「成田シャトル」は飛行機遅延時に安心の自動予約キャンセル＆返金サービスあり！
ざっくり、こんな記事
- リーズナブルで遅延対応もばっちり！
- トイレ付きの4列シート
- USB充電ポート+フリーWi-Fiで乗車中も充実時間（非対応車両一部あり）
遅延キャンセルも対応！ 「成田シャトル」とは
「成田シャトル池袋線」は、成田空港と池袋駅を結ぶ、低価格の高速バスサービスです。WILLER EXPRESS、京成バス、国際興業、東京空港交通が共同で運行しており、便数が多く選択肢が豊富なので便利です。
通常のリムジンバスと比較して運賃が手頃に設定されているところがポイント。事前予約で割引が適用される「早得プラン」を利用すれば、池袋駅まで片道1,900円で乗車できます。
※2025年8月調べ
座席に余裕がある場合、当日券でも利用できます。当日券は、各ターミナル内1Fの「LCBカウンター」で購入できます。
なにより魅力的なのは、飛行機の遅延などで予約便に間に合わなかった場合でも自動でキャンセル・返金されるサービスがあり（※WILLER TRAVELサイトで事前予約・決済の場合）、安心して利用できることです。
なお、バス比較なびから予約しても自動でキャンセル・返金サービスは利用できますよ。
ちなみに、この「成田シャトル」は、ほかに新木場線と大崎線も存在しています。池袋線と同様に新木場線・大崎線にも、乗り遅れてしまった場合の自動キャンセル・返金サービスがあります。また早得プランもあり、成田空港～新木場を片道1,400円、成田空港～大崎を片道1,000円で乗車できますよ。
※2025年8月現在、成田空港～大崎駅線の成田シャトルは運休中です
・成田空港で長時間のバス待ちをしたくない人
・重い荷物を持って乗り換えしたくない人
・リーズナブルに移動したい人
・飛行機の遅延を心配したくない人
こんな人には、「成田シャトル」を特におすすめします。
成田空港⇒新木場のバス便「バス比較なび」
※リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください
「成田シャトル池袋線」乗車レポート
私は沖縄からの帰りに、成田空港から池袋駅までの「成田シャトル池袋線」を利用。奇しくも沖縄には台風が接近中で、空の便は大混乱。遅延や欠航も出ていました。結局約30分遅れで飛行機は無事出発したのですが、予約したバスの心配をしなくても良かったというのは、気持ち的に心配ごとがひとつ減って楽でした。
以前にも「成田シャトル池袋線」を予約した際、フライト中に不測の事態が発生しバスに乗れない状況になりましたが、そのときは機内から無料でキャンセルできた経験があります。返金もすぐに行なわれていました。
今回、飛行機は第1ターミナルに到着。第1ターミナルからも乗車可能ですが、私は第3ターミナルからの乗車を予約していたので、ターミナル間を運行している無料シャトルバスで、第3ターミナルへと移動します。ちなみに、この無料シャトルバスは約10分間隔で運行されていますよ。
リムジンバスやシャトルバスは第3ターミナル→第2ターミナル→第1ターミナルの順番でまわっています。「成田シャトル」は定員は決まっていますが、座席は自由。先着順で好きな席に座れます。私はトイレの近くの座席に座りたかったので、第3ターミナルからの乗車にしたのです。
実際、この日乗車したバスはトイレ周辺の座席が女性に人気で、早めに埋まってしまいました。
友達同士、カップル、家族で揃って座りたいときは、第3ターミナルから乗車するといいですよ。最後の第1ターミナルから乗車すると、席が離れてしまう可能性が高いです。
値段は変わらないので、予約時に乗車場所は第3ターミナルを選択するのがおすすめです。
さて、第3ターミナルの6番のりばから「成田シャトル」に乗車します。
「早得プラン」を利用し、1,900円で予約を済ませていた筆者。バスの列に並ぶと、スタッフが荷物を預かってくれたあと、代わりに引換券を渡してくれました。
バスが到着したらスマートフォンで乗車チケットのQRコードを提示して車内へ進み、トイレの横の座席をキープ。
定時の18:30になると、第3ターミナルを出発。第2ターミナル1階7番のりば、第1ターミナル1階3番のりばで、それぞれ乗客を乗せて、高速へと向かいます。第3ターミナルではチラホラだった車内も第1ターミナルを出る頃には、ほぼ満席となっていました。
乗客は海外の人が多かったです。リーズナブルなバス情報、しっかり調べてきているんですね。
予定より約10分早い、20:10には池袋駅西口に到着しました。
荷物を受け取ります。
駅まで歩いてすぐの場所で助かりました。
成田空港⇒新木場のバス便「バス比較なび」
※リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください
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「成田シャトル池袋線」車内設備紹介
今回は京成バスが運行する「成田シャトル池袋線」を利用。車内設備を写真とともに紹介します。
車内は通路を挟んで左右に2人掛けシートが並ぶ4列シート。運転席側は11列、反対側は10列の42人乗りです。座席番号は乗降口側からAB｜通路｜CD。
USB充電ポートとリクライニングシート用スイッチをチェック！
深めのリクライニングは嬉しいですが、倒すタイミングなど、後ろの人の迷惑にならないように気を付けたいところです。通路側のアームレストは上にあがります。
前にはドリンクホルダー、網ポケット、フック。頭上には読書灯・空調・降車ボタン。
フリーWi-Fiも早くてサクサクです。
手荷物を置く棚も高さがあります。
トイレは乗車口のある列の後ろ。水洗トイレです。
※運行会社によって車内設備は異なります
以上、「成田シャトル池袋線」の紹介でした。成田空港から都内へ移動する際は、ぜひ、利用してみてください。
※取材協力：京成バス
※本記事は、2025/09/08に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
さとちん
フリーライター・ブロガー 女性
出産後、子育て情報誌の編集部に9年勤め、退職後はフリーライターとして旅とグルメのジャンルを中心に取材とライティングに励む。子育てが落ち着いてから一人旅に目覚め、時間を見つけては国内各地を旅行。2020年47都道府県制覇しました。高速バスや電車代がお得になるチケット情報に目がなく、それらを活用しながら効率よく旅することを得意としています。 温泉ソムリエ、サウナ・スパ健康アドバイザー、銭湯検定4級
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