SUNQパスで九州バス乗り放題! 復興待たれる阿蘇神社参拝と阿蘇が育んだ極上グルメ
ざっくり、こんな 移動
- 復興を心から願って「阿蘇神社」
- 肉の旨みが凝縮!「いまきん食堂」の名物「あか牛丼」
- 食品コンクール三ツ星「ASO MILK」で作った絶品ヨーグルト
阿蘇カドリー・ドミニオンで動物と触れ合ってきました。
SUNQパスで九州バス乗り放題! 「あそ号」「九州横断バス」を乗り継ぎ阿蘇カドリー・ドミニオンで動物と触れ合う!
熊本県産の食材がふんだん「乙姫ペンション村」
阿蘇に到着後、阿蘇カドリー・ドミニオンでたっぷり遊んだあとは、車で5分ほどの「乙姫ペンション村」にあるペンションに宿泊しました。
乙姫ペンション村には11のペンションがあり、共同で使える乗馬施設、ゴルフ場、芝生広場、テニスコートなども完備されています。利用した宿には温泉施設もあり、とてもゆったりできました。
ペンションでいただいた食事は、熊本県産の食材がふんだんに使われた手作り料理の数々を味わい、心も癒されました。ペンションに泊まったのは初めてでしたが、温かみがあって素晴らしかったです。
復興が待ち遠しい「阿蘇神社」
翌日は、ペンションのオーナーのすすめで、「阿蘇神社」へ向かいました。
乙姫ペンション村からは車で15分弱。阿蘇駅からバスで近くのバス停まで行くこともできます。(バスならSUNQパスが使えます)
阿蘇神社の創建は、紀元前282年とも伝えられており、な、なんと約2300年の歴史があります。それほど歴史があり、阿蘇の守り神である阿蘇神社も、熊本地震の威力には逆らえませんでした。
春には桜が咲き誇り、美しかった重要文化財の「楼門」も、この有様です。初めに目にしたときはショックでした。この時は手つかずでしたが、現在は全面解体工事が始まったそうです。正面に仮参拝所が設置されています。
拝殿・翼廊も、原型をとどめないほど全壊していました。この奥に、ご神体をお祀りする重要文化財の一の殿、二の殿、三の殿がありますが、不思議とそこは倒壊せずに残っていました。
楼門の向かいには、神の水が湧き出ていました。手水は別の場所にあるので、ここは飲水してもいい水場です。地元では「不老長寿の水」として珍重されていると聞き、私も口に含んで帰りました。
阿蘇神社
天気が良ければ、広大な自然を眼下に臨めるパラグライダーを楽しもうと思っていたのですが、この日は生憎の雨…。飛行できないと言われて泣く泣く断念しましたが、阿蘇に行ったら自然の中で過ごすのも気持ちがよくておすすめです。
「阿蘇ネイチャーランド」では、パラグライダーのほかにも、熱気球やトレッキングなどの体験ができます。連休中や長期休暇時は予約が取りづらいので、早めに問い合わせをしてみてください。
阿蘇ネイチャーランド
肉の旨みが凝縮!「いまきん食堂」の名物「あか牛丼」
阿蘇ネイチャーランドからほど近い内牧温泉街には、連日長蛇の列ができるお食事処「いまきん食堂」があります。このお店にくるために、関門海峡を越えて阿蘇に来たという人も多いとか。
11時開店でしたので、私は余裕をもって10時半前に到着しました。写真の通りの状況だったので「ラッキー!今日はすいている!」と思ったら、とんだ勘違いでした。すでに20組以上が先着していて、みんな整理券を貰って近くへ散策に行っているだけでした。
早めに開店してくれたので、待ち時間は1時間程度でしたが、お店の方に聞くと「多い日は、3時間ぐらい待たれますね」とのこと。さすがに、3時間も待っていると帰りのバスに乗り遅れてしまいますので、公共の交通機関を使って行こうと思っている方は、開店よりうんと早く行かないと、食べられないかもしれませんね。
「いまきん食堂」の名物がこちらの「あか牛丼」(1,680円)です。
あか牛は、赤身の多い肉質で肉の旨みが存分に味わえる品種です。特に阿蘇地域のあか牛は、大自然の中で牧草や野草をたっぷり食べ、ストレスレスな環境で大きくなっていきますので、特に美味しいと言われています。
少し厚めにカットされたあか牛が、このボリューム!! 贅沢の極みですね。
まず、肉のやわらかさに驚かされます。次に、「肉本来の味」はこれなのか、と気づかされます。添えられた半熟玉子とわさびとの相性も最高で、気が付けばペロッと平らげていました。
テーブルにはこのようなご案内が。
「まだ独身がいます。連れて帰ってください。」
丼の美味しさだけでなく、店舗スタッフの人柄が伝わるこの洒落っ気が、また食べに来たいと思わせてくれました。
いまきん食堂
食品コンクール三ツ星「ASO MILK」で作ったヨーグルトは阿蘇の自慢の味
阿蘇駅に向かうタクシーで、「三ツ星のアソミルクは飲んだね?」と聞かれ、「何ですかそれ??」と答えると、阿蘇が自慢する牛乳とソフトクリームがあると教えてくれました。運よく、阿蘇駅横にある「道の駅 阿蘇」で販売しているということで、早速行ってみると…
ありました! 国際味覚審査機構が食品コンクールで三ツ星を付けたという「ASO MILK」と「のむヨーグルト」。製造しているのは、阿蘇市にある阿部牧場です。牛を育てるだけでなく、餌となる牧草づくり、土づくりにまでこだわっている、とても丁寧な仕事をされている牧場です。
牛乳とヨーグルトをお土産に購入し、道の駅でソフトクリームを食べてから、バスに乗り込みました。阿部牧場の商品は、甘味は強い、だけども、後味がとてもすっきりしていました。特にのむヨーグルトは、相当な種類を飲んできましたが、一番好きな味と濃度でした。
道の駅 阿蘇
次は、熊本市内の観光へ向かいます。
SUNQパスで九州バス乗り放題! 熊本城周遊バス「しろめぐりん」で日本三大名城「熊本城」へ 天守閣の凛々しい姿に感動!
※本記事は、2017/01/30に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
田端慶子
ディレクター/ライター 30代 / 女性
生まれ育った福岡を拠点に、フリーランスで活動。高校2年の時にニュージーランドでホームステイをしたのをきっかけに海外に興味を持ち、大学生の時にはフランス、ベルギーへ一人旅を敢行。様々な国を旅する中で、日本、とりわけ九州の素晴らしさを再認識した。理想の永住地は福岡orプラハ。
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