新幹線チケット予約が割引・格安になる予約前に知っておきたい8の方法! 前日購入はもったいない! | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

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新幹線チケット予約が割引・格安になる予約前に知っておきたい8の方法! 前日購入はもったいない!

駅の窓口や券売機でチケット購入してしまいがちな新幹線予約ですが、格安・割引で乗車できる方法があります。ネット予約、ツアープラン、ホテルパックプランなど、JRや旅行会社が用意している「新幹線に格安・割引で乗車できる方法」8選をご紹介します。


東海道新幹線
東海道新幹線


新幹線の割引方法

下記表の【割引】列をクリックすると、詳細へ移動します。

割引 利用可能な新幹線(区間)
ネット予約 東海道・山陽・九州新幹線
ぷらっとこだま 東海道新幹線こだま号
新幹線ホテルパックプラン 旅行会社による
往復割引 片道601km以上の区間
学生割引乗車券 片道101km以上の区間
団体割引 全国
8名以上の団体のみ
株主優待券 運行会社の管轄区間
金券ショップ 全国
【販売終了】新幹線自由席用早特往復きっぷ 東海道新幹線
名古屋~新大阪(自由席のみ)
【販売終了】新幹線お出かけきっぷ 東京・品川~小田原
東京・品川~熱海
【販売終了】JR西日本乗り放題きっぷ JR西日本全線 ・関西エリア

東京・品川~名古屋、新大阪の「のぞみ」普通車指定席・通常期料金は以下のとおり。

通常料金

移動区間 普通車指定席料金
東京・品川~名古屋    11,300円   
東京・品川~新大阪    14,720円  


ちなみに本当に安さを求めるなら高速バスという移動手段もあります。高速バスは安いだけでなく、寝ている間に移動できるという利点もあります。

高速バスの運賃

移動区間 区間最安運賃(相場)
東京~名古屋    2,000円   
東京~大阪    2,300円  
東京~神戸    2,300円  
東京~博多    6,800円   

※2023年7月時点

東海道新幹線の各駅行き高速バス・夜行バス


ネット予約サービス「スマートEX」「EX予約(エクスプレス予約)」

東海道・山陽・九州新幹線のネット予約サービス「スマートEX」「EX予約(エクスプレス予約)」では、「スマートEXサービス」「EX予約サービス」「EX早特」など、各種割引サービスが提供されています。スマートEXは年会費無料、EX予約は年会費1,100円が必要です。(※2023年7月現在)

サイトへの会員登録後、各種割引プランを予約することでお得に新幹線が利用できます。

乗車当日は、あらかじめサイトに登録しておいた「Suicaなどの交通系ICカード」、「モバイルSuicaなど」、「EX予約専用ICカード(EX予約のみ)」、または指定席券売機などできっぷを受け取って改札を抜けます。

ただし、新幹線の乗車券を利用して区間内の駅へ在来線で移動できる「特定都区市内駅制度」(例.東京都区内、大阪市内)の適用がないため、このプランを利用して在来線へ乗り継げません。新幹線の到着駅からJR在来線を利用する際は、別途料金が発生します。

予約キャンセルしたい場合は、通常の乗車券と同じように手数料を支払って払い戻すことも可能です。

予約完了日の翌日から3カ月間であれば、スマートフォンやパソコンからログインして領収書画面を表示できます。便利な機能なので覚えておくと安心です。

ちなみに、スマートEXで登録している交通系ICカードは、EX予約と重複して会員登録ができません。

それではそれぞれの割引後の料金例を見てみましょう。

スマートEXサービス(スマートEX)

区間にもよりますが、乗車料金が200円引き以上されます。

万が一、新幹線に乗り遅れた場合でも、予約した列車と同日に出発する同一区間の後発列車(自由席)であれば乗車可能。

予約開始日は通常の乗車券と同様に乗車日の1カ月前から。

スマートEXサービスの料金

移動区間 普通車指定席料金
東京・品川~名古屋    11,100円   
東京・品川~新大阪    14,520円  


EX予約サービス(エクスプレス予約)

東京・品川~名古屋・新大阪間などで1,000円前後、東京~広島といった長距離利用なら1,770円お得になります。

EX予約サービスの料金

移動区間 普通車指定席料金
東京・品川~名古屋    10,310円   
東京・品川~新大阪    13,620円  

割引額が大きいので、年1回1往復するだけでも年会費を支払った分以上に「スマートEX」よりもお得になります。

EX早特(スマートEX・EX予約共通)

EX早特は3日前、EX早特21ワイドは21日前までに予約することで、新幹線にお得に乗れるプラン。東京・品川~名古屋で1,500円、東京・品川~新大阪で2,350円お得になります。

EX早特21ワイドの料金

移動区間 普通車指定席料金
東京・品川~名古屋    9,800円   
東京・品川~新大阪    12,370円  


※2023年7月調べ


ぷらっとこだま

「JR東海ツアーズ」が販売する新幹線の格安プラン。東海道新幹線こだま号の指定席乗車券と1ドリンク(ソフトドリンクや350mlのビール)引換券がセットになっています。

乗車区間や通常期・繁忙期によって割引額は異なる(子ども料金は繁忙期・通常期ともに同じ)ものの、普通車の片道料金はどちらの期間も約25%お得になります。普通車のほか、グリーン車の指定もできます。

インターネットや電話、JR東海ツアーズの各支店、JTB各店などにて前日までに購入する必要があります。余裕をもってチケットを手に入れましょう。現金でもクレジットカードでも購入できます。

万が一、キャンセルする場合でも、乗車日の11日前であれば手数料はかかりません。しかし、乗車日の8~10日前は運賃の20%、2~7日前は30%、前日は40%、当日は50%というように10日以内のキャンセルには手数料が発生します。なお発車後のキャンセルは不可です。

なお、お得なこのプランにはいくつかのデメリットがあります。

まずはもちろん、こだま号にしか乗れないこと。のぞみ号の所要時間は東京~名古屋間が約1時間40分、東京~新大阪間が約2時間30分であるのに対して、こだま号の所要時間は東京~名古屋間が約3時間、東京~新大阪間が約4時間と大きな開きがあります。

また、東京・品川~新横浜、静岡~浜松、京都~新大阪など近距離区間での利用はできません。

さらにこのプランは、事前に予約した駅以外での乗降も不可です。つまり、東京~新大阪間でチケットを予約した場合は、品川駅からの乗車や京都駅での途中下車などできません。指定された時刻のこだま号以外に乗車することもできません。

以上を踏まえた上であれば、金額としてはとってもお得です!

ぷらっとこだまの料金

移動区間 普通車指定席料金(通常期)
東京・品川~名古屋    8,600円   
東京・品川~新大阪    10,900円  

※2023年7月調べ

ちなみに、関西~九州の山陽新幹線には「バリ得こだま・ひかり・つばめ号」という同様のお得なサービスがあります。


新幹線ホテルパックプラン

新幹線とホテルがセットになったプランを利用すれば、トータルな旅費をお得にできます。

大阪や京都、名古屋、仙台、広島、福岡など日本の主要都市には、必ずといってよいほどパックプランで宿泊できるホテルがあります。

1泊2日で5,000円〜10,000円ほど安くなるパックが多いようです。

詳しい予約方法や割引シミュレーションはこちらの記事も参考にしてみてください。


往復割引

新幹線で片道601km以上移動するなら、往復チケットの購入がおすすめ。行きと帰りでそれぞれ運賃が10%お得になる往復割引が適用されます。ただし、通常運賃のみの割引で、新幹線の特急料金には適用されませんのでご注意ください。

例えば東京~岡山間は約733kmなので往復割引が適用され、通常往復運賃21,340円のところ19,200円になります。これに往復の特急料金13,980円がかかります。岡山や広島、博多へお出かけする方はぜひ利用してください。


学生割引乗車券

中学・高校・大学・専修・各種学校に通う学生・生徒であれば、学割の対象になります。幼稚園児は大人と同伴で無料になりますし、小学生には子ども料金が適用されるため、この両者は学割の対象になりません。

乗車券を購入する際は学生証や学生手帳を提出しましょう。学割が適用されれば、片道101km以上のJR線きっぷが20%引きで購入できます。

ただし、あくまで乗車券が20%引きになるだけで、特急料金には適用されないため、新幹線を利用する場合の実質的な割引率は12〜13%程度といったところです。

特急券を学生割引で購入するためには、学校に「学生・生徒旅客運賃割引証(通称:学割証)」を発行してもらわなくてはいけません。発行してもらった学割証に必要事項を記入したうえで、駅窓口や旅行会社に提出してください。

また、必要事項を記入した学割証を提出した場合は、学生証がなくても乗車券を学生割引料金で購入できます。

学割証または学生証の提出が必要なため、学生割引で乗車券や特急券を購入する際は、必ず駅の窓口か旅行会社に出向かなければいけません。つまり、インターネットでの購入はできないということです。

片道601km以上かつ往復で利用する場合は、往復割引と併用できるのでさらにお得になります。


団体割引

8名以上の団体で同じ便の乗車券を購入すると、普通団体割引が適用されます。新幹線の場合、特急券が適用外なので注意しましょう。

割引率は、乗車期間によって以下のふたつにわかれます。

・1月11日~2月末日、6月、9月、11月1日~12月20日は15%引き
・1月1日~10日、3月1日~5月31日、7月1日~8月31日、10月、12月21日~31日は10%引き

また31名以上で利用する場合は割引の適用ではなく、1名分の運賃が無料になります。さらに51名以上では2名分が無料になり、以降50名増えるごとに運賃無料扱いの人数が1名分ずつ追加されます。

ちなみに、学生・児童・園児が教職員の引率のもとに旅行する場合は学生団体割引が適用されます。この場合の割引率は、中学生以上が50%引き、小学生以下および教職員・付添人が30%引きです。


株主優待券

JR東海の株主優待券をもっていれば、管轄区間内の乗車券・特急券が10%引きで利用できます。東海道新幹線はJR東海の管轄区間であるため、常にお得に利用できます。

ちなみに山陽新幹線を管轄するJR西日本の株主優待券による割引率は50%であるため、これをもっていれば新幹線や在来線を半額で利用できます。


金券ショップ

鉄道会社の回数券が金券ショップに出回っていることがあります。お店にもよりますが、新幹線の回数券などは、おおむね5〜7%ほど安く売られているようです。


新幹線自由席用早特往復きっぷ【販売終了】

※2018年9月23日発売分をもって販売終了しました

早めに予約すれば、自由席限定で名古屋~新大阪の往復運賃が割引になります。予約期間は、利用開始日の1ヶ月から7日前まで。枚数に限りがあるため、できるだけ早めに予約した方がいいでしょう。

販売は駅の窓口のみでインターネットでは販売されていません。また、有効期間は3日間なので、3日以内に往復しなければならないということも覚えておきましょう。

通常運賃が往復11,660円のところ、この割引きっぷの値段は9,150円(子ども料金はなし)。特定都区市内駅制度が適用されるため、名古屋市内・大阪市内のどの駅からでも利用でき、またどの駅で降りることもできます。

新幹線自由席の通常料金

移動区間 普通車自由席料金
名古屋(市内)~新大阪(市内) 往復 11,660円(片道 5,830円)

新幹線自由席用早特往復きっぷの料金

移動区間 普通車自由席料金
名古屋(市内)~新大阪(市内) 往復 9,150円(片道 4,575円)


新幹線お出かけきっぷ【販売終了】

※2020年3月31日発売分をもって販売終了しました
東京・品川~小田原および熱海の往復がお得になるプラン。2人以上の利用から購入できます(子ども料金はなし)。

東京・品川~熱海の通常運賃が往復7,480円のところ、このプランを利用すれば5,550円に。2,000円近くもお得になります。

新幹線お出かけきっぷの料金

移動区間 普通車自由席料金
東京・品川~小田原 往復 4,720円(片道 2,360円)
東京・品川~熱海 往復 5,550円(片道 2,775円)


期間限定のJR西日本乗り放題きっぷ【販売終了】

JR西日本では、2021年12月27日(月)~2022年4月2日(土)の期間限定で「JR西日本 どこでもきっぷ」を発売します。

JR西日本の各きっぷの対象エリアであれば、新幹線・特急ともに乗り放題です。

JR西日本 中国エリアどこでもきっぷ・北陸エリアどこでもきっぷ

「どこでもきっぷ」はJR西日本の対象路線が乗り放題になるきっぷです。

「中国エリア どこでもきっぷ」はJR西日本中国エリア内の普通車自由席(新幹線・特急・普通列車)が連続する2日間乗り放題になるきっぷ。「北陸エリアどこでもきっぷ」はJR西日本北陸エリア内の普通車自由席(新幹線・特急・普通列車)が連続する2日間乗り放題になるきっぷです。

【料金】※おとな1名あたり

中国エリア どこでもきっぷ JR北陸エリア どこでもきっぷ
2日間用 7,000円 6,000円


もっと安く移動したいなら高速バスがダンゼンおすすめ!

新幹線にはさまざまな割引プランが用意されていますが、あまりお金をかけずに移動したいなら高速バスがおすすめです。寝ている間に移動できる夜行バスもあるので便利ですね。

高速バスの運賃

移動区間 区間最安運賃(相場)
東京~名古屋    2,000円   
東京~大阪    2,300円  
東京~神戸    2,300円  
東京~博多    6,800円   

※2023年7月時点

東海道新幹線の各駅行き高速バス・夜行バス

まとめ

通常料金よりお得に東海道新幹線へ乗車する方法はいくつかあります。

早めに予約することで適用される割引や、こだま号の乗車に限定することで適用される割引、移動距離が一定以上の場合に適用される割引など、プランによって適用条件はさまざま。なかには「EX予約」のように有料会員登録が必要なものもあります。

とにかく安い交通手段を探している方は、高速バスの利用を検討してみるのもいいでしょう。曜日や時期、バスのグレードによって料金は異なりますが、おおむね新幹線よりもリーズナブルに移動できます。


※本記事は、2018/04/05に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    バスとりっぷ編集部

    なかのひと 

    「高速バス・夜行バスのお役立ち情報メディア」を運営しています。 これまで高速バスを利用したことがある人にもそうでない人にも、高速バスでの移動がより便利で快適な旅になるように、役立つ情報を日々お届けしています。 情報は、Twitter、facebook、LINE公式アカウントでも配信中!「フォロー」「いいね」「友だち登録」をすれば、更新情報をいち早くキャッチできます。ぜひ、ご利用ください。

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