関東やきものライナーで益子へ直行!「日帰り1万円+おやつ代」で陶芸体験の女子旅【前編】
ざっくり、こんな移動
- 秋葉原から益子に直行できる、便利な「関東やきものライナー」
- レンタサイクルでパン屋さん&森のレストランへ
- 旬の野菜たっぷりのランチに大満足!
焼き物の街・益子で陶芸体験をしてみたい…そんな夢を温めていたところ、秋葉原から直行で益子に行ける便利な高速バス「関東やきものライナー」のことを知りました。
今回はこの「やきものライナー」に乗って、日帰りの益子バス旅を思う存分、満喫してきます!
秋葉原から益子をつなぐ!便利な「関東やきものライナー」
「関東やきものライナー」は、秋葉原駅から茨城県の笠間と栃木県の益子、ふたつのやきもの名産地をつなぐ高速バス。
通常は益子までの片道料金=大人2,000円ですが、往復で使える2枚チケット3,500円もあり、今回はそちらを利用しました。
友だち同士で1枚ずつ使ってもよいそうなので、知っているとなかなかにお得です。
関東やきものライナー
【8:20】秋葉原を朝イチ便で出発!やきものの街「益子」へ
秋葉原駅前ターミナルから朝イチ便が出発するのは8時20分。
日帰りしようと思うなら、この便に乗るのがベストです。
JR秋葉原駅前にあるバスターミナル。
少し早めの7時45分ころ駅に着いたのですが、すでに数名のバス待ち客がいました。
バス車内でも2枚チケットは買えますが、時間に余裕があったのでロータリー沿いにある「セブンイレブン秋葉原センタープレイス店」でチケットと車内で食べる軽食を購入。
出発時間より少し前にバスが到着。関東やきものライナーは、先着順の座席定員制で予約はできません。
今日は座席に余裕がありましたが、連休前後の混雑する時期は満席になると乗車できないので、早めに並んだほうがよいかもしれません。
車内はこんな感じです。座席はリクライニング式で、大きめのヘッドレストが着いていました。
渋滞しなければ、益子までは約2時間30分。
車内にはトイレもついていますが、駅であらかじめ済ませてくると安心です。
バスの座席前ネットには、益子や笠間の情報を紹介するパンフレットや素敵なフリーペーパーがたくさん!
目を通しているうちに、楽しみで胸がふくらみます。
【10:30】益子駅に到着!レンタサイクルでいざ散策へ
少しうたた寝などもしているうち、あっという間に真岡鐡道「益子駅」前に到着しました!
(万が一、寝過ごしても終点なので安心です!)
まずは今回の移動の足であるレンタサイクルをお借りしに行きます。
通常は鉄道駅の窓口で申し込みますが、係員が不在のときは駅に併設されている観光協会で受け付けてくれます。
駅向かって左側にあるのですぐ分かります。
料金は2時間まで400円、以後は1時間ごとに100円の料金を払う時間制か、丸1日800円の貸切、どちらかを選びます。
日帰り旅の場合、最終便のバスが益子駅を出る16時まで、約5時間の利用予定ですから時間制のほうがお得です。
最初に400円を支払って(超過分は返却時払い)、貸してもらったのがこちらの自転車。
いわゆるママチャリ…!益子はわりと平坦な街ですが、当然のぼり坂もあるはず。
これで大丈夫なのか?と思いましたが…
よく見ると、ちゃんと電動自転車でした!ホッ!手元には負荷を調節できるギヤもついています。
さあ、日帰り旅の場合はのんびりしていられません。まずは益子で人気のパン屋さんに向けてスタート!
益子は基本的に車社会のようなので、あんまり自転車は走っていません。
そんなに交通量は多くないですが、車道と歩道が分かれていない道を走るので注意しながらコギコギします。
一本奥に入ると、ぐっと車も減ってとても静か。畑には小麦がたくさん生えています。
駅から10分ほどで、第一の目的地「森ぱん」に到着!
【11:00】売り切れる前に、人気のパン屋さんは朝イチで
益子はやきものの街ですが、実はおいしいパン屋さんがたくさんあるのでも有名です。
たいていの場合、パンが焼き上がる朝~午前中に行かないと「売り切れじまい」になってしまうこともあるため、まずは朝イチで行って「今日のオヤツ」的なパンを買っておくことにしました。
この森ぱんは、雑木林のなかにあるかわいい手作りパンのお店。
今日うかがう陶芸教室からもすぐの立地です。
森のパン工房 森パン
芳しいパンのにおいがたちこめる店内は、トレイを持った女性たちでいっぱい!
到着したのは11時くらいでしたが、ちょうどパンを焼いているのか、お店の奥の厨房から焼き立てが何度も運ばれてきます。
けっして大きくないお店のなかを、私もふくむ訪れた人たちは何周もぐるぐるしながら真剣にパンを選びます。だって、どれもおいしそうなんですもの…。
本当はたっぷり買い込みたかったのですが、今日のスケジュールを考えてぐっとがまん。
帰りのバスで食べるためにクロワッサン160円とよもぎのあんぱん180円の2個を購入。
次はランチに向かいます。
【11:30】森の中で、旬の野菜がたっぷりのランチ!
森ぱんを後にして自転車に飛び乗り、次の目的地はランチ。
畑と森のなかを10分ほど走ると、目的の建物が見えてきました。
森の中にひっそりとある「森のレストラン」です。
けっこう奥まった場所にあるにも関わらず、お店のなかに入るとお客様でいっぱい!
13時から始まる陶芸体験に遅刻しないよう、少し早めに移動して正解だったかもしれません。
益子 森のレストラン
ここのランチは、地元の食材をふんだんに使ったハンバーグやカレー、パスタなどが食べられるのですが、うれしいことに、前菜は9種のなかから自分で好きなものをチョイスするスタイル。
ブッフェのようにお代わりはできませんが、大皿一枚の上に好きなだけ乗せることができます。
今日は日替わりパスタランチ+ドリンクバーを注文することにしました。
旬野菜たっぷりの前菜を7品乗せてみました。
グリーンピースのスープも合わせると、けっこうなボリュームです!
素材の味をいかしたやさしい味付けに大満足。
パスタがやってきました!ベーコン、キノコ、フレッシュトマトのスパゲティです。
お出汁のコクとトマトの甘さの中にピリリとコショウが効いて、ぺろりと食べられます。
ランチとセットのドリンクバーも温・冷合わせて20種以上の飲み物がそろいます。
シロップやマシュマロなど、ドリンクのトッピングまでもずらり!
幸せな満腹感を味わいながら、益子焼のカップでゆっくりコーヒーをいただきました。
あまりに居心地がいいのでのんびりしてしまいそうでしたが、日帰り旅はそうゆっくりしてもいられません。
約1時間のランチタイムを堪能し(それでも、だいぶのんびりですね)、愛車に飛び乗って旅の最大の目的、陶芸体験へと向かいます。
この後は、いよいよ陶芸体験です!
益子で陶芸体験♪おしゃれなカフェ&かわいいお土産♥大満足の日帰りバスの旅【後編】
※本記事は、2016/07/14に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
木内アキ
旅好きライター 女性
北海道出身、東京在住。"オンナの自然で楽しい暮らし"をテーマに、雑紙やウェブで旅・人・雑貨の記事を手がける。旅の目覚めは小4のときの父娘欧州旅(ベルギー・オーストリア・スイス・フランス)がきっかけ。旅行の好みは国内外問わず、日本は47中40都道府県に訪問。もうひと息!目標は「きちんとした自由人」。執筆活動の傍ら、夫と共に少数民族の手仕事雑貨を扱うアトリエショップ『ノマディックラフト』を運営中。
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