高速バス車内の暇つぶしにぴったりなオススメ本、 “エア本屋”「いか文庫」6選 | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

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高速バス車内の暇つぶしにぴったりなオススメ本、 “エア本屋”「いか文庫」6選

お店もないし、商品もないけれど、毎日どこかで開店している“エア本屋”の「いか文庫」です。今回、「バスの旅を楽しむなら」というテーマで、オススメの本を選びました。バス旅のお供になる1冊、ぜひ探してみてください。

こんにちは!
お店もないし、商品もないけれど、毎日どこかで開店している“エア本屋”の「いか文庫」です。
従業員は、本担当の「店主」と、いか担当の「バイトちゃん」の2名です。
どうぞよろしくお願いします。


さて今回、「バスの旅を楽しむなら」というテーマで、オススメの本を選びました。
バス旅のお供になる1冊、ぜひ探してみてください。


まずは、店主選のおすすめ本4冊!


1)「HOSONO百景」 ~大音楽家と旅する”世界” そしてついには”宇宙”まで?~

   

HOSONO百景

長距離バスの中、あると良いものと言えば「音楽」を挙げる人も多いのでは? その音楽と一緒に楽しめるのがこの1冊です。

かつて、はっぴいえんどやYMOのメンバーとして活躍し、70代を迎えた今なお精力的に、かつマイペースに活動されている音楽家・細野晴臣さんが、旅先でのエピソードや各国の音楽について語った内容をまとめたこの本。
しゃべり口調をそのまま収めているので、細野さんの渋い声をそばで聞いている気持ちになります。

その上、次々と出てくる、聴いてみたい音楽、観てみたくなる映画、そして読んでみたくなる本の数々。
自分ひとりでは辿り着けない情報がどんどん湧いて出てくるから、あらゆるものへの興味が一気に膨らみます。

あっという間に目的地に着いてしまった! となるに違いありません。



2)「冬の本」 ~ふと開いたページに待っているのは…?~

   

冬の本

小さな物語やエッセイを集めた本です。
小説家、エッセイスト、ミュージシャン、お笑い芸人、本屋さん、写真家、イラストレーター、映画監督、漫画家、料理家、スタイリスト、デザイナーなどなど……ありとあらゆる職に就く84名もの方々が、<「冬」と「本」が傍にある>というルールの元に綴った文章が収められています。

さて、では、どうしてこれがバスの旅に合うのか? と言うと……どの文章も、見開き2ページで読み終わるんです。
バスの心地よさにウトウトしながら……ふと目が覚めた時におもむろに開いたページを……なんていう幸せな、のんびりとした気持ちで読める1冊。その時の気持ちにぴったりなものが見つかったら、それも嬉しいですよね。

文庫本よりすこし大きめで、単行本よりちょっと小さめなサイズも、旅のお供にぴったりです。



3)「東京するめクラブ 地球のはぐれ方」 ~名古屋に行く人、行ってみたい人、ぜひ!~

   

地球のはぐれ方

作家の村上春樹、エッセイストの吉本由美、編集者の都築響一の3人で結成した「東京するめクラブ」が、世界中の「ちょっと変なところに行って、ちょっと変なところを見てこよう」と、旅した記録をまとめた1冊。

彼らが最初に訪れた「名古屋」が、それはそれはディープで興味深かったそうで、125ページものページ数が割かれています。

村上春樹は名古屋を「魔都」と呼び、喫茶店でのメニュー(エビフライが突き刺さったハヤシライス)や、他では見かけない風習(開店記念の花輪の花を開店と同時に引っこ抜く)などが、面白おかしく紹介されています。

同じ日本なのに知らなかった! な驚きが満載なので、これから名古屋ゆきの高速バスに乗る方にぜひお勧めしたい。見る角度が変わって、旅がより一層楽しくなるはずです。



4)「デボネア・ドライブ」 ~キュート&ファンキーな、ロードムービー風コミック~

   

デネボアドライブ

元クラゲのエチゼンくんと、ゲイのモモヤマさん、そして金庫破りのマリちゃんが主人公の物語。
何より絵がカワイイ!のだけれど、それに癒されるわけじゃないのがこの漫画のミソ。

それぞれに傷を抱えたこの3人が、ある目的を果たすために千葉から青森へ向かう、その道中は、ハードボイルド&クレイジー!
何度もなんども危機的状況に陥りながらも、ビュンビュン走り抜ける車とともに、物語は疾走感を失うことなく進んでいきます。

高速で走るバスの中、3人と一緒に走り抜けている気持ちで一気読みしちゃうのは必至ですが、途中途中にジーンとするエピソードが挟み込まれているのも魅力の一つ。

目的地に到着する頃には、爽やかであったかい気持ちになっていることをお約束します。



続いて、バイトちゃん選のおすすめ本2冊!


5)「バスに乗ってどこまでも」 ~乗車50回!高速バス旅行はこの本に習えば間違い無し?~

   

バスに乗ってどこまでも

旅のルールは『高速バスを使うこと!宿泊は必ず野宿!観光・食事・高速バス代含め、すべて一万円以内でまかなうこと!』。

この条件で、北は秋田から、西は岡山まで旅行してしまった女性がいます。それが本書の著者なんです。

予算一万円以内のルールを守るために、ひたすら歩いて移動費を節約したり、時にはスーパーで袋麺を買ってきて外で自炊したり、夜になれば公園や駅でうろうろと寝床を探して野宿。
まったく贅沢ができないケチケチ旅のはずなのに、その状況をゲームのように楽しむ姿は、だんだん羨ましく思えてきたりもして…。

高速バスに全部で50回も乗車し、もはや高速バスマスターになった著者の体験談には、旅のヒントになる情報が盛りだくさん。高速バスでいろんな場所へ行ってみたいという方はぜひ!



6)「47都道府県女ひとりで行ってみよう」 ~心にゆとりを持って旅したい方におすすめ~

   

47都道府県、女一人で行ってみよう

あなたは旅をするとき、何かにこだわったり、目標を決めて出かけますか?

観光スポットは全部おさえて、名物料理を食べて、現地の人と触れ合って…そんな風に勇まなくても、自分のペースで旅することの良さを教えてくれるのがこの本です。著者は女ひとりで、日本全国47都道府県を1ヶ月に1箇所ずつ4年かけて巡ります。

食べ物の好き嫌いが多いので、せっかくの旅先でもファストフード店に入ったり、興味がなければ観光施設にも立ち寄りません。誰かと一緒の旅なら、我慢したり、妥協するポイントが出てくるものですが、そういうストレスもない著者の旅には心にゆとりがあります。

各都道府県につき2,3ページずつの4コマ漫画も挟みながら、やわらかい文章で綴られたエッセイは、移動中にぱらぱらとめくって楽しめること間違いなしです。


本を片手に、いざバス旅へ!

以上、「バスの旅を楽しむなら」をテーマに、6冊を選んでみました。
これらの本を手にしたあなたのバス旅が、イカしたものになりますように!
いってらっしゃーい!


※本記事は、2017/10/19に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    いか文庫

    エア本屋 女性

    お店も無いし、商品も無いけど、毎日どこかで開店している「エア本屋」。 本担当の店主と、イカ担当のバイトちゃんが、どこで?どんな風に?どうやったら?本を(たまにイカも)楽しく売ったり買ったり知ったり味わったりできるのかを、日々考え動き回っています。そんな本屋もいいじゃな<コ:彡?

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