高速バスとフェリーで楽しむ、北海道~東京の旅! 3列独立シート「高速はこだて号」「津軽海峡フェリー」乗車記 (2ページ目) | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

乗車体験記

高速バスとフェリーで楽しむ、北海道~東京の旅! 3列独立シート「高速はこだて号」「津軽海峡フェリー」乗車記

高速バスとフェリーで楽しむ、北海道~東京の旅。まずは3列独立シートの「高速はこだて号」で、札幌~函館を移動。その後、函館のご当地グルメをテイクアウトし、「津軽海峡フェリー」で青森へ。これらがセットになったお得なきっぷも紹介します。

さよなら北海道! 熱々シャワー&ごろ寝テレビでゆったり過ごせる「津軽海峡フェリー」

函館駅から、シャトルバスを利用してフェリーターミナルに到着。

これから乗船するのは、函館~青森を3時間40分で結ぶ「津軽海峡フェリー」です。
1日16便が運航されており、料金は2,220円から。

北海道新幹線の同区間である新青森駅~新函館北斗駅は7,260円~ですので、かなりリーズナブルです。

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これから乗船する「津軽海峡フェリー」とハートのモニュメント。

1階には自動で乗船手続きができる“スマートチェックイン”の機械があります。

チケットによっては機械に対応していないものもあり、その場合は窓口でQRコード付きの乗船券を発行してもらいます。

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自動で乗船手続きができる“スマートチェックイン”の機械。
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発券カウンターで当日券を買う人も数多くいました。

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QRコードの付いた「津軽海峡フェリー」乗船券。

函館フェリーターミナルには、天然岩のり定食など道南の食材を活用したメニューを提供する食堂「海峡日和」や、売れ筋商品として、ドン・デ・マカロニのシュガーバターなどの名物が並ぶショッピングスポットが。

お弁当・パンなどの軽食が揃った売店もあり、函館駅で買いそびれた人は、こちらが乗船前に購入できる最後のチャンスとなります。

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道南の食材を使ったメニューがメインの食堂「海峡日和」。

乗船は出航の30分前まで。
3階のボーディングゲートに行き、乗船券のQRコードをかざして、いざ乗船です!

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ボーディングゲートにQRコードをかざして乗船します。
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長いボーディングブリッジを渡ってフェリーまで。

今回、利用した客室は“スタンダード”。定員18~26人で、船内に16室ある一般的な客室でした。

カーペット敷きの客室には、ロッカーやシューズボックス、簡易枕があり、思い思いに横になって休む乗客の方の姿が。

私が利用したのは、女性専用のレディースルーム。
向かいにある家族連れ専用のファミリールームでは、小さな姉弟が元気に走り回っていました。

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レディースルーム。ロッカーやシューズボックス、テレビが設置されています。
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スタンダードルームの廊下。丸い円の色が客室カーペットの色と一緒になっており、迷った際の目印に。

窓際にあるテーブル席“プロムナード”も、追加料金なしで利用できます。

海を見ながら過ごせるとあって人気を集めており、ほとんどが使用中。
どの乗客の方も、船内に持ち込んだ弁当や菓子を食べながらゆったりと過ごしていました。

かなり人気だったので、このスペースを利用したいなら、乗船してからすぐに席を取りに行った方がいいかもしれません。

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賑わっていたプロムナードも下船間際になると空いています。

客室に荷物を置いてデッキに出ると、フェリーはすでに函館港をあとにしていました。

しばらく遠くなっていく北海道を眺めたあと、客室へ戻る途中にシャワールームを発見!
さっそくシャワーを浴びてさっぱりしました。ドライヤーが備えられているのもうれしいですね。

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「津軽海峡フェリー」のデッキから眺めた函館山。

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8室あるシャワールームは施錠可能。シャンプー・コンディショナー・ボディソープが用意されている。
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無料で使用できるドライヤーが4台設置されています。

シャワー後にもう一度デッキに行くと、ちょうど日が沈むところ。

日本海に沈む夕陽を写真に収めようと、スマホやカメラを手にした乗客が続々と集まってきていました。

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「津軽海峡フェリー」のデッキから眺めた、日本海に沈む夕陽。

19:00をまわると、船内は夕食のムードに。

フェリーのエントランスには自動販売機が並んでおり、冷凍食品や弁当、カップ麺などが買えるようになっています。

購入品は、横にある電子レンジで温めも可能。
私は函館でゲットした“ラッキーピエロ”のハンバーガーを温め直し、客室に戻っていただきました。

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冷凍ドリアや炒飯をはじめ、駅弁も揃っている自動販売機。

レディースルームでは、先客の女性5人がテレビを観ながらゆったり過ごしていました。
かく言う私も、男性の目がないだけあってかなりリラックス。

テレビを見ながらウトウトしていると、到着のアナウンスが。

3時間40分はあっという間に過ぎ、21:10に青森の津軽フェリーターミナルに到着しました。


札幌~青森を結ぶ、高速バス&フェリーのお得なセット券「津軽海峡物語」

今回は札幌~函館を結ぶ「高速はこだて号」、函館駅~フェリーターミナルを走る路線バス、そして「津軽海峡フェリー」がセットになったお得なきっぷ「津軽海峡物語」を利用しました。

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「津軽海峡物語」セット券

料金は6,000円。バラバラに乗ると、

・「高速はこだて号」4,810円
・函館駅~フェリーターミナルの路線バス:320円
・「津軽海峡フェリー」2,270円(※8月下旬)

と計7,400円かかるので、セット券にするとリーズナブルに旅を進めることができます。

路線バスに乗り遅れた際は、差額を払えばタクシーも利用できるというのも嬉しいサービスですね!

詳細はこちら

※本記事は、2017/10/01に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    さとちん

    フリーライター・ブロガー 女性

    出産後、子育て情報誌の編集部に9年勤め、退職後はフリーライターとして旅とグルメのジャンルを中心に取材とライティングに励む。子育てが落ち着いてから一人旅に目覚め、時間を見つけては国内各地を旅行。2020年47都道府県制覇しました。高速バスや電車代がお得になるチケット情報に目がなく、それらを活用しながら効率よく旅することを得意としています。 温泉ソムリエ、サウナ・スパ健康アドバイザー、銭湯検定4級

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