豪華バス「ドリームルリエ」2つのクラスを乗り比べ! アドバンスクラスで大阪⇔東京間を快適バス移動 | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

乗車体験記

豪華バス「ドリームルリエ」2つのクラスを乗り比べ! アドバンスクラスで大阪⇔東京間を快適バス移動

大阪ー東京間に新型夜行バス「ドリームルリエ」号が堂々デビュー! 1つの車両に2つのクラスを配置し、さらに進化した「ドリーム号」にさっそく乗車してきました。今回はドリームルリエ2号「アドバンスクラス」に乗車して、大阪から東京までのバス旅と豪華な装備を紹介します。

ざっくり、こんな豪華バス

  • アドバンスクラスは3列シートなのに個室感が味わえる新型座席シート
  • ここまでやるの? 豪華車内設備
  • 大阪→東京「ドリームルリエ2号」乗車体験記

※以下の記事は「初期型」の記事内容です。記事本文の文末にも上記リンクを設置しています


アドバンスクラスは3列シートなのに個室感が味わえる新型座席シート

大阪駅JR高速バスターミナルに入線したドリームルリエ号は、プレミアムドリーム号やグランドリーム号と同様、高級感があふれるデザインで、上品なパールカラーが特徴です。

ドリームルリエ2号
ドリームルリエ2号

3列シートは独立1人席と2人席で構成されています。独立1人席は、今までの夜行高速バスと同様にパーテーションで通路を仕切り、プライベート空間を確保していますが、ドリームルリエ号のアドバンスクラスでは2人席でも隣の座席との間をパーテーションで仕切り、まるで個室のようなプライベート空間を作っています。

高級感があふれ、早くシートに座りたくなる気持ちを誘います
高級感があふれ、早くシートに座りたくなる気持ちを誘います

こちらはお馴染みの1人座席のカーテンですが、アドバンスクラスでは前の座席を仕切るカーテンも装備されています。

隣に座るのはどんな人?
隣に座るのはどんな人?

もうひとつの仕切りプライベートカーテン
もうひとつの仕切りプライベートカーテン

2人座席に座ると、隣との仕切りと前座席のカーテンのおかげで自分だけの空間が約束されます。ちょっと閉鎖的?
と感じる人もいるかもしれませんが、夜行高速バスの場合「快適な睡眠」を提供することが1番のサービス。視野に入るノイズが少ないほど夜は休みやすくなります。

アドバンスクラスは、中央から後方の3列シートエリアに配置され座席数は全部で14席。これにプレシャスクラスの4席を加えても、車内の座席数は18席しかありません。3列シートの高速バスは概ね30席以上なので、座席の間隔(シートピッチ)がとっても余裕だということがわかります。

新型クレイドルシートの乗り心地は?
新型クレイドルシートの乗り心地は?

アドバンスクラスの座席のリクライニング角度は148°。同じドリーム号のハイグレード車両「グランドリーム号」のリクライニング角度138°よりさらに深くシートが倒れて、「さすが新型やるな!」と感動してしまいます。
MAXまでリクライニングしてみると、視線の先は前の座席ではなく天井を見つめるような感じです。

通常の位置はこの状態
通常の位置はこの状態
最大リクライニングだとこのくらい深く倒れます
最大リクライニングだとこのくらい深く倒れます


ここまでやるの? 豪華車内設備

ドリームルリエ号の魅力はこの個室感覚あふれる座席空間だけではありません。もう夜行バスはただの移動手段ではない、旅客機のエコノミークラスより広くて設備が上だ! という証明を行います。

ドリームルリエ号のすべての座席には、Apple製「iPadmini4」が惜しげもなく用意されているので、車内のWi-Fiを利用して、さまざまコンテンツを楽しめます。
NTTdocomoがサービスを提供している「dマガジンforBiz」で雑誌を読むことも、AbemaTV(AbemaTVがサービスを提供)で動画配信を楽しむこともできるなんて、旅客機のエコノミークラスを上回るサービスじゃないですか!

座席でいろんなコンテンツが楽しめるタブレットPCが標準装備
座席でいろんなコンテンツが楽しめるタブレットPCが標準装備

今までの夜行バスなら、消灯後に光を発するスマートフォンやタブレットなどの使用は控えるようアナウンスがありましたが、座席毎にカーテンやパーテーションで仕切られたドリームルリエ号だからこそ大丈夫なサービスです。
私は以前、車内で読書に夢中になるあまり気がついたら朝になっていたという経験があるので、タブレットに夢中になるのはほどほどに。

AmebaTVニュースやドラマに懐かしいアニメなどのコンテンツが楽しめます
AmebaTVニュースやドラマに懐かしいアニメなどのコンテンツが楽しめます
dマガジンで移動中の情報チェックはおまかせです
dマガジンで移動中の情報チェックはおまかせです

座席間隔に余裕があるアドバンスクラスでは、可動式のフットレストを採用。床に固定されていないので自由に好きな位置へ動かすことができます。乗る人の身長やリクライニングの角度にあわせて、自分自身のベストポジションを得られるのは快適なおやすみにつながる条件です。

可動式フットレストにはある秘密が!?
可動式フットレストにはある秘密が!?

実は、このフットレストのフタの部分を空けると中は荷物を入れることができるスペースになっています。ちょっとサイズを測ってみると幅220mm奥行き130mm深さ120mmとそれほど大きくはありませんが、財布などの貴重品を安心してしまっておけるスペースです。

フットレストの中は荷物入れ!?
フットレストの中は荷物入れ!?

その他にも素敵なアメニティなどもありますが、そちらは次回の「プレシャスクラス編」で一緒に紹介します。お楽しみに!


大阪→東京「ドリームルリエ2号」乗車体験記

ドリームルリエ2号東京行きは、定刻の約10分前に大阪駅JR高速バスターミナルへ入線。出発は23:00と遅い時間ですが、仕事の関係で遅い時間でしか間に合わないビジネスマンにはありがたいはずです。時間に余裕がある人なら、バスターミナルの待合室で過ごすも良し。

ドリームルリエ2号東京行き入線です
ドリームルリエ2号東京行き入線です

以前私が取材した「梅田 蔦屋書店」は、大阪駅JR高速バスターミナルの9階にあり23:00まで営業しているので、まるで高速バスユーザーのためにあるような店舗です。

梅田 蔦屋書店
梅田 蔦屋書店

「梅田 蔦屋書店を徹底ガイド! バスターミナル直結で早朝着、深夜発にも便利」

また、待合室横にあるコンビニエンスストア「ファミリーマート ルクアイーレ店」は24時間営業。ドリンクなどちょっとしたものを買ってすぐに乗車できます。

24時間営業のコンビニエンスストアがあってとても便利
24時間営業のコンビニエンスストアがあってとても便利

乗車口でチケットを見せたら、大きな荷物はトランクルームへ預けます。ドリームルリエ2号は翌朝バスタ新宿と東京駅日本橋口の大きなバスターミナルに停車するので、荷物の取り間違いがあっては大変。預かり札は安心のお守りです。

荷物の取り間違いがないように預かり札をもらいます
荷物の取り間違いがないように預かり札をもらいます

この日は平日にもかかわらず、プレシャスクラスは満席、アドバンスクラスには若干の空席があったけれど、ほぼ定員近くの乗車率で23:00バスターミナルを出発です。

大阪駅を出発したドリームルリエ2号は、途中どの停留所にも停車せずに東京へ向かいます。新名神土山SAまでほぼ定刻どおりの運行で、0:40~1:00まで約20分間の休憩です。出発時間は乗車口に掲示されています。

最初の休憩は土山サービスエリア
最初の休憩は土山サービスエリア
乗り遅れのないように
乗り遅れのないように

この日はあいにくの雨模様でしたがSAのトイレに行く人、売店で買い物する人などさまざまです。ドリームルリエ号にはトイレ設備があるのですが、非常用ととらえている人が多いのかもしれません。

朝の5:00がすっかり明るい季節になりました。ここ足柄SAでは、5:00~5:20までの休憩です。この最後の休憩は大切なポイント。
夜行高速バスを利用して朝1番からアクティブに活動したいとき、洗顔やメイクなど落ち着いて行なうにはやっぱり広い空間と鏡があると便利です。私もSA到着と同時に歯ブラシを持って洗面所へ向かいました。

最後の休憩場所は東名足柄サービスエリア
最後の休憩場所は東名足柄サービスエリア

東京駅日本橋口に定刻の7:24到着。ドリームルリエは、東京駅のほかバスタ新宿にも停車します。

快適なシートのおかげで気持ち良い朝を東京で迎えることができました。
えっ! 夜中に2回もSAで乗り降りしてぐっすり眠れたの? そう、快適なシートほど目が覚めた後もすっと次の眠りに誘ってくれるので、今回も楽しく快適な取材になりました。

雨があがった東京駅に到着
雨があがった東京駅に到着

さて次回は、「アドバンスクラス」よりさらにすごい!?「プレシャスクラス」を紹介します。

豪華バス「ドリームルリエ」2つのクラスを乗り比べ! ほぼ個室「プレシャスクラス」は寝返りがうてる!?

ドリームルリエのバス便

※取材協力/西日本JRバス

※本記事は、2017/06/15に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    出雲義和

    ライター 50代 / 男性

    出版関連の仕事を25年間勤務、現在は独立。若い頃から大の旅行好き、徒歩・自転車・バイク・電車・バスなどあらゆる交通機関を使って全47都道府県を制覇。最近は海外トレッキングに出かけたりもする、「アウトドアなおじさん」。数年前より雑誌の文具手帳特集で紹介されるようになり、「文具のおじさん」でもある。

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