絶景から旭山動物園まで高速バスで北海道周遊! 札幌~釧路・旭川を満喫する3泊4日モデルコース | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

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絶景から旭山動物園まで高速バスで北海道周遊! 札幌~釧路・旭川を満喫する3泊4日モデルコース

釧路湿原や阿寒湖、旭山動物園など、北海道でも人気の観光地を札幌発着で効率的に巡るなら高速バスがおすすめです! 実際に乗車してきた体験をもとに、札幌~釧路・旭川を結ぶ3泊4日のモデルコースをご紹介。実際の移動時間・料金・おすすめ観光地など、高速バス旅に役立つ情報をまとめました。




高速バスで釧路・旭川を旅する3泊4日モデルコース


今回ご紹介するのは、高速バスを使った北海道の周遊プラン! 札幌から出発して、釧路・阿寒・旭川を巡る3泊4日のモデルコースです。

釧路・旭川といえば、北海道を代表する観光地。釧路は日本最大の湿原・釧路湿原や世界自然遺産「知床」への玄関口として、旭川は日本最北の動物園「旭山動物園」や美瑛・富良野への拠点として知られています。

釧路湿原
釧路湿原

この2つの人気都市にはJRの駅もありますが、電車で移動すると特急料金が高くなりがち。移動時間も、札幌~釧路は特急で約4時間、釧路~旭川は乗り換えを含めて約6時間と、長くなりがちです。

しかしこれらの都市は、車で移動しても電車と比べてそれほど大きく移動時間が遅くなるわけではないのです。これは、高速バスの出番! 電車と比べて大きく移動時間が変わらないにもかかわらず、大幅にコストを抑えられるのが魅力です。

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【ざっくり移動コスト比較】
■高速バス:札幌~釧路~旭川~札幌/計14,700円/全区間乗り換えなし(※今回の場合)
■電車(特急利用):計30,000円ほど/複数回乗り換え(指定席の料金)
→ 高速バスなら15,000円ほどお得&乗り換えゼロ!

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今回はさらに、マリモで有名な阿寒湖や、ホッキョクグマで人気の旭山動物園も取り入れた「釧路湿原・阿寒湖・旭山動物園を満喫する3泊4日」の大周遊コースを企画。実際に訪れた体験を写真・コツ・所要時間・料金などを交えながら、詳しくレポートします!


札幌~釧路・旭川3泊4日モデルコース概要

【1日目】札幌 → 釧路(釧路特急ニュースター号)
• 高速バスで札幌から釧路へ(約5時間/5,500円)
• 釧路フィッシャーマンズワーフMOO散策
• 幣舞橋から世界三大夕日のひとつを鑑賞
• 夕食は炉端焼き

【2日目】釧路 → 阿寒湖観光 → 釧路泊
• 午前中は釧路湿原へ
• 午後は定期バスで阿寒湖へ
• 阿寒湖遊覧船、湖畔散策、アイヌコタン見学

【3日目】釧路 → 旭川(サンライズ号)
• 午前に釧路から旭川へ高速バス移動(約7時間/6,700円)
• 旭川平和通買物公園を散策、3・6街で夕食

【4日目】旭川観光 → 札幌(高速あさひかわ号)
• 午前中は旭山動物園(ペンギンの散歩が冬の名物)
• 旭川ラーメンや大雪地ビール館、旭川市科学館サイパルもおすすめ
• 高速あさひかわ号で札幌へ(約2時間/2,500円)



【1日目】札幌~釧路を「釧路特急ニュースター号」で移動→釧路グルメ

初日は札幌から釧路への移動。札幌~釧路間は高速バス「スターライト釧路号(昼行便のみ)」「釧路特急ニュースター号(昼行・夜行)」が運行しています。どちらも長距離でも疲れにくい3列独立シート(変動する場合もあり)で、昼行便・夜行便と選択肢があるため、旅のスタイルに合わせて選べるのが嬉しいポイント。

釧路特急ニュースター号の所要時間は札幌~釧路で約5時間5分~5時間45分、料金は事前支払でおとな5,500円(ネット割は4,770円・乗車支払は6,000円)です。

※2025年9月調べ

今回私は、釧路特急ニュースター号(運行は北海道バス)に乗車! おすすめは、札幌駅前8:00発の便。釧路でゆっくり過ごせますよ。

札幌駅前バス停より釧路特急ニュースター号へ乗車!
札幌駅前バス停より釧路特急ニュースター号へ乗車!

釧路特急ニュースター号は車内の軽い飲食がOKなので、バスの中では軽食と一緒に北海道の雄大な景色を楽しめます。

北海道名物・ザンギと燻製魚のおにぎり。バス車内でいただきました!
北海道名物・ザンギと燻製魚のおにぎり。バス車内でいただきました!
車窓風景を楽しめるのは昼行便の特権
車窓風景を楽しめるのは昼行便の特権

札幌駅8:00発の便は、釧路駅前への到着は13:05。ちょうどお昼ごはんの頃です。
そして釧路といえば、新鮮な海の幸で有名! というわけで、到着したらすぐに向かいたいのが、勝手丼発祥の地として有名な釧路和商市場(釧路駅から徒歩約3分)。自分の好きな海鮮を選んでオリジナル海鮮丼を作る「勝手丼」は、釧路に来たら絶対に味わいたい名物です!

釧路和商市場
釧路和商市場
勝手丼
勝手丼

釧路和商市場

海鮮丼 / 寿司 / 食堂 / 釧路 / 釧路
住所
釧路市黒金町13-25
TEL.
0154-22-3226
予算
朝昼¥1,000~¥1,999¥2,000~¥2,999
データ提供:食べログ

その後は腹ごなしも兼ねて、釧路フィッシャーマンズワーフMOO(釧路駅から徒歩約15分)へ。釧路フィッシャーマンズワーフMOOはさまざまな釧路グルメが集う施設です。

釧路フィッシャーマンズワーフMOO
釧路フィッシャーマンズワーフMOO

釧路フィッシャーマンズワーフMOO

北海道釧路市錦町2丁目4 Google Map
0154-23-0600
営業時間:時期・エリアによる
休業日:全館1/1
Webサイト

こちらではお買い物も楽しいのですが、私の目的はこの施設の隣にある「幣舞橋(ぬさまいばし)」。実は釧路は世界三大夕日の名所として名高く、特にこの幣舞橋からの夕景が有名なのです!

しかし私が伺った当日は、北海道では珍しい台風、そして雨、さらに霧…。 夕日どころか何も見えずでした。残念…。(下記写真は、本当なら見えるはずだった夕日)

幣舞橋の夕日
幣舞橋の夕日

幣舞橋

北海道釧路市北大通 Google Map
0154-31-4549(釧路市産業振興部観光振興室)
Webサイト

とはいえ、釧路フィッシャーマンズワーフMOOには釧路名物「岸壁炉ばた」がある! こちらでは、釧路港を眺めながら釧路名物の炉端焼きがいただけますよ。

岸壁炉ばた
岸壁炉ばた

岸壁 炉ばた

ろばた焼き / 海鮮 / 郷土料理 / 釧路 / 釧路
住所
釧路市錦町2-4 釧路フィッシャーマンズワーフMOO
TEL.
0154-23-0600
予算
朝昼¥4,000~¥4,999
データ提供:食べログ



【2日目】釧路湿原・阿寒湖を路線バスで満喫! 釧路周辺の自然を巡る1日

2日目は、丸一日かけて釧路周辺の大自然を満喫! おすすめは王道観光スポットでもある、日本最大の湿原「釧路湿原」と、マリモで有名な「阿寒湖」です。今回は午前と午後に分けて、両方を満喫するプランを立ててみました。


午前:釧路湿原で雄大な自然を体感

まずは釧路湿原へ! 釧路湿原はたいへん広大なため、釧路市湿原展望台のある西側へ行くには路線バスが、細岡展望台のある東側へ行くにはJRが便利です。どちらの展望台からも、北海道らしいスケールの大きな湿原風景を楽しめますよ。

釧路市湿原展望台
釧路市湿原展望台
細岡展望台からの眺め
細岡展望台からの眺め

・釧路市湿原展望台:釧路駅から路線バス「鶴居線(グリーンパークつるい行)」(約40分/680円)、「湿原展望台」バス停下車
・細岡展望台:釧路駅から釧路湿原駅へ(JR釧網本線で約20分/470円)、釧路湿原駅から徒歩約13分

※2025年9月調べ

釧路市湿原展望台

北海道釧路市北斗6-11 Google Map
0154-56-2424
営業時間:
4~9月 8:30~18:00
10~3月 9:00~17:00
定休日:年末年始
Webサイト

細岡展望台

北海道釧路郡釧路町字達古武22-9 Google Map
0154-40-4455
営業時間:
4~9月 9:00~18:00
10~3月 10:00~16:00
定休日:年末年始
Webサイト

釧路湿原では、タンチョウやエゾシカなどの野生動物に遭遇する可能性が高いとのこと。運が良ければ、国の特別天然記念物であるタンチョウの優雅な姿も見られます。

タンチョウ
タンチョウ


午後:阿寒湖温泉でマリモ見学、アイヌ文化にも触れる

午後は阿寒湖へ移動しましょう。釧路駅から阿寒湖バスセンターまでは、定期バスで約2時間/2,750円です。マリモで有名な阿寒湖では、湖畔散策や「マリモ展示観察センター」、約85分で阿寒湖を一周できる遊覧船などが楽しめます。

阿寒湖
阿寒湖
マリモ展示観察センター
マリモ展示観察センター

阿寒湖温泉街では、アイヌ文化に触れに行きましょう。「阿寒湖アイヌコタン」では、アイヌの伝統工芸品やアイヌ料理を通してアイヌの歴史や文化に触れられるほか、アイヌ古式舞踊の公演も行なわれます。

阿寒湖アイヌコタン
阿寒湖アイヌコタン

なお阿寒湖では、帰りのバスにはご注意を。阿寒湖バスセンターから釧路駅への路線バスの最終便は、16:15と少し早めなのです。夜のアイヌ古式舞踊まで観る場合は、タクシーなど帰路の確認・確保を。

マリモ展示観察センター

北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-5-20 Google Map
0154-67-2511(阿寒観光汽船)
営業時間:6:30~18:00(季節による)
休業日:12/1~4月下旬、船の運航がない期間
Webサイト

阿寒湖アイヌコタン

北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-19 Google Map
0154-67-2727
営業時間・休業日:店舗による
Webサイト



【3日目】釧路~旭川を「サンライズ号」で移動したら3・6街を堪能

3日目は釧路から旭川へ移動! この移動をラクにしてくれるのが、釧路~北見~旭川を結ぶ都市間高速バス「サンライズ号」。釧路から旭川までを乗り換えなしで結んでくれる、唯一の公共交通機関です。時間・料金は釧路~旭川で、約7時間/おとな6,700円。北見での乗降もOKです。

※2025年9月調べ

今回の乗車便(運行は阿寒バス)は、釧路駅前を8:13に出発し、旭川駅前へ15:15に到着。ゆったり座れる3列独立シートです。

釧路~旭川間を結ぶ「サンライズ号」
釧路~旭川間を結ぶ「サンライズ号」

長時間の移動ですが、車窓からは北海道の広大な大地を眺められてかなり快適。途中の北見では約30分の休憩(11:13~11:45)もあり、車内で軽食を食べられますよ。

車内は明るく長距離でもくつろげる
車内は明るく長距離でもくつろげる

旭川に到着!

15:15に旭川駅前へ到着!
15:15に旭川駅前へ到着!

夕方の到着なので、まずは旭川駅周辺を軽く散策。日本最初の歩行者天国である「旭川平和通買物公園」(旭川駅から徒歩約8分)を歩いてみるのはいかがでしょうか。

旭川平和通買物公園
旭川平和通買物公園

旭川平和通買物公園

北海道旭川市宮下通~8条通 Google Map
0166-26-0815(旭川平和通商店街振興組合)
営業時間・休業日:施設による
Webサイト

夕食には、「北海道第2の繁華街」と呼ばれる旭川の繁華街「3・6街(さんろく街)」(旭川駅から徒歩約10分)もぜひ候補に。海の幸やジンギスカン、旭川の日本酒など、さまざまな旭川グルメをいただけます。

3・6街
3・6街
ジンギスカン ※イメージ
ジンギスカン ※イメージ



【4日目】旭山動物園を楽しんで夜は「高速あさひかわ号」で札幌へ

最終日のメインイベントは、日本最北の動物園として全国的に有名な「旭山動物園」! 多くの観光客が訪れる北海道の代表的観光スポットです。

旭川駅前から旭山動物園までは、路線バスで約40分/おとな500円。

※2025年9月調べ

旭山動物園
旭山動物園

旭山動物園の大きな魅力は、動物たちの自然な行動を観察できる「行動展示」。特に人気なのは、ホッキョクグマの巨大なプールでのダイビングや、泳ぐ姿を360度の角度から眺められるあざらし館です!

また、園内にはレストランやお土産ショップも充実。動物園限定のグッズもたくさんありますよ。

ホッキョクグマ
ホッキョクグマ
あざらし館
あざらし館

旭山動物園

北海道旭川市東旭川町倉沼 Google Map
0166-36-1104
営業時間・休園日:Webサイトを参照
Webサイト

午後は旭川市内に戻り、最後の北海道グルメを楽しみましょう。おすすめはやはり、旭川ラーメン! 旭川では、濃厚なスープと縮れ麺が特徴の旭川ラーメンが有名なのです。

旭川ラーメン
旭川ラーメン

また、「大雪地ビール館」(旭川駅から徒歩約6分)で旭川の地ビール・大雪地ビールを楽しんだり、「旭川市科学館サイパル」(旭川駅から徒歩約18分)で北国の自然現象について学んだりするのもおすすめの過ごし方。

大雪地ビール館
大雪地ビール館

大雪地ビール館

北海道旭川市宮下通り11丁目1604番地の1 Google Map
0166-25-0400
営業時間:
ランチタイム 11:30~14:00
ディナータイム 17:00~22:00
休館日:毎週日曜日(翌日祝日の場合、祝日の月曜日は通常通り営業)、12/31、1/1
Webサイト

旭川市科学館サイパル

北海道旭川市宮前1条3丁目3−32 Google Map
0166-31-3186
営業時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:
・毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日、火曜日以降も祝日が連続するときは最終祝日の翌日)
・12/30~1/4(1月2日は臨時開館)
・毎月月曜日以外の最終平日(7月・3月は開館)
※夏休み期間中は無休
Webサイト

夕方には、旭川駅前から4列シートの高速バス「高速あさひかわ号」に乗車(運行はジェイ・アール北海道バス)。旭川を18:30発の便なら20:34には札幌駅前に到着します。時間と料金は約2時間/おとな2,500円。

※2025年9月調べ

札幌への帰路は「高速あさひかわ号」
札幌への帰路は「高速あさひかわ号」
札幌駅前に到着。おつかれさまでした!
札幌駅前に到着。おつかれさまでした!

最後に札幌で夜景を楽しんだり、すすきので締めの一杯を楽しんだりするのもいいですね。



釧路・旭川3泊4日、かかった経費は?

それではここで総まとめ! 今回のルートとかかった交通費をまとめてみましょう。なお観光地や宿泊地はお好み次第のため、宿泊代・飲食費・細かい交通費は除き、純粋に高速バスの交通費についてのみ計算します。

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今回のルートで利用した高速バス
【1日目】札幌~釧路(釧路特急ニュースター号):5,500円/約5時間/乗り換えなし
【3日目】釧路~旭川(サンライズ号):6,700円/約7時間/乗り換えなし
【4日目】旭川~札幌(高速あさひかわ号):2,500円/約2時間/乗り換えなし
⇒計14,700円

====

ちなみに……今回のルートで電車(特急)を使った場合の一例
札幌~釧路(特急「おおぞら」利用):10,320円/約4時間5分/乗り換えなし
釧路~旭川(特急「おおぞら」「ライラックorカムイ」利用):14,330円/約6時間/乗り換え1回
旭川~札幌(特急「オホーツクorライラックorカムイ」利用):5,440円/約1時間半/乗り換えなし
⇒計30,090円
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※2025年9月調べ
※特急列車は指定席の料金

3泊4日の高速バス料金は、計14,700円! 電車(特急)を使った場合は約30,000円となるのに比べて、約半額もお得です。しかも長距離区間での乗り換えがないので、旅程がとてもスムーズ!

例えば釧路・旭川の宿泊をビジネスホテルにした場合、3泊合わせて25,000円程度。つまり高速バスを使えば、必要経費約40,000円で札幌~釧路・旭川の3泊4日周遊が実現できる計算に。北海道の雄大な自然と美味しいグルメを満喫する贅沢な旅が、驚きの低価格で楽しめるのです。
もちろん、今回のモデルコースをたたき台に、さらに自分好みにアレンジした旅を楽しむのだってOK!

なお今回の旅で利用した高速バス車内の詳しい内容などは、「あわせて読みたい!」からどうぞご参照くださいね。

※本文中に登場した路線の運行バス会社一覧(路線既出順・バス会社名五十音順)
釧路特急ニュースター号:北海道バス
スターライト釧路号:阿寒バス、くしろバス、北海道中央バス
サンライズ号:阿寒バス、北見バス、道北バス
高速あさひかわ号:ジェイ・アール北海道バス、道北バス、北海道中央バス


※本記事は、2025/10/10に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

この記事を書いたライター

陽月よつか

フリーライター、星空準案内人 女性

東京出身・沖縄経由・奈良在住のフリーライター。体力がなく計画を立てるのも苦手なので、ラクにのんびりの気まま旅が大好き。女性一人旅を主な目線に、知っておくと便利な方法やお得な情報、おすすめ旅スポットなどをご紹介します。書籍「全国 大人になっても行きたいわたしの絵本めぐり」(GB出版)、「はっけん!鉄道NIPPON 地図と路線で知る47都道府県」(ヴィトゲン社/PHP研究所・画像提供)

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