高速バス・関東鉄道「みと号」~快適すぎるフェリー「NEWさんふらわあ ふらの」の旅! 1日かけてゆったりと北海道へ (2ページ目) | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

乗車体験記

高速バス・関東鉄道「みと号」~快適すぎるフェリー「NEWさんふらわあ ふらの」の旅! 1日かけてゆったりと北海道へ

新幹線や格安LCCで、本州からのアクセスが便利になった北海道。こんなご時世にあえてバスとフェリーを利用し、1日かけてゆったりと北海道に向かうメリットとは? 東京駅からバス2本を乗り継いで茨城・大洗に向かい、フェリーで北海道・苫小牧に降り立ってみました!

展望浴場にビール! 旅を満喫できる苫小牧行きフェリー「NEWさんふらわあ ふらの」

フェリーターミナルに到着したら、まずは乗船の手続きを済ませましょう。

あらかじめ予約しておいた場合は、自動発券機にQRコードをかざすだけでチケットが発券されます。
機械に慣れていなくても、案内の女性が丁寧に教えてくれるので安心ですね。

1-16(発券機の並ぶフロア@大洗フェリーターミナル。「商船三井フェリー」「大洗⇔苫小牧」の文字)
大洗フェリーターミナルの発券ロビー。2階には出航を待つ乗客の姿も見られます。

チケットを発券したら2階で乗船を待ちます。レストランや土産物を扱う売店もありましたよ。

出発は19:45でしたが18:00にはアナウンスがあり、乗船することができました。


いざ、2017年5月に就航したばかりの「NEWさんふらわあ ふらの」の船内へ!

1-17(さんふらわあ・外観)
長い通路を経てフェリーに乗船します。

1-18(さんふらわあ・廊下)
カーペットが敷かれ、クラシックな雰囲気の船内。

乗客の人気を集めていたのは、広々としたサウナ付きの展望浴場でした。

中には乗船と同時に利用し、出発前からすでに入浴を楽しんでいる方も。
ほかにもマッサージチェア、コインランドリー、キッズルームにドッグランも完備と、充実した設備が揃っていました。

1-19(さんふらわあ・浴場)
大きな窓から外の景色を眺めてひと息。脚も伸ばせる、ゆったりとした展望浴場。

1-20(さんふらわあ・マッサージチェア)
展望浴場の前には200円で利用できるマッサージチェアが3台。
1-21(さんふらわあ・コインランドリー)
1回300円のコインランドリーが2台。乾燥機は10分100円です。

1-22(さんふらわあ・キッズランド)
24時間利用可能なキッズスペース「キッズランド」。
1-23(さんふらわあ・ドッグラン)
乗船開始~22:00と、8:00以降に使えるドッグラン。水飲み場付きでペットのストレス解消に。


船内唯一のレストランはビュッフェ形式で、出航前の18:30から利用可能。
「夕食&朝食」「夕食&昼食」「朝食&昼食」がセットになったお買い得な食券もありました。

ビュッフェには常時20品強のメニューと、取材時には「NEWさんふらわあ ふらの」限定メニューとして、「鶏と夏野菜のジェノベーゼ」「夏野菜のエスニックサラダ」が。

18:30~20:00の営業時間内であれば、これらのラインナップが全て食べ放題です。
なお営業時間は、朝食が7:30~9:00、昼食が12:00~12:45。

1-24(さんふらわあ・ビュッフェレストラン)
ビュッフェに並んでいるメニューは常時20品強。
1-25(さんふらわあ・ビールサーバー)
ビールは「サッポロクラシック」でした。
1-26(さんふらわあ・ビュッフェに並んでいる品)
ビュッフェに並んでいる料理。季節限定メニューの「鶏と夏野菜のジェノベーゼ」。
1-27(さんふらわあ・ビュッフェ1人分)
プレートに盛りつけ。カレーにデザートのすいかに盛りだくさん!


食事を済ませたら客室へ。
「NEWさんふらわあ ふらの」内で一番リーズナブルな「ツーリスト」という部屋を見せてもらいました。

1人あたりのスペースは80×195cmほどで、荷物や衣類をかけるフック付き。

フェリーをよく利用する乗客の男性いわく、「昔のフェリーはこういう客室がメインだったが、最近は減っている」とか。それでも取材日は満室の人気ぶり。

1-28(さんふらわあ・客室「ツーリスト」内)
客室「ツーリスト」はこんな感じ。25人定員の客室が1部屋と、11人定員の客室が2部屋あります。

「ツーリスト」が満室だったため、私は「コンフォート」という客室を利用しました。
こちらは2段ベッドの、カプセルホテルの個室のような雰囲気。

1-29(客室「コンフォート」外観)
「コンフォート」は2段ベッドになっており、泊まったのは下段でした。

1-30(さんふらわあ・アメニティ各種)
アメニティは、使い捨てのスリッパ、イヤホン、シーツ、枕カバー。
1-31(さんふらわあ・テレビ)
テレビも見られますが、他の乗客の迷惑にならないようイヤホン装着を忘れずに。


船内ではWi-Fiも使えたので、北海道に着いてからの情報をリサーチすることができました。

さまざまな観光地や店を検索し、これからの旅に思いを馳せワクワク・ドキドキしながら22:00ごろに眠りにつきました。

1-32(さんふらわあ・パソコン&サッポロクラシック)
サッポロクラシックを飲みながらネットサーフィン。

翌朝は朝日を見るのを楽しみに、5:00に起きてデッキへ。
……が、あいにくの曇り空で2度寝を決め込みました。

次に目覚めたのは6:40。風呂に入って朝食をとり、3度寝。

気づけば13:00には苫小牧に到着。天気も快晴に。
あっという間のフェリー体験でした。

1-33(さんふらわあ・快晴のデッキ)
デッキから見た苫小牧の空。青い空に赤い煙突が映えます。

この後の旅の様子は、また次回ご紹介します!


東京~北海道の各都市を結ぶ「高速バス+フェリー」、お得なきっぷが発売中

今回乗車した、東京駅からの「高速みと号」+「フェリー」+「北海道の都市間高速バス」がセットになった、お得な連絡きっぷが発売されています。

種類と値段は以下の4種。

・東京~札幌「パシフィック・ストーリー」9,900円~
・東京~小樽「おたる・ストーリー」10,540円~
・東京~旭川「あさひかわ・ストーリー」11,790円~
・東京・富良野「ふらの・ストーリー」11,890円~

こちらを利用すると、最低9,900円で札幌まで行くことができます。

フェリーの運賃だけでも最安値で8,740円かかりますので、かなりお得ですね。
詳しい購入方法などは、以下のリンクよりご確認を!

商船三井フェリー「フェリー&高速バスのお得な連絡きっぷ」

※本記事は、2017/09/24に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    さとちん

    フリーライター・ブロガー 女性

    出産後、子育て情報誌の編集部に9年勤め、退職後はフリーライターとして旅とグルメのジャンルを中心に取材とライティングに励む。子育てが落ち着いてから一人旅に目覚め、時間を見つけては国内各地を旅行。2020年47都道府県制覇しました。高速バスや電車代がお得になるチケット情報に目がなく、それらを活用しながら効率よく旅することを得意としています。 温泉ソムリエ、サウナ・スパ健康アドバイザー、銭湯検定4級

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