北海道中央バスの高速バスを全比較！ 3列独立シート・4列リクライニングシートの違いや車内設備を解説

目次
北海道中央バスの座席タイプごとに車両を比較！【3列独立シート】リクライニング角度や足元設備を詳しく紹介【4列リクライニングシート】北海道中央バスの基本となる設備が完備北海道中央バスは路線豊富で使いやすい

北海道中央バスの座席タイプごとに車両を比較！

北海道中央バスは、北海道で幅広く展開するバス会社。都市間高速バスは、札幌発着便を中心に24路線が運行しています。（路線数は2025年9月現在）

予約制路線（10路線）

高速はこだて号（札幌～函館）／スターライト釧路号（札幌～釧路）／ポテトライナー（札幌～帯広）／ドリーミントオホーツク号（札幌～北見・網走）／流氷もんべつ号（札幌～紋別）／高速なよろ号（札幌～名寄）／イーグルライナー（札幌～知床）／高速えんがる号（札幌～遠軽）／特急オホーツク号（旭川～紋別）／特急北大雪号（旭川～遠軽）（※2025年9月現在運休中）

非予約制路線（14路線）

高速あさひかわ号（札幌～旭川）／高速ふらの号（札幌～富良野）／高速たきかわ号（札幌～滝川）／高速るもい号（札幌～留萌）／高速みかさ号（札幌～三笠）／高速いわみざわ号（札幌～岩見沢）／高速くりやま号（札幌～栗山）／高速とまこまい号（札幌～苫小牧）／高速おたる号（札幌～小樽）／高速よいち号（札幌～余市）／高速いわない号（札幌～岩内）／高速ニセコ号（札幌～ニセコ）／高速しゃこたん号（札幌～美国）（※2025年12月より運休）／高速むろらん号（札幌～室蘭）（※2025年12月より運休）

北海道中央バスのシートタイプは、全部で2タイプ。3列独立シート（トイレ付き）と4列リクライニングシート（トイレなし・トイレ付き）です。
今回は、これらのシートを全比較！座席の様子や設備などをご紹介します。

【3列独立シート】リクライニング角度や足元設備を詳しく紹介

3列独立シートは、横3列×縦10列。最後列のみ4列仕様です。車内中央辺りにトイレがあり、トイレ分の2席相当になるため、全座席数は29席となります。

簡単に言うと……

【3列・4列に共通の設備】
無料Wi-Fi／無料電源（コンセント）／ひざ掛け毛布（予約制路線のみ）

【3列独立シートの特徴】
座席周りがくつろぎ重視／全車両トイレ付き

以下は、詳しい車内の様子。ぜひご確認ください！

最後列は4列シート仕様。隣の席と距離が近くなるため、グループで乗車する際などにおすすめです。後ろの座席の人に気兼ねなくリクライニングできるのも魅力。

座席のリクライニングは、全部倒すと体感で約130度ほど。足元にはレッグレストとフットレストがあります。全部出すと、夜行バスでもしっかり眠れるほどのリラックス具合です。

ヘッドレストは独立型。上下の位置は、自分好みに微調節できます。座席番号もこちらで確認できます。

座席脇には1座席1つずつコンセント付き。携帯電話専用です。

前座席背面には網ポケットと荷物掛けがあります。網ポケット内には車両に関する案内のほか、無料Wi-Fiの案内板も入っています。

座席のアーム下には収納式のミニテーブル付き。ドリンクホルダーは前座席背面の足元付近にあります。

車内にはスリッパのサービスも！ 1座席1組で車内用、持ち帰りは不可です。

窓際席にはプライベートカーテン付き。その上には網棚があり、荷物を載せられます。

空調と窓側席用の車内灯は座席上部に。中央席のみ、座席の前面（前座席の背面）に車内灯が付いています。

トイレは車内中央付近。トイレの上にはおしぼりがあり、希望者は自由に受け取れます。

前方の上部分には、シートベルト着用サイン・トイレ使用中サイン（使用中のみ点灯）・禁煙サイン。フロントガラスの左側には、行先や案内などを表示するミニ電光掲示板もあります。

■3列独立シート車両の運行路線

※リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください
※共同運行会社のバス便も含みます

札幌⇒函館（高速はこだて号）のバス便「バス比較なび」
札幌⇒釧路（スターライト釧路号）のバス便「バス比較なび」
札幌⇒北見・網走（ドリーミントオホーツク号）のバス便「バス比較なび」
札幌⇒知床（イーグルライナー）のバス便「バス比較なび」
旭川⇒遠軽（特急北大雪号）のバス便「北海道中央バスHP」（※2025年9月現在運休中）

※繁忙期は4列シートでの運行になることもあります
※設備は都合によって変更されることがあります
※2025年9月時点で運行している車両です

【4列リクライニングシート】北海道中央バスの基本となる設備が完備

次は4列リクライニングシートをご紹介。トイレなし・トイレ付きの2タイプがあります。座席は横4列×縦11列で全44席。トイレ付き車両の場合は4席分がトイレスペースとなるため、全40席です。

ざっくり違いを説明すると……

【3列・4列に共通の設備】
無料Wi-Fi／無料電源（コンセント）／ひざ掛け毛布（予約制路線のみ）

【4列リクライニングシートの特徴】
座席周りがシンプル／トイレ設備の有無は路線による

では、車内の様子を詳しく見ていきましょう！

座席はヘッドシート付きのシンプルなスタイル。背もたれのリクライニングは、体感でプラス約15度ほどです。昼行便でリラックスするのにちょうどいい角度ですよ。

コンセント設備は座席の脇に設置。

座席前面（前座席背面）には網ポケット・荷物掛け・ドリンクホルダー。網ポケットには無料Wi-Fiの接続案内があります。

座席上部には個別空調と読書灯。その上には荷物用の網棚があります。

車内トイレは、車内後方の右手側。利用中は車内前方にトイレ使用中ランプが点灯します。

トイレ使用中のランプのほか、シートベルト着用サインと禁煙サインが点灯するのは車内前方の上部分。フロントガラスの上方にはモニターがあり、行先や降車バス停など各種案内が表示されます。

■4列リクライニングシート車両の運行路線

予約制路線
札幌⇒帯広（ポテトライナー）のバス便「バス比較なび」（※3列シートでの運行もあり）
札幌⇒紋別（流氷もんべつ号）のバス便「バス比較なび」
札幌⇒名寄（高速なよろ号）のバス便「バス比較なび」
札幌⇒遠軽（高速えんがる号）のバス便「バス比較なび」（※3列シートでの運行もあり）
旭川⇒紋別（特急オホーツク号）のバス便「北海道中央バスHP」

※設備は都合によって変更されることがあります
※2025年9月時点で運行している車両です

北海道中央バスは路線豊富で使いやすい

北海道中央バスは、都市間高速バスの路線が豊富。札幌発着便を中心として、北海道の多くの主要都市を直通で結んでいるため、札幌を中心とした旅にたいへん便利です。

また回数券や往復券などが充実しているのも魅力。高速あさひかわ号では、クレジットカードでのタッチ決済もOKです。路線によっては交通系ICカードも利用可能で、路線バスのような気軽さで乗れるのも嬉しいポイント。

どうぞ北海道中央バスを利用して、北海道の旅を楽しんでくださいね。

※取材協力：北海道中央バス

区間	11月	12月
北海道・道央 → 北海道・道央	730円	730円
北海道・道東 → 北海道・道央	2,930円	2,930円
北海道・道南 → 北海道・道央	3,360円	3,360円
北海道・道北 → 北海道・道央	2,500円	2,500円
その他の路線を見る

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