【バスラマNo.190】「電気バス意識調査」を特集! 全国のバス事業者31社局にアンケート
2022年2月26日(土)発行の「バスラマ・インターナショナル」No.190。バス事業者訪問では、名古屋市のバス移動の大半を担う名古屋市交通局を取り上げた。特集では全国のバス事業者31社局に聞いた、電気バスの意識調査についてなどを掲載している。
- 2022.03.01
- バスラマインターナショナル
電気バス導入のハードルは? 全国事業者に聞く意識調査の結果を掲載
本号のバス事業者訪問はNo.75以来の名古屋市交通局を取り上げた。名古屋市営バスは、三大都市圏の一つ・名古屋市のバス移動の大半を担う。取材記事と併せ、1,000台超の保有台数を誇る車両をアルバム形式で紹介する。
特集では、全国の主要バス事業者に電気バスの将来性を問う意識調査を実施し、その結果を掲載している。
これまで日本の電気バスはディーゼル車を改造した車両が実験的に使用される例が主体だったが、近年は専用設計の中国製電気バスが営業運行に使用される例も相次いでおり、「電気バス時代」の幕開けを迎えている。SDGsが社会的な指標となり、2050年のカーボンニュートラルの目標が掲げられる中、電気バスの動向は注目を集めている。
これまでバス事業者側が、電気バスをどう受け止めているのかといった情報がほとんどなかったため、バスラマでは、2021年12月中旬に電気バス意識調査を行なった。対象は全国バス事業者31社局(保有台数規模は2,600台~60台で、大手・中堅事業者を抽出)。
アンケートの設問内容は「電気バス導入計画の有無」「10年後の電気バスの保有状況」「電気バス導入のハードル」「導入プロセス」などで、これらの設問の回答から、電気バスへの関心度、導入の取り組みの実際などをとりまとめた。また意識調査の結果に加えて、2014年以降、電気バスや燃料電池バスの記事を掲載したバスラマ誌のバックナンバー一覧も掲載している。
その他、本号では四国交通のボンネットバスによる「第15回クラブバスラマ・バスツアー」の様子や、徳島県南端を走る阿佐海岸鉄道で営業開始した、道路と線路を1台の車両で走行するデュアルモードビークル(DMV)についても特集している。
ぽると出版「バスラマNo.190」
【税込定価】1,498円(本体1,362円+税10%)
【サイズ】A4判 96ページ
【書籍コード】978-4-89980-190-0
【概要】
・バス事業者訪問235 名古屋市交通局
・【特集】国内バス事業者の「電気バスに関する意識調査」
・【バスツアー】第15回クラブバスラマ・バスツアー 四国交通のボンネットバス
・【レポート】DMVが徳島・阿佐海岸鉄道で待望の運行開始
・【レポート】京阪バスの話題 2題
・【レポート】奈良交通の大型電気バス実証運行 L10 今度は山登り!
・【レポート】現実とバーチャルを行き来するツアー クラブツーリズムのWow Ride
・【短期連載】低公害バスの系譜をたどる 第2回 ハイブリッドバス その2
・【短期連載】あの頃のバス 渡邉嘉也さんの写真帖から
・粒よりの最新レポート、連載ほか
ぽると出版HP
※本記事は、2022/03/01に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
バスラマインターナショナル
バス専門誌
バスラマインターナショナル(通称バスラマ)は、1990年に創刊した、隔月刊のバス専門情報誌です。毎号、日本国内にとどまらず、世界の様々なバス関連情報を、バスに関わるすべての方々にお届けしています。
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