バスで国境越えにチャレンジ! セルビア〜マケドニアの国際バスに乗ってみた | 高速バス・夜行バスの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by 夜行バス比較なび

乗車体験記

バスで国境越えにチャレンジ! セルビア〜マケドニアの国際バスに乗ってみた

ギリシャの北側に位置するセルビア、マケドニア。両国の首都を結ぶ、約6時間の国境越えバス旅に挑戦しました! 海外らしい? 緩い部分がありつつも、バスは想像以上に快適で満足できる旅でした。

東ヨーロッパのバルカン半島に位置するセルビアとマケドニア。その国境越えバス旅についてレポートします!

まず場所を確認しておくと、セルビアとマケドニアは、ギリシャの北側に位置する国。



共に旧ユーゴスラビアを構成していた国であり、古くからトルコの影響を強く受けていた地域でもあります。

また、ヨーロッパの中では比較的物価の安い場所で、日本からの観光客は多くはありませんがヨーロッパ内からはたくさんの人が訪れています。


首都を結ぶベオグラード~スコピエの国際バスにチャレンジ!

今回の乗車区間はベオグラード~スコピエ。それぞれセルビアとマケドニアの首都です。

距離は約450km、所要時間は約6時間とそんなにハードな印象はありませんが、なんといっても途中で「国境越え」があります。これがどう出るか。

セルビア出国、マケドニア入国の手続きをしなければならないので、それなりに時間がかかるのでは? と予想しています。
果たしてどうなるでしょうか…?




今回利用したのは、FUDEKS(フーデックス)というセルビアのバス会社。

FUDEKSがヨーロッパの有名な格安バス会社FLIXBUS(フリックスバス)と提携していたため、FLIXBUSのスマートフォンアプリでチケットを購入しました。

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料金は22ユーロ。ものの1分ほどで予約完了。
Eチケット代わりのQRコードが、アプリで確認できるので便利です。


セルビアのバスターミナルは入場料が必要!?

バスは15:30出発。
余裕を持って30分前の15:00にベオグラードのバスターミナルに到着しました。

さっそく乗り場へ。
ベオグラードのバスターミナルでは、乗り場に入るのに改札を通ります。

ここでアプリのチケット画面を見せて通過。

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と思いきや、係員に止められてしまいました。
どうやらFLIXBUSでチケットを買った人は、バス乗り場への入場チケットを別途買わなければいけないそうです。

バスのチケットではなく、バス乗り場への入場チケット。ややこしい……。

すぐ隣のチケット売り場で「バス乗り場の入場チケット」を購入します。
料金は180ディナール(約200円)、結構高いですね。
最初からバスチケットの料金に含めてほしいです。

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そしてもうひとつ、荷物代が有料のようでした。乗客が荷物を預けるときにお金を払っています。
ここもお金を払うのか……。

と思いきや、なんと私だけ無料でした。

「君はFLIXか?荷物代は無料だよ。」

FLIXBUSでの購入者は荷物代が無料になるようです。
それにしてもバス乗り場の入場チケットが腑に落ちませんが。


バスはきれいで設備も充実。日本にはない◯◯のサービスも

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マケドニアバス乗車記画像.jpg

バスは外観も内装も、思っていた以上にきれいでした。
冬の東欧はとても寒いのですが、車内は暖房がついていて温かいです。

座席は肘置きもあり、リクライニングも可能。wifiもあり、車内にトイレもついていてかなり快適です。

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バスは概ね時間通りに出発し、出発後すぐにチョコレートが配られました。
予期せず配られるお菓子はやっぱり嬉しいです。

さらにしばらく経った頃、コーラのサービスがありました。水やお茶はなく、コーラのみです。
チョコレートが配られてから2時間後くらいでした。
不思議なタイミングでしたがせっかくなので頂きました。

バス車内での飲食のサービスというのは日本ではあまりないものですよね。

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セルビアの道路状態は良く、快調に進んでいきます。

19:00頃、道路沿いのカフェレストランで休憩がありました。
出発してからここまで、トイレ休憩はありませんでしたが、車内にトイレがついているためでしょう。

乗客の半分くらいが店に入っていましたが、それ以外の人はタバコを吸ったり椅子に座ったりとそれぞれ時間を潰していました。

私は事前にパンを買っていたのでここでは何も食べず。
休憩は30分ほどで終わり、19:30頃バスは再び国境に向けて走り始めました。


いざ国境越え! と思いきや、手続きは拍子抜けするほど簡単…?

セルビア-マケドニア間の国境に到着したのは20:30。
セルビア出国のため、一度全員バスを降ります。

そして、イミグレーションオフィスに入り、一人ずつ出国審査を受けるのですが…、この出国審査がびっくりするくらい簡素でした!

他の国の陸路越境では荷物チェックなどがありますが、ここでは一切なく、それどころかパスポートもパラパラとめくるだけでなんの確認もありません。

出国スタンプすらありません。
セルビアに入国したときはちゃんと入国スタンプを押してもらったのですが、出国スタンプがないとは驚きです。
今まで30回以上は陸路越境をしてきましたが、出国スタンプがないのは今回がはじめてのこと。

一人あたりにかかる時間はなんと5秒程度、私の旅史上最速の出国となりました。


他の乗客を待っている間、国境の様子を写真に撮っていたのですが、警備員に注意されたのですぐに画面を見せながら削除しました。

緩い出国審査と比べ写真撮影に関してはとても厳しかったため、ここの写真がお見せできないのが残念です…。


史上最速の出国手続きを経て、マケドニアに入国

全員の出国が終わったら再度バスに乗り込み、次はマケドニアへの入国手続きです。

マケドニア入国に至ってはバスから降りる必要すらなく、係の人が車内にパスポートを回収しに来て、一度オフィスに持っていき、しばらく経ったあと返却されて終わりでした。

マケドニア入国もスタンプはなし。本当にこんなに緩くていいのか、心配になるレベル。


セルビアとマケドニアは、クロアチアなど他の幾つかの国とともに旧ユーゴスラビアを構成していた国で、もともと一つの国だった過去があります。

その名残でこんなに出入国が簡単なのかもしれませんね。


あっという間に出入国が終わり、バスはスコピエへ向けて出発します。
そして、国境を出発して30分ほどでスコピエのバスターミナルに到着しました。

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コスパはまずまず、でもサービスはGood

今回乗車したバスは、時間通りの運行でバスの乗り心地も良かったです。

wifiは国境を越えた後は使えませんでしたが、それまでは不自由なく使うことができました。


チケット代の他にバス乗り場の入場チケットも必要だったりと、コスパはそこまで良くないですが、バスの状態やサービスに関しては日本と変わらない水準でした。

言葉がわからないので理解できませんでしたが、休憩や国境でバスが停車する度にアナウンスがありましたし、日本のバスとは違ったチョコレートとコーラのサービスも嬉しかったです。


日本に住んでいると、バスで国境を越えて別の国に入国する機会はありませんが、海外ではバスでも簡単に越境することができます。

バスでの国境越えは日本では味わえない感覚だと思いますので、海外に行った際はチャレンジしてみることをおすすめします!


※本記事は、2018/01/10に公開されています。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。

  • この記事を書いたライター

    mikon

    ライター 20代 / 男性

    世界の歴史や食文化などを学びながら、夫婦で旅をしています。好きなものはお酒、コーヒー紅茶、食べ物、歴史。挨拶や数字などの言葉を覚え、現地の人とやり取りをするように心がけています。楽しく食べて飲んで学んで、自分の心を豊かにするような旅をしたい。

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