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by バス比較なび

乗車体験記

名古屋~VISONを三重交通「名古屋南紀線」で移動! 乗車記&シートの様子や車内設備を解説

2021年に三重県中部にオープンした屋外施設「VISON(ヴィソン)」。高速のインターチェンジ直結のこの施設に、名古屋から高速バスで行けるのはご存知ですか? 今回は三重交通「名古屋南紀線」に乗って、実際に名古屋~VISON間を移動したので、その様子をレポートします!


三重交通「名古屋南紀線」 外観&車内設備は?

車両外観
車両外観

車両外観のカラーは青で、側面に「南紀~名古屋」のラッピングがあります。分かりやすいですね。
座席は4列シートで、車両後方にはトイレがあります。

車内全体.jpg
車内全体

車内トイレ
車内トイレ

各座席にはフットレストのほか充電用のUSBポートが設置されています。設備としては十分で、不便なくかなり快適に過ごせました。

フットレスト、USBポート.jpg
フットレスト、USBポート


VISON行き高速バスはどこから出ている?

ナナちゃん人形.jpeg
ナナちゃん人形
名鉄バスセンターの乗り場案内.jpeg
名鉄バスセンターの乗り場案内

名古屋~VISON間を移動できる三重交通の「名古屋南紀線」は、名古屋~三重県の尾鷲や熊野間を結ぶ高速バスで、途中でVISONを経由します。

名古屋の乗降地は名鉄バスセンター。3階の1番乗り場から発車します。名鉄バスセンターは名鉄百貨店メンズ館の3・4階です。ナナちゃん人形を目印にすると分かりやすいです。


いよいよ乗車!

案内には「VISON」「ヴィソン」といった表記が多いので、迷うことなく乗り場にたどり着けました。1番乗り場は3階の一番端っこです。

各方面へのバスが1番乗り場から出ているようで、行き先によって並ぶ列が違います。今回乗車するバスは10:30発の便でしたが、20分ほど前から乗客の姿が見えました。

1番乗り場の列.jpeg
1番乗り場の列
1番乗り場の電光掲示板.jpeg
1番乗り場の電光掲示板

1番乗り場出発時刻表.jpeg
1番乗り場から発車するバス便の時刻表(2022年8月撮影)

名鉄バスセンターが始発地のため、出発5分前の10:25から乗車開始。
今回並んで待っていましたが、実際に乗車する際は運転手さんが予約者の名前を呼んで席を知らせていたので、わりと出発前までコンビニに寄ったり、座って待っていたりしても大丈夫だと思います。


名古屋南紀線でVISONへ移動

シートからの景色.jpeg
高速道路.jpeg

出発して10分~15分ほどでバスは高速道路へ。ここからはVISONの直前までずっと高速を走ります。

名鉄バスセンター~VISON間は乗車時間が短いので、休憩はありません。途中にVISON以外の乗降地もありません。

出発時点で隣に乗客がいなければ、VISONまでのびのび使えますね。ちなみに今回は乗車人数は15人程度だったので、間隔を開けてゆったり座れました。

高速道路.jpeg
VISON直前.jpeg

10:30出発でVISONに到着するのは12:10です。約1時間40分の乗車でしたが、先程の車両紹介の通り、フットレストやコンセントがあるため快適で、とても短く感じました。

また、細かいところですが途中トンネルがなく、電波が途切れることがありませんでした! 安心してネットを接続して仕事やスマホゲームができますね。

VISONバスターミナルに到着!

VISON到着.jpeg
VISON到着

到着はVISONのバスターミナルです。ターミナルといいつつ、バス停は3つほどの小さなロータリーです。場所としては猿田彦珈琲の前にあります。

VISONバスターミナル前.jpeg
VISONバスターミナル前

以下でVISONを詳しく紹介!

「名古屋南紀線」はVISONが終点ではなく、その先も三重県南部へ向かっていくのでVISONで乗客を降ろしたら出発します。ここから終点の三交新宮駅前まではまだ3時間もあるので、結構な長旅ですね。
わたしが乗車した際は半分ほどの乗客がVISONで降車していました。

VISONのバスターミナル付近には、ベンチやトイレがないため、帰りもバスに乗るのであれば、事前に出発時間を見ておいて、離れたところで直前まで過ごすのがおすすめです。

ちなみにVISONからであれば、「名古屋南紀線」の名古屋方面・南紀方面どちらにも乗車できるので、日帰りで名古屋へ戻るもよし、熊野古道のある南紀方面へ足を伸ばすもよしです。


乗車方法&運賃・所要時間・他の交通手段との比較

「名古屋南紀線」は事前予約ができます。満席でなければ当日の乗車も可能です。

名古屋南紀線のバス便

名古屋からVISONを始めとする主なバス停への運賃と所要時間は以下の通りです。往復割引はありません。
また、高速バス以外の行き方との比較もしてみました。

高速バス
名古屋南紀線
普通列車 特急列車
VISON行き 2,000円
約1時間40分
2,040円
約2時間30分
※近鉄急行+路線バス
3,380円
約2時間10分
※近鉄特急+路線バス
熊野市駅前行き 3,700円
約4時間
3,600円
約5時間30分
※近鉄急行+JR普通
6,980円
約3時間
※JR特急南紀
三交新宮駅前行き 4,200円
約4時間45分
3,930円
約6時間
※近鉄急行+JR普通
7,530円
約3時間30分
※JR特急南紀

※特急の料金は通常期・指定席
※2022年12月調べ

名古屋からVISONへ行くなら、乗り換えがなく比較的に安価な高速バスが一番便利。熊野や新宮方面へ行く場合は特急列車が一番早いですね。ただし運賃に差があるので予算と相談になりそうです。


まとめ

いかがでしたでしょうか。
名古屋~VISON~南紀を結ぶ、三重交通の「名古屋南紀線」を紹介してまいりました。実際に乗ってみてとても快適で、料金的にも安かったのでまた利用したいと思います。

皆様もぜひ、名古屋~VISON・南紀間の旅行には「名古屋南紀線」をご利用ください!

※取材協力/三重交通

※本記事は、2022/12/14に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

この記事を書いたライター

Goomba

ライター 20代 / 男性

寒いところが好き

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