレンダーは下記のサイトで確認してください。


※本記事は、2018/05/17に公開されています。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。

  • この記事を書いたライター

    出雲義和

    ライター 50代 / 男性

    出版関連の仕事を25年間勤務、現在は独立。若い頃から大の旅行好き、徒歩・自転車・バイク・電車・バスなどあらゆる交通機関を使って全47都道府県を制覇。最近は海外トレッキングに出かけたりもする、「アウトドアなおじさん」。数年前より雑誌の文具手帳特集で紹介されるようになり、「文具のおじさん」でもある。

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