可愛い・絶景・くつろげる! 関西在住・女子旅ライターの2025年高速バスTOP3
2025年の女子旅ライター的お気に入りバスを発表!
毎年恒例、バスとりっぷ年末企画。
関西在住の女子旅ライター・陽月よつかが昨年実際に乗って「これよかった!」と思った高速バスTOP3を、完全に好み全開でお届けします!
2025年に私が乗車した高速バスは、仕事・プライベート含めて20~30本。昼行も夜行も乗り継いで、北海道から沖縄まで、全国飛び歩いておりました。
しかしご紹介にあたり、困ったことがひとつ。
2025年に乗ったバス、個性、強いな? (いい意味で)
美術館とのコラボバス、絶景がイイ感じのバス、新登場の特別シートのバスなど。これ、同じ基準でランキング選ぶのはちとムリがある……。
そこで2025年は勝手ながら、「可愛い」「景色がいい」「くつろげる」の3部門でベスト3をセレクト。
あくまで独断と偏見でご紹介します!
可愛いバス・2025年ベスト3
3位:阪神バス「サラダエクスプレス」
見かけるたびに「なんか野菜が歩いてる?」と二度見してしまうのが、阪神バス「サラダエクスプレス」。
京阪神エリアを中心に走る路線で、私は大阪~鳴門・徳島便に乗車しました。
魅力はやっぱりこの、車体側面に大きく描かれた、キュートな野菜のキャラクター! トウモロコシ・セロリ・ピーマン・トマトがトコトコ歩いています。フリーWi-Fi画面にも、しれっとシルエットが登場。
ちなみにこのキャラクター、社内公募で決まったもので、特に設定はないのだそう。呑気な感じの親しみやすさが可愛いのです。
※特にリンク先ページの記載のない場合、リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください
※共同運行会社のバス便も含みます
大阪・神戸⇒大洲・卯之町・宇和島
大阪・神戸⇒川之江・新居浜・西条・今治
※特にリンク先ページの記載のない場合、リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください
※共同運行会社のバス便も含みます
大阪⇒三田
大阪⇒鳴門・徳島
神戸⇒鳴門・徳島
大阪・神戸⇒川之江・新居浜・西条・今治
大阪・神戸⇒浜田・益田・津和野「阪神バスHP」(※2025年12月現在運休中)
2位:徳島バス「EDDY(うずしお)号」
徳島愛をめっちゃ感じるのがこちら、徳島バス「EDDY(うずしお)号」。
車体には、鳴門海峡をイメージしたぐるぐるうずまきや優雅な千鳥。優しい色合いは「山々の連なりを表す緑とうずしおの青」がモチーフだそう。落ち着いたデザインの中に、徳島のご当地感が満載です!
私が特にお気に入りなのが、フリーWi-Fi画面に登場するマスコットキャラクター「えでぃ」くん。
徳島名産のすだちっぽいかぶりものに、鳴門海峡っぽいうずまきほっぺ。ちょっと頼もしげなキメポーズが、なんとも可愛い! この子のキャラグッズ出ないかなと実はこっそり願ってます。
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※共同運行会社のバス便も含みます
神戸⇒徳島
徳島⇒神戸
1位:琴平バスの大阪・神戸~香川便「和田邦坊バス」
「可愛いバス」といって私が真先に浮かんだのが、琴平バスの大阪・神戸〜香川便のみで運行されている「和田邦坊バス」。
香川県琴平町出身の芸術家・和田邦坊氏の作品が展示されている美術館「灸まん美術館」とのコラボで、外観はフルラッピング、車内後方にはミニ美術館まで併設。スゴい!
一見するとアート色が強いのですが、私がこのバスを“可愛い”枠に入れた理由は、窓に貼られた和田氏のアートシール。
動物や人物のモチーフが、どれも少しユーモラスで、座席ごとに絵柄が違うのです。これがどれも可愛くて、バスの走行中にもつい、きょろきょろして「隣はどんな絵かな」と見てしまいました。
こんなバスはなかなかない! というわけで、2025年の「可愛いバス」第1位はこちらに決定です!
車窓景色が楽しい高速バス・2025年ベスト3
3位:奈良交通「名古屋~奈良線」
景色といって、初手からシカ推しなのは大目に見ていただきたい! 窓から野生のシカが見える高速バス、私は乗車するたびに嬉しくなるのです。
というわけで、「窓からシカが見える」のがこちら、名古屋駅~奈良駅を約2時間半で結ぶ昼行バス「名古屋~奈良線」。
この路線は奈良公園の中を走行する区間があるので、タイミングが合えば(とは一応書きますが、ほぼ確実に)、バスの窓からシカたちがのんびりする様子を眺められるのです。地味にテンション上がるので、ぜひ色んな方に一度乗ってみていただきたい!
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※共同運行会社のバス便も含みます
名古屋⇒天理・奈良
奈良・天理⇒名古屋
2位:阿寒バス「サンライズ号」
これはもう景色というより、現象? をおすすめしたい! のが、北海道の釧路~北見~旭川を走る「サンライズ号」。
釧路は “霧の釧路”と異名をとる街。釧路にさしかかると視界がジワジワ真っ白に、でも釧路を抜けたらウソみたいに晴れる……なんて現象が起こることがあるのです。景色は大自然なのに、なんだかちょっとSFチックな感じ(しません?)。
ちなみに阿寒バスの車体は、「世界三大夕日」に選ばれている釧路港の夕日のような、きれいなオレンジ色。霧の中でもよく映えて、これがまた素敵なのです。
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※共同運行会社のバス便も含みます
釧路・阿寒・川湯⇒旭川
旭川⇒川湯・阿寒・釧路
1位:とさでん交通「よさこい号」
2025年、景色がダントツに印象に残ったのがこちら。高知~大阪を結ぶ、とさでん交通「よさこい号」です。
私が特におすすめしたいのが、高知を16時台に発車する便。
まず、桟橋高知営業所から高知駅までの間は、路面電車(とさでん)と並走。路面電車好きとしてはここでもちょっとワクワクしつつ……
その後、市街を抜けると、車窓には豊かな景色が広がります。四国の山河や広い空、さらに鳴門海峡・明石海峡を渡る際には海景色も。
ただ移動しているだけなのに、「ちゃんと旅をしている感じ」がするのです。
四国の高速バスは、景色の満足度が高い!
というわけで、2025年の景色部門1位は、迷わずこの路線です!
※特にリンク先ページの記載のない場合、リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます
※共同運行会社のバス便も含みます
高知⇒大阪
大阪⇒高知
体がラク! くつろいで乗れるおすすめ高速バス・2025年ベスト3
3位:網走バス「千歳オホーツクエクスプレス」
乗車している最中から早々に「あっこのサービスすごいありがたい、年末TOP3に入れたい」と感じていたのが、こちらのバス。網走・北見~新千歳空港を結ぶ高速バス「千歳オホーツクエクスプレス」です。
まずそもそもこのバスが便利なのが、網走~新千歳空港を直接結んでくれるということ。北海道東側の網走から札幌南部の新千歳空港まで、これ一本で移動できるとかたいへんありがたい!(電車だと乗り換え必須、本数も少なめなのです)
そして嬉しいのが、おもてなし品の充実! 使い捨てスリッパ、アイマスク+耳栓、エアー枕、携帯用ウェットティッシュの4点セットがサービスで受け取れるのです。
座席は3列独立シートで、リクライニングも深め。フットレスト・レッグレストも付いています。毛布やおしぼりのサービスもあり、空港前後の移動とは思えない快適さです。
飛行機搭乗の直前直後にしっかりバス車内でくつろげるのは、本当にありがたい!
※特にリンク先ページの記載のない場合、リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます
網走・北見⇒新千歳空港
新千歳空港⇒北見・網走
2位:VIPライナー名古屋3便
何度乗っても「やっぱ落ち着くわ~」と思わせてくれるのがVIPライナー。
今回の「くつろげる」目線でのおすすめは、「VIPライナー名古屋3便」です。
フットレスト・レッグレスト・ヘッドレスト付きの3列独立シートに、縦列が8列とゆったり。そのためリクライニングが深く、約145度。オットマンも全席完備です。
さらに座席シートには分厚い低反発シートがプラス! 毛布とウエストピローも付いてきます。
そして私が毎回ありがたさを実感するのが、一斉リクライニングのサービス。背もたれを倒すのに、後ろの人に声をかけなくていい!
さらに乗車前・降車後には、バス停からすぐの場所にある「VIPラウンジ」を無料で利用可能。夜行バスに慣れてない人ほどおすすめしたいバスです。
1位:高知駅前観光「フラットン」
「このバスなら体がラクなのは当たり前」といわれてしまいそうですが、その当たり前が嬉しい! 2025年に新登場したフルフラット型シート搭載バス、高知駅前観光「フラットン」です。
ちなみに私が乗車したのは4月、車内はそこからさらに改良が進んでいるそうです。下記は私が乗車したときの写真でご紹介。
車内は横3列×奥行4列×2段ベッド型のフルフラットシートが並ぶ形。各座席はカーテンで区切られたほぼ個室空間で、低反発シートやフカフカ枕、毛布などが用意されています。
入るときは少し屈みますが、横になると快適! 「移動している」感が薄いのが特徴です。なお現在(2025年12月)の車内には、電源設備や収納ネットも追加されていますよ。
フラットンは、新開発のシート「ソメイユプロフォン」を搭載するバス。
2025年1月に発表され、3月にモニター運行が開始、12月6日に正式運行が開始になったばかりと、まだまだ新しいことだらけです。
まだ改良途中の部分はあるものの、それを差し引いても「横になれる」という強さが圧倒的。というか個人的にこのラクさがめちゃありがたい! このバスもっと全国に増えてほしい!
……という願いも込めて、フラットンが2025年のくつろぎ部門1位です。
2026年も楽しいバス旅を!
皆さまの2025年は、どんな年でしたでしょうか? 私は、昨年は「遠くへ長く」より、「近くへ気軽に」出かける旅を楽しむ人が多かった気がしています。
ひとり旅を楽しむ人も、ますます増えてきた印象。バスツアーやお宿も、ひとり旅歓迎の空気が広がっていますね。これはひとり旅が多い私としても大歓迎の流れ。きっともっと自由に身軽に旅をする人が、これからも増えていくのだろうなと予感しています。
高速バスは、行きたい場所へ身軽に連れていってくれる存在。これからも、人生を楽しむ人の強い味方でありますように!
ではでは皆さま、2026年もバスとりっぷでお会いしましょう!
※本記事は、2026/01/09に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
陽月よつか
フリーライター、星空準案内人 女性
東京出身・沖縄経由・奈良在住のフリーライター。体力がなく計画を立てるのも苦手なので、ラクにのんびりの気まま旅が大好き。女性一人旅を主な目線に、知っておくと便利な方法やお得な情報、おすすめ旅スポットなどをご紹介します。書籍「全国 大人になっても行きたいわたしの絵本めぐり」(GB出版)、「はっけん!鉄道NIPPON 地図と路線で知る47都道府県」(ヴィトゲン社/PHP研究所・画像提供)
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