大阪から東京へ超豪華夜行バス「ドリームスリーパー」に乗車! これぞ走るホテル!? | 高速バス・夜行バスの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

乗車体験記

大阪から東京へ超豪華夜行バス「ドリームスリーパー」に乗車! これぞ走るホテル!?

ドリームスリーパー東京大阪の運行が2017年1月18日に開始されました。業界初の完全個室型・超豪華夜行バスで「走るホテル」とも言われています。実際に乗車して、乗り心地や装備、話題のセログラビティシートの寝心地を体験してきました。

ざっくり、こんな豪華バス

  • ドリームスリーパーは嬉しい装備がいっぱい
  • 豪華だけではない安全面もサービスのひとつ
  • 乗ってわかったドリームスリーパーのホントの魅力

2017年1月18日から、両備バスと関東バスの共同運行で始まった東京~大阪「DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー)東京大阪」に早速乗車してきました。日本初、業界初の完全個室型・超豪華夜行バスドリームスリーパーの乗車体験記をお届けします。

大阪側の始発となる「門真車庫」には、夜にも関わらず熱心な高速バスファンがその勇士をひと目みようと、寒い中カメラを構えていましたよ!

門真市車庫発車.jpg
話題の完全個室型夜行バス「ドリームスリーパー」

ドリームスリーパー東京大阪に乗車!

バス外観1.jpg
いよいよドリームスリーパーに乗り込みます

いよいよドリームスリーパーとご対面です!
大阪を出発するドリームスリーパーは両備バスの門真車庫を出発してから、大阪ミナミの玄関口「OCAT」を経て東京へ向かいます。

車内は下足.jpg
靴を脱いで乗車します

焦る気持ちを抑えて乗車しようとすると「こちらで靴を脱いでください」と言われて、下足するとふわふわのスリッパを差し出してくれます、これに履き替えてから車内へ。

スリッパ.jpg
履き心地ふわふわのご機嫌なスリッパ
カーペット.jpg
振動の軽減にも一役買っているフロアのカーペット

車内の通路はすべてカーペットが敷き詰められて、すでにこの時点で自分が高速バスの中にいることを忘れてしまっています。
さらに、車内に入って1番先に目に入った、いえ鼻に届いたのは自然の草木のようなアロマの香り。ドリームスリーパーでは「ウエルカムアロマ」と呼んでいて、日替わりで2種類の香りで乗客を迎えてくれます。

車内客席.jpg
奥へつづく通路は扉が開いていないと座席はまったく見えない

気をとりなおして奥へ進むと、すべての座席が扉で仕切られていて、バスの中というよりもJR寝台列車の個室寝台車を思い起こします。

ゼログラビティシートが快適!ボタンを押すだけ!

シート.jpg
まるで重役になったかのような気分でバス旅が楽しめそう

居室に入ると、重厚なシートが私を迎えてくれます。
まるで飛行機のファーストクラスのシートのようで、いままでの夜行バスのシートとはイメージがまったく違って上質な雰囲気です。

ブランケット.jpg
質感の良いブランケットももちろん備え付け

ドリームスリーパーの1番のこだわりはこの座席。
両備グループがNASAの理論に着想を得て開発をした、浮遊感を感じながら深い眠りへと誘う「ゼログラビティシート」です。シートのクッションには昭和西川が開発した「ムアツクッション」を採用しているため、長時間同じ姿勢をとっていても血流を抑制しない効果があります。

無圧クッション.jpg
ムアツクッションを採用

枕・背中面・座面・フットレストに至るまで、このムアツクッションを採用していて、座席に腰を下ろした瞬間身体全体が包み込まれような感覚に包まれます。

リクライニング1.jpg
基本姿勢からボタンを押すと…
リクライニング2.jpg
自動でゼログラビティ姿勢へ

座席のリクライニングもすべて電動式で、入り口を入って右側のA席の人は左手側、逆に左側のB席の人は右手側にコントロールパネルがあるので、そこのスイッチひとつでお好みの角度に調整できます。

コントロールパネル.jpg
シート脇のコントロールパネルにスイッチなどは集約

コントロールパネルには「リクライニング」「チルト」「フットレスト」「全自動」の4つのボタンがあって、「全自動」以外はそれぞれの部位を調整できます。

快眠のポイントはこの「チルト」で、腰部分が沈むと同時に座面が腰に沿うように支えてくれます。おかげで乗車中に座面から体がズレにくくなるので、座席とのフィット感がさらに増します。
また、コントロールパネルで入り口上部のフロントライト、リクライニングを倒した時の頭の真上にあるライトの明るさが調整できるので、灯りが欲しいと思った時に、わざわざシートを戻さなくていいのでとっても便利です。

テーブル.jpg
こんな奥行きの長~いテーブルはなかなかお目にかかれません
PCワークスペース.jpg
パソコンで一仕事も余裕でできるスペース

鏡のように磨かれて光沢のある折りたたみ式のテーブル。食事をするには余裕の広さです。

電源.jpg
AC100VコンセントとUSB端子、ヘッドホンのボリュームも
USB端子.jpg
そのままUSBがさせるのはうれしい

ACコンセントはパソコンなどの充電に対応していて、出力75Wは15インチクラスのちょっと大きなノートパソコンでも大丈夫。
USB端子も標準装備なので、スマートフォンの充電にACアダプターは必要ありません。

充電ケーブル.jpg
電源ケーブルを貸し出してくれる

充電用ケーブルもiPhone・Android用2種類のケーブルを貸し出してくれます。うっかり忘れてしまった時でも安心です。

ハンガー.jpg
大きなコートやジャケットも掛けられるハンガー
イオン.jpg
コントロールパネルの奥にイオン発生器が備わっている

入口の扉にはハンガーも用意されていて、コートをはじめスーツ・ジャケットなど皺を付けたくない衣服をしっかり守ってくれます。
フック部分もしっかりしていて、バスの揺れてもまったく落ちる気配はありませんでした。
個室のなかはイオン発生器があるので、空気が爽やかに感じます。

気配りも最上級 トイレにパウダールームも快適

車内サービス.jpg
無料のミネラルウォータとおしぼりのサービス

バスが発車すると、乗務員がそれぞれの個室までミネラルウォーターとおしぼりを運んできてくれます。不明な点などがあれば個別に対応してくれます。

草津PA.jpg
草津SAで休憩
SA休憩.jpg
草津SAに到着

ドリームスリーパーは途中、草津SA(上りの東京行き)、足柄SA(下りの大阪行き)のそれぞれ1カ所のみトイレ休憩で停車します。とはいえ、やっぱりトイレがあるのは安心です。

トイレ.jpg
トイレはバスの中央に温水洗浄機能付き

SAのトイレに引けをとらない、温水洗浄機能付きトイレはとても快適です。

パウダールーム.jpg
車両後方には独立型パウダールームを完備
パウダールームカーテン.jpg
パウダールームはカーテンで仕切れる

車内での洗顔やメイクにはちょっとした揺れでも不便な時がありますが、ドリームスリーパーのパウダールームには、収納式の椅子が用意されています。

パウダールーム椅子.jpg
収納式の椅子に座って使える

片手で引き出すことができて椅子に早変わり、これでバスの揺れを心配せずに安心してパウダールームを利用できます。

豪華だけではない安全面もサービスのひとつ

安全装置.jpg
運転手をサポートする安全装置も完備

運転席中央に「車両逸脱警報装置」「衝突軽減装置」が設置されていて、夜間運転をサポートします。
また、途中休憩では乗客の乗り降りはできませんが、2人体制の運転手が定期的に交代するシステムを導入しています。

監視モニター.jpg
室内モニターで乗客安全チェック

個室内には安全のためにモニターが設置されています。
とはいえ、部屋の中での行動を監視するのではなく、シートに座った状態では写りません。このモニターは乗客が立ち上がった時に運転席のモニターに表示されて、乗客の安全を確認するためのものです。

SOS.jpg
パウダールームにはSOSボタンが

パウダールームの洗面台の左側に「SOSボタン」が設置されています。
パウダールーム使用中はカーテンで仕切られているので、運転席からは見れませんが、万が一気分が悪くなったときなどは、このボタンで運転手に異常を知らせることができます。

実際にドリームスリーパーに乗ってみて思うことは…

空間.jpg
居室空間もまるごと楽しめるドリームスリーパー

豪華!完全個室!と話題のドリームスリーパーですが、乗り心地はこれまでに乗車した高速バスのなかでも文句なしの心地よさです。これらの装備やサービスもドリームスリーパーの魅力ですが、旅歴35年の私が1番感動したのは、車窓からの風景です。

池袋到着.jpg
夜明けの池袋に到着

夜の走行ながら、高速道路から見える海岸線の灯り、月の夜には富士山のシルエットが見えたり、この路線は、カーテンを締め切って寝ているだけはもったいない風景の中を走ります。
快適さをふんだんに盛り込んだ完全個室の居室でぐっすり眠ってもよし。でも、目がさえて眠れないなら、そんな風景もぜひ楽しんでもらいたい。

他の夜行バスでは体験できない「車窓の景色」も存分に楽しめる!
それこそがドリームスリーパーの最高の魅力なのかもしれません!最高の時間を過ごさせてもらいました!


※本記事は、2017/01/20に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

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    この記事を書いたライター

    出雲義和

    ライター 50代 / 男性

    出版関連の仕事を25年間勤務、現在は独立。若い頃から大の旅行好き、徒歩・自転車・バイク・電車・バスなどあらゆる交通機関を使って全47都道府県を制覇。最近は海外トレッキングに出かけたりもする、「アウトドアなおじさん」。数年前より雑誌の文具手帳特集で紹介されるようになり、「文具のおじさん」でもある。

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