老舗の旅館がゲストハウスに! 諏訪湖近くの「マスヤゲストハウス」で癒しのひととき | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

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老舗の旅館がゲストハウスに! 諏訪湖近くの「マスヤゲストハウス」で癒しのひととき

「マスヤゲストハウス」は明治時代創業の老舗旅館を3ヶ月かけて改装して完成させた宿泊施設。高速バスでのアクセスに便利な諏訪湖近くに位置しており、バス乗り場からは徒歩でわずか1分。地元の人たちとの交流も楽しめるゲストハウスです。

以下は2017年の取材記事です。2021年6月現在は料金に変更があります。
最新情報はマスヤゲストハウスのHPをご確認ください。

ざっくり、こんなゲストハウス

  • 下諏訪の高速バス乗り場から徒歩1分
  • 明治時代創業の老舗旅館をゲストハウスに改装
  • リビング&バーでは宿泊者だけでなく地元の人との交流も楽しめる

最近はお手頃な料金のゲストハウスが日本各地にでき、国内旅行をより手軽に楽しめるようになってきました。

ゲストハウスの良さは、宿泊費の安さだけでなく、人との出会いにあふれているところ。

今回ご紹介するのはそんなゲストハウスのうちのひとつ、長野県の諏訪湖のほとり下諏訪町にある「マスヤゲストハウス」です。


下諏訪の温泉巡りの拠点にも便利な「マスヤゲストハウス」

マスヤゲストハウスは都内からのアクセスも便利で、バスタ新宿から高速バスで約3時間。下諏訪の高速バス乗り場で下車し、そこから徒歩でわずか1分です。

下諏訪の高速バス乗り場で下車
下諏訪の高速バス乗り場で下車
道路を渡ったところにある駐車場を突っ切り
道路を渡ったところにある駐車場を突っ切り
この細道を進んでいくと
この細道を進んでいくと
マスヤゲストハウスに到着。レンガの壁が目印
マスヤゲストハウスに到着。レンガの壁が目印

マスヤゲストハウスがオープンしたのは今から約3年前。
明治時代創業の老舗旅館「ますや旅館」を3ヶ月かけて改装し、完成させたそうです。

周辺には下諏訪の雄大な自然の他、230円で入れる温泉銭湯が6つもあるので、温泉巡りの拠点としても最適。
スタッフが温泉への行き方も案内してくれます。


老舗旅館の雰囲気が残る館内

では、ゲストハウスの中をざっと紹介していきましょう。


ゲストハウスの中庭
ゲストハウスの中庭
男女混合8人ドミトリー(2,900円/人/泊)は部屋の真ん中が広くなっていて畳の上でゴロゴロできます
男女混合8人ドミトリー(2,900円/人/泊)は部屋の真ん中が広くなっていて畳の上でゴロゴロできます
女性専用6人ドミトリー(3,000円/人/泊)には鏡台も用意
女性専用6人ドミトリー(3,000円/人/泊)には鏡台も用意
アララギの間(1人4,500円/泊、2人7,000円/泊、3人9,000円/泊)は布団を敷くタイプの個室
アララギの間(1人4,500円/泊、2人7,000円/泊、3人9,000円/泊)は布団を敷くタイプの個室
宿泊者用の共有キッチンには調理器具と調味料が一通りそろってます
宿泊者用の共有キッチンには調理器具と調味料が一通りそろってます
ゆったりとした時間が流れます
ゆったりとした時間が流れます
2階から見下ろすリビング
2階から見下ろすリビング
2階の窓からの下諏訪の夕景
2階の窓からの下諏訪の夕景

老舗旅館の雰囲気も残した、味のある佇まい。
ここで過ごしているだけで心が落ち着いてきます。


地元の人たちとの触れ合いも楽しめるリビング&バー

リビング&バーは宿泊者以外の方も自由に出入りすることができ、夜7時からはお酒とソフトドリンクの提供も。

スタッフのあさちゃん。気さくで話しやすい雰囲気
スタッフのあさちゃん。気さくで話しやすい雰囲気

カウンター席でお酒を飲めば自然と他のお客さんとの会話も盛り上がります。

お客さんは地元の若者や定年退職してひとり旅をしている男性などさまざま。年齢層は非常に幅広いのですが、こういう場では年の差なんてあまり気にする必要はありません。

お酒は種類豊富。1杯500円から
お酒は種類豊富。1杯500円から

リビングで談笑していた団体のお客さんが出ていくとき、その中のひとりの女性が僕のところにやってきて聞きました。

「今日何時くらいまで飲んでます?」
「たぶん遅くまで」
「じゃあ、ちょっとお願いがあるんですけど……」

いっしょに来ている友達のひとりが誕生日とのこと。戻ってきてからサプライズでパーティーをするのでいっしょに祝ってほしいというお願いでした。


そして彼女たちが戻ってきたのは午後10時半頃。電気がパッと消され、スタッフのあさちゃんがろうそくを灯したバースデイケーキを運びます。そして、その場にいた人みんなで一斉に歌いはじめました。

「ハッピーバースデー・トゥー・ユー……」

その日初対面の人も多いのに、この不思議な一体感。本当に非日常的な空間だよなあ……としみじみ感じます。

夜が更けていきます
夜が更けていきます

気持ちよく酔ってドミトリーのベッドに戻りました。

ベッドカーテンを閉めて横になると、夜の静けさの中に聞こえてくるのは囁くような虫の鳴き声。ベッドサイドの読書灯で文庫本を読んでいたのですが、いつのまにか心地よい眠りに落ちていました。


翌朝はリビングで朝食(500円の別料金)をいただきました。味噌汁はさつまいもの甘みがきいてほっこりする美味しさ。
近所のモーニングを食べられるお店が長期休業だったので、その間だけ提供されているようです。

ゲストハウスの朝食
ゲストハウスの朝食
朝食を作ってくれたスタッフのななちゃん
朝食を作ってくれたスタッフのななちゃん

今回は2泊のみの滞在でしたが、次は1週間くらいのんびりと滞在したい。そして、リビングでゴロゴロしたり、日向ぼっこしたり、小説を書いたりしたい。
そんな風に思わせてくれる、心地いいゲストハウスでした。


マスヤゲストハウス

長野県諏訪郡下諏訪町平沢町314 Google Map
0266-55-4716(8~11時、16~22時)
Webサイト

※取材協力/マスヤゲストハウス

 

※本記事は、2017/10/13に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    小林ていじ

    ライター 男性

    アジアと旅が好きなライター。タイに7年くらい住んでいたことも。ブログと電子書籍で恋愛小説も書いてます。

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