宮崎県の名勝、高千穂峡の観光モデルコースを紹介! どこから見ても美しい真名井の滝をボートから鑑賞
高千穂町・高千穂峡へのアクセス
高千穂町には鉄道の駅がないため、公共交通機関でアクセスする場合は延岡駅からバスを利用しアクセスします。所要時間は約1時間30分、料金は1,820円です。また、延岡~高千穂間の7日間有効な往復切符もあり、こちらは料金が3,040円とお得です。延岡バスセンターなどで購入できます。
※2023年7月調べ
また、バスセンターやホテルがある高千穂町中心から高千穂峡へのアクセスですが、距離は約2km。高千穂峡に乗り入れる公共交通機関はないので、標高が高い高千穂町から高千穂峡に下っていくように徒歩で移動し、帰りはタクシーが楽そうです。現地で待機しているタクシーはいないので、繁忙期は予約が無難かもしれません。
高千穂のおすすめ観光モデルコース
おすすめの観光コース
今回はこの順に紹介していきますね。
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高千穂峡
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おのころ池周辺
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真名井の滝の見学や貸しボートを利用
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時間があれば高千穂峡淡水魚水族館を見学
高千穂神社
高千穂バスセンターから約800mの場所にある高千穂神社は、本殿や所蔵の狛犬が国の重要文化財に指定されています。ご利益は、縁結びや夫婦円満なのだとか。
また、国の重要無形民俗文化財に指定されている夜神楽が毎晩20時から開催されており「高千穂観光協会のHP」からインターネット予約が可能です。料金は1,000円(税込)/人で当日受付分の席もあるので、宿泊される方は是非拝観してみてくださいね(2023年7月調べ)。
高千穂峡
高千穂神社から約1km、つづら折りの坂道を下ると高千穂峡に到着です!「名勝 高千穂峡」の石碑周辺は広場になっており、食事処や売店、トイレがあります。
高千穂を訪れた方や郵便を受け取った方に幸せが訪れるよう、願いが込められた「幸せの黄色いポスト」が設置されていますよ。
おのころ池
一息入れたら石碑前の道を渡って、おのころ池付近を散策しましょう。池の真ん中にある島は、神々の国生みでできたと云われているのだとか。おのころ池の水が峡谷に流れ込み、高千穂峡の代名詞である真名井の滝を作りだしています。
真名井の滝・貸しボート
真名井の滝を眺められる滝見台は、おのころ池から徒歩約3分。青みがかった水面に滝が流れ落ちる様子を眺められます。滝だけでなく、峡谷を形作る柱状節理の眺めもまた圧巻!
とても綺麗な風景なだけに、午前8時半以降は貸しボートで峡谷を見学する観光客で賑わいます。静かな真名井の滝を楽しみたければ、朝早くから動きましょう!
高千穂峡にかかる御橋からも、真名井の滝の写真が撮れますよ。貸しボートを利用しない場合は、先ほどの滝見台か御橋から真名井の滝を観光しましょう。
私は8時半から貸しボートの予約を入れていたので、ここで貸しボート受付所に向かいます。料金は日により30分4,100円か5,100円(定員3名)で「高千穂町観光協会のHP」から予約可能です(2023年7月調べ)。
空きがあれば当日でも乗船できますが、時間は選べません。さらに、前の人の戻り時間が遅れると、予約した乗船時間から後倒しになります。このことから、貸しボートを利用するなら朝一番の8時半からの予約をおすすめします。
ベルト式の救命胴衣を装着し、係員からの注意事項を聞いたらいよいよ出船。一艘ずつ、ゆっくりと真名井の滝方面に向かいます。滝を水面から見上げる機会はなかなかないと思うのですが、霧雨のように水面に流れ落ちる真名井の滝は、とても優雅。涼し気な雰囲気を醸し出していましたよ。
また、下から見上げる柱状節理も迫力満点。時に自然は、人の想像が及ばない物を作りだすと思い知らされます。
風景に見とれていると、30分間はあっという間。滝周辺は混み合って思うように進まないこともあるので、戻り時間を計算しながら楽しんでくださいね。
ボートを返却したら、次の予定まで思い思いに高千穂峡を散策しましょう。御橋近くには、高千穂峡淡水魚水族館があります。こちらには五ヶ瀬川水系の淡水魚や、南米に棲息する熱帯淡水魚などを展示しています。
入場料は大人300円(2023年7月調べ)とリーズナブルなので、暑い日など涼みがてら見学するのが良さそうですよ。
高千穂峡淡水魚水族館
バスツアーで満喫するのもおすすめ
以上、高千穂峡のおすすめモデルコースを紹介しました。
今回は個人旅行をする際の観光コースを紹介しましたが、バスツアーで行くこともできます。名古屋や博多、熊本などからの宿泊ツアーがあり、交通手段の心配をせずに観光を楽しめるのがメリット。青島や鵜戸神宮などのさまざまな観光地を一緒に巡ることもできます。
ただし、バスツアーで訪れる場合は時間制限があります。時間が読みにくい貸しボートはパスして、おのころ池や滝見台、御橋周辺の観光に留めるのがいいでしょう。
季節を変えて再訪したいくらいに素敵な高千穂峡、皆さんも是非訪れてみてくださいね!
※本記事は、2023/07/14に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
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