高速バスで「動物巡り」の旅 長野・地獄谷野猿公苑で温泉サルを満喫!
いよいよサル温泉へ
美術館にはレストランも併設されていて、ワンデーパスにも割引クーポンがありました。時間に余裕があれば、ここでランチを食べるのも良さそう。
とはいえ、まずは温泉サルが見たいので、野猿公苑を目指します。
雪化粧で美しい並木道の両脇には、立派な温泉旅館がいくつかありました。立ち寄り湯の看板を横目で見つつ、さらに歩くと「猿座カフェ」というお店が見えてきました。
サルのラテアートがあるらしいのですが、この日は混んでいたせいか残念ながらやっておらず、コーヒーをテイクアウト。体を温めながら先を急ぎます。
歩き始めてから10分ほど行くと「INFO&GIFTショップ」が見えてきました。店内には絵葉書などのお土産もありますが、帽子や手袋などの防寒具も充実。そして、コート(500円)、スノーブーツ(800円)などのレンタルもあり、この先が雪道になっていることを予感させます。着脱式のスノースパイクを持参していてよかった!
遊歩道入口に到着 ここからまだ1.6キロ!?
ショップのすぐ脇が野猿公苑遊歩道の入口でした。なんと、ここからさらに1.6キロ、約25分歩くようです。う〜ん、まだまだ先は遠い…。
遊歩道に入ってからは明らかに今までとは違い、木々が幾重にも折り重なる雪道に。日差しも出てきて気温も徐々に上がり始めましたが、それでも雪道は滑りやすい。気をつけながら進みます。
すれ違う人々は6〜7割近くが外国人観光客。アジア系の人も含めて海外からの注目度の高さを実感します。温泉サルについてのミニ知識がわかる看板もいくつかありました。
歩くこと約25分。変わり映えのない雪景色にそろそろ飽きて来た頃(笑)、ひと際目立つ看板を発見。「もうすぐそこ ALMOST THERE」と記されています! いよいよサルの待つ温泉到着の予感です。
温泉サル遭遇まではあともう少し!?
ここまでの雪道のあと、まさかの階段。日頃の運動不足が容赦なく足に襲いかかります。きっとこれをクリアすれば、いよいよサルの温泉です。
受付でパスを見せてゲートを入ればサル温泉のエリアです。
ついに憧れのサル温泉に到着!
そんなこんなでいよいよおサルの温泉エリアに突入。すると、早速温泉があり、撮影をしている人たちが大勢います。
肝心なサルはというと…。ちょっと湯けむりが過ぎますね(笑)。
この日はあまり風もなく、立ちこめる湯気で気配しかわからないほどでしたが、真っ白な湯気の向こうにうっすらと赤ら顔が。どうやら1匹だけで温泉を独占状態。
温泉の淵には数匹のサルが湯気にあたりながらくつろぐ姿も。公苑スタッフの方によると、雪が降るような寒い日には満員になる程、多くのサルたちが入るそう。この日は数日前に比べると暖かかった。
また、サルにとってはビタミンを生成するためにも日光浴が必要で、晴れた日には温泉の外で活動をするサルが多いんだとか。ここにきて晴れ女が逆効果…。
次ページ、かわいい子ザルにメロメロ
※本記事は、2017/01/25に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
篠原美帆
ライター 40代 / 女性
東京生まれ、埼玉在住。ガイドブックやグルメ本、おさんぽ取材などを中心に、雑誌、ウェブで活動中。青春18きっぷや高速バスでの気まま旅にハマり、仕事の合間に一人ふらふら。瀬戸内、東北などにフラリと出かけることがライフワークに。おすすめは瀬戸内海の小さな離島・犬島。現在アートも点在し、廃校の宿に泊まり、カヤックや天体観測も楽しめます。無類の動物好きで、旅先では必ず動物園に立ち寄って写真を撮りまくります。
このライターの記事一覧区間 | 4月 | 5月 | |
---|---|---|---|
2,300円 | 2,200円 | ||
4,500円 | 4,500円 | ||
4,400円 | 4,400円 | ||
4,400円 | 4,400円 | ||
6,500円 | 6,200円 | ||
2,100円 | 1,900円 | ||
3,700円 | 3,200円 | ||
2,400円 | 2,400円 | ||
300円 | 300円 | ||
3,500円 | 3,500円 | ||
700円 | 500円 | ||
-
2つの会場で開催される「浜名湖花博2024」! 会場までのアクセスやバスツアー情報を紹介
2024.04.13
-
新宿三丁目駅からバスタ新宿へのアクセス方法を解説! 迷わない行き方ルートは?
2024.01.18
-
フルリクライニングにしたとき後ろの席の人に迷惑がかかってしまう?【ご質問に回答します!】
2023.09.11
-
高速バスの支払いはクレジット決済でなく、コンビニ支払いもできる?【ご質問に回答します!】
2023.06.02
バスとりっぷは、バス比較なびが運営する、あなたのバス旅行を応援するサイトです。