夜行バスの待ち時間に! 仙台駅周辺で楽しめる「ツウ」なスポット4選!
ざっくり、こんな観光
- 日本初のハンバーガーショップ「ほそやのサンド」がいい味をだしていた
- 黄色いポストは珍百景モノ。運が上がりそう。探してみて!
- ご当地グルメ「ひょうたん揚げ」、ラーメン店「天下一品」の仙台限定メニューも
仙台のメジャーな観光地と言えば、青葉城跡や大崎八幡宮などがありますが、今回紹介するのは、“ツウ”ならぜひとも立ち寄っておきたい仙台ならではの隠れスポット4つ。どれも、仙台駅から歩いていけるので、帰りのバスの待ち時間に、気軽に刺激が欲しい方には、もってこいです。
1.日本初のハンバーガーショップ「ほそやのサンド」
国分町にある「ほそやのサンド」は、1950年創業のハンバーガーショップ。
オーナーの細谷氏が、戦後、米軍キャンプ地の調理場でハンバーガーの味を学び、それをもとに仙台で開業したのがきっかけだという。店には「日本のハンバーガーはここからはじまった」と書かれ、日本初を掲げてておられます。
カウンターが数席あるだけの手狭な店内には、地元の方と思われるお客さんが多く訪れていました。
こだわり続けるハンバーガーは肉厚たっぷりで美味しく、肉の旨味が口いっぱいに広がります。
さすが伝統の味。
昨今ではハンバーガーというとファストフードの代表というイメージがありますが、ここで食べると違った深みが感じられます。
伝統ある味に趣きがあり、にじみ出る肉汁を堪能して贅沢な時間を過ごすことができました。
テイクアウトもできますが、できれば店内の雰囲気を楽しみながら食べることをオススメします。
2.ひょうたん揚げ「阿部蒲鉾店」
仙台名物の一つである笹かまぼこ。その老舗として有名な阿部蒲鉾店の本店では、「ひょうたん揚げ」というユニークな商品が販売されています。
まるでホットドッグのような食べ物ですが、中はフワフワのかまぼこ。それをカラッと薄い衣が包み込み、おやつ感覚でかまぼこが楽しめます。
本店には「ひょうたん揚げ」専用の窓口があって、ひっきりなしにお客さんが訪れています。もし、串に“当たり”の印があればもう1本サービスとのことなので、運試しに行ってみましょう!
基本的にはテイクアウトになりますが、店内に4席ほど椅子があるので、その場でも食べれます。
3.黄色いポスト
青葉区一番町にある「仙台セントラルビル」1階には、黄色いポストが設置されています。
人目を引き付ける黄色いポストは、なかなか珍しいですね。
これは私設ポストというもので、収集に支障がなく、ある程度の需要が身込めれば、日本郵便に申請して設置することができるもの。設置費用や改修費用は設置者が負担しなければならないのですが、私設ということもありポストの色は自由に変更することができるようです。
このビルでは、一際目立つ「黄色」に塗られていました。見るだけで幸せになれそう。
なかなか珍しいポストだと思いますし、黄色は幸せを呼ぶ色とも言われているので、観光ついでにふらっと立ち寄ってみると良いと思います。
4.ラーメン店「天下一品」の仙台限定、土鍋チーズラーメン
最後は、京都に本店を持ちながら、全国展開しているラーメン店「天下一品」。
こってりスープが人気のラーメン店ですが、仙台地域限定で「土鍋チーズラーメン」というメニューがあります。
上の半券。下部に「こむら」という文字が見えますが、これは「こむらさき」という文字が切れてしまったもの。仙台の天下一品は、「こむらさきグループ」という企業がフランチャイズしているのです。
こむらさきグループによって、昭和60年に仙台にやってきた天下一品のラーメン。独特のこってりスープをベースに、独自改良を重ねて「土鍋チーズラーメン」というオリジナルメニューが誕生し、人気を呼んでいるそうなのです。
丼ではなく、土鍋のまま出てくるのですが、あまりに高温のため土鍋の下に鉄製の鍋が敷かれています。こってりスープにチーズがトロリと盛りつけられ、スープはとってもとっても濃厚。
ただでさえ、こってり味なのにそれに輪をかけて濃厚なスープは、他ではなかなか味わえない絶品。ただとろみが増しているだけでなく、芳香なチーズの風味がスープを引き立てているので、美味しさ抜群でした。仙台に来ないと食べられないので、天下一品ファンならずとも、ぜひ一度は食べておきたいですね!
まとめ
東北で最も人が集まる、賑やかな仙台市。
大きな街なので、なかなか優雅に街歩きという雰囲気ではありませんが、探してみると独特の味わいがある場所がたくさんあります。ここに挙げた4つ以外にも、てくてく歩いて、ぜひニッチな仙台を見つけてみてください。
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※本記事は、2015/06/11に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
ワカバヤシヒロアキ
「長野ウラドオリ」の中の人 30代 / 男性
1980年大阪府生まれ。信州大学卒業後、建設コンサルタントや不動産業を経て、心機一転「放送作家」の道へ。2010年から『信州のへんてこ情報ブログ/長野ウラドオリ』を運営。東京に住んでいながら長野へ頻繁に訪れてブログを書く変わった人物として、長野朝日放送『ザ・駅前テレビ』に出演したり、FM長野、中日新聞などで取りあげられる。ライター&プランナーとしても活動中。
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