高速バスとフェリーで楽しむ、北海道~東京の旅! 3列独立シート「高速はこだて号」「津軽海峡フェリー」乗車記
さよなら北海道! 熱々シャワー&ごろ寝テレビでゆったり過ごせる「津軽海峡フェリー」
函館駅から、シャトルバスを利用してフェリーターミナルに到着。
これから乗船するのは、函館~青森を3時間40分で結ぶ「津軽海峡フェリー」です。
1日16便が運航されており、料金は2,220円から。
北海道新幹線の同区間である新青森駅~新函館北斗駅は7,260円~ですので、かなりリーズナブルです。
1階には自動で乗船手続きができる“スマートチェックイン”の機械があります。
チケットによっては機械に対応していないものもあり、その場合は窓口でQRコード付きの乗船券を発行してもらいます。
函館フェリーターミナルには、天然岩のり定食など道南の食材を活用したメニューを提供する食堂「海峡日和」や、売れ筋商品として、ドン・デ・マカロニのシュガーバターなどの名物が並ぶショッピングスポットが。
お弁当・パンなどの軽食が揃った売店もあり、函館駅で買いそびれた人は、こちらが乗船前に購入できる最後のチャンスとなります。
乗船は出航の30分前まで。
3階のボーディングゲートに行き、乗船券のQRコードをかざして、いざ乗船です!
今回、利用した客室は“スタンダード”。定員18~26人で、船内に16室ある一般的な客室でした。
カーペット敷きの客室には、ロッカーやシューズボックス、簡易枕があり、思い思いに横になって休む乗客の方の姿が。
私が利用したのは、女性専用のレディースルーム。
向かいにある家族連れ専用のファミリールームでは、小さな姉弟が元気に走り回っていました。
窓際にあるテーブル席“プロムナード”も、追加料金なしで利用できます。
海を見ながら過ごせるとあって人気を集めており、ほとんどが使用中。
どの乗客の方も、船内に持ち込んだ弁当や菓子を食べながらゆったりと過ごしていました。
かなり人気だったので、このスペースを利用したいなら、乗船してからすぐに席を取りに行った方がいいかもしれません。
客室に荷物を置いてデッキに出ると、フェリーはすでに函館港をあとにしていました。
しばらく遠くなっていく北海道を眺めたあと、客室へ戻る途中にシャワールームを発見!
さっそくシャワーを浴びてさっぱりしました。ドライヤーが備えられているのもうれしいですね。
シャワー後にもう一度デッキに行くと、ちょうど日が沈むところ。
日本海に沈む夕陽を写真に収めようと、スマホやカメラを手にした乗客が続々と集まってきていました。
19:00をまわると、船内は夕食のムードに。
フェリーのエントランスには自動販売機が並んでおり、冷凍食品や弁当、カップ麺などが買えるようになっています。
購入品は、横にある電子レンジで温めも可能。
私は函館でゲットした“ラッキーピエロ”のハンバーガーを温め直し、客室に戻っていただきました。
レディースルームでは、先客の女性5人がテレビを観ながらゆったり過ごしていました。
かく言う私も、男性の目がないだけあってかなりリラックス。
テレビを見ながらウトウトしていると、到着のアナウンスが。
3時間40分はあっという間に過ぎ、21:10に青森の津軽フェリーターミナルに到着しました。
札幌~青森を結ぶ、高速バス&フェリーのお得なセット券「津軽海峡物語」
今回は札幌~函館を結ぶ「高速はこだて号」、函館駅~フェリーターミナルを走る路線バス、そして「津軽海峡フェリー」がセットになったお得なきっぷ「津軽海峡物語」を利用しました。
料金は6,000円。バラバラに乗ると、
・「高速はこだて号」4,810円
・函館駅~フェリーターミナルの路線バス:320円
・「津軽海峡フェリー」2,270円(※8月下旬)
と計7,400円かかるので、セット券にするとリーズナブルに旅を進めることができます。
路線バスに乗り遅れた際は、差額を払えばタクシーも利用できるというのも嬉しいサービスですね!
※本記事は、2017/10/01に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
さとちん
フリーライター・ブロガー 女性
出産後、子育て情報誌の編集部に9年勤め、退職後はフリーライターとして旅とグルメのジャンルを中心に取材とライティングに励む。子育てが落ち着いてから一人旅に目覚め、時間を見つけては国内各地を旅行。2020年47都道府県制覇しました。高速バスや電車代がお得になるチケット情報に目がなく、それらを活用しながら効率よく旅することを得意としています。 温泉ソムリエ、サウナ・スパ健康アドバイザー、銭湯検定4級
このライターの記事一覧区間 | 4月 | 5月 | |
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6,000円 | 3,900円 | ||
8,800円 | 4,350円 | ||
4,000円 | 4,000円 | ||
860円 | 860円 | ||
2,200円 | 2,200円 | ||
6,500円 | 3,900円 | ||
9,300円 | 3,900円 | ||
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