雪の大谷に行けるバスツアー(東京・名古屋・大阪発)を紹介。期間、服装、黒部アルペンルートについても解説 | 高速バス・夜行バス・バスツアーの旅行・観光メディア [バスとりっぷ]

by バス比較なび

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雪の大谷に行けるバスツアー(東京・名古屋・大阪発)を紹介。期間、服装、黒部アルペンルートについても解説

大迫力の雪壁に囲まれた真っ白な世界をバスから眺めたり、歩いて楽しめるのが「雪の大谷」。富山県の立山と長野県の扇沢(おうぎさわ)を結ぶ山岳観光ルート、立山黒部アルペンルートの一部です。今回はそんな雪の大谷の魅力や行ける期間、行く際の服装、バスツアー情報を紹介します。



雪の大谷を含む立山黒部アルペンルートとは?

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立山や剣岳など北アルプス連峰を貫き、富山県の立山と長野県の扇沢(おうぎさわ)を結ぶ立山黒部アルペンルート。一度は行ってみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

ルートを制覇する場合には、バス、ケーブルカー、現在では日本唯一のトロリーバスなど様々な乗り物を乗り継ぐため、乗り物好きにはたまらない観光地でもあります。立山黒部アルペンルートには多くの景勝地がありますが、黒部ダムや雪の大谷、立山ロープウェイなどが特に人気があります。

立山黒部アルペンルートが開通するのは期間限定。毎年4月~11月頃です。

立山黒部アルペンルート

扇沢~(関電トンネル電気バス/16分)~黒部ダム~(徒歩/約15分)~黒部湖~(黒部ケーブルカー/5分)~黒部平~(立山ロープウェイ/7分)~大観峰~(立山トンネルトロリーバス/10分)~室堂~(立山高原バス/50分)~美女平~(立山ケーブルカー/7分)立山



巨大な雪壁が圧巻! 雪の大谷の高さは?

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アルペンルートの中心地であり観光の拠点でもある立山室堂平。標高2,450mに位置する世界でも有数の豪雪地帯です。中でも室堂付近にある「大谷」の積雪は20mを超えることもあるとか。

そんな豪雪地帯の積雪を除雪してつくられるのが巨大な雪壁・雪の大谷です。壁の高さは、最大で20mにもなります。通常4~5月の平均は15mほどです。雪の大谷へのアクセスは立山ケーブルカーの美女平から立山高原バスで50分ほど。室堂バスターミナル手前500mに渡り雪壁が続いています。バスから眺めることもできますが、室堂バスターミナルから歩行者用通路として片側が開放されているので、歩くこともでき、雪壁の迫力を間近に体験できると人気です。

雪の大谷へは、一般車両の乗り入れはできません。前述した美女平と室堂を結ぶ立山高原バスや旅行会社のツアーなどを利用しアクセスする必要があります。



雪の大谷に行ける時期は?

雪の大谷が見られるのは、4月のアルペンルート全線開通後~6月中旬頃。期間中、雪の高さが時期によって異なり、1番高いのは4月で、平均は15mほど。その後暖かくなるにつれて低くなっていき、6月下旬は10mほどとなります。



雪の大谷に行くときの服装

雪の大谷が見られるのは春から初夏ですが、真冬並の服装が必要です。セーターにダウンなど真冬のアウター、帽子、手袋、厚手の靴下など防寒対策をしっかりしましょう。ただし、山道を歩いていると暑くなるため、アウターは気温に合わせて着脱しやすいものがおすすめです。

また、日が差すと雪の照り返しが強いので、サングラスや日焼け止めクリームなどで日焼け対策も必須。足元は雪が入らず歩きやすいスノーブーツやハイカットのハイキングシューズなどがよいでしょう。



立山黒部アルペンルート&雪の大谷へのアクセス方法

雪の大谷へアクセスするには、立山黒部アルペンルートの起点及び終点となる富山県の立山駅か長野県の扇沢駅のどちらかへアクセスし、室堂ターミナルを目指します。

東京からアクセスする場合、立山まで、扇沢までともに、所要時間は新幹線利用で片道3時間半~4時間程度。ちなみに、立山黒部アルペンルートである立山~扇沢間は、黒部ダムや雪の大谷などを急ぎ足で見学した場合でも、全て通して最低でも数時間程度はかかります。

東京から雪の大谷へ行く場合、最短時間のルートを往復すれば、日帰りも不可能ではないですが、かなりハードになりますので、周辺で1泊するのがおすすめです。

また、大阪や名古屋からの所要時間はルートによりますが、4~5時間ほどです(どちらも特急や新幹線を利用した場合)。



バスツアーなら雪の大谷にも黒部ダムへもラクラク移動!

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雪の大谷へはバスツアーを利用して行けます。バスは乗り換えなしで行けるので移動がとてもラク! また、雪の大谷だけでなく、黒部ダムの見学や黒部ケーブルカーや立山ロープウェイなどでアルペンルートを満喫できるツアーもあります。


■東京発

東京からの雪の大谷へのバスツアーは宿泊のツアーのみ開催されています。

例えば、最安値のツアーは、1日目は東京を出発し白川郷で観光。2日目に立山駅から5~6時間ほど、雪の大谷とアルペンルートを楽しめるツアーで、料金は29,900円。

東京から個人で公共交通機関を乗り継ぎ黒部ダムと雪の大谷へ行く場合、ルートや移動手段により、交通費は往復で21,000~36,000円ほどかかります。また、日帰りでは厳しいので1泊することを考えると宿泊費は10,000円程度かかるでしょう。

往復新幹線利用で個人で手配する料金とバスツアーの最安料金を比べてみると…

個人手配 バスツアー
交通費往復 36,340円 ツアー代金に込み
食事代 約3,000円(昼食代) 約3,000円(昼食代)
1日目夕食・2日目朝食はツアー代金に込み
宿泊費 約10,000円(朝夕食付) ツアー代金に込み
合計 49,340円 32,900円

バスツアーなら16,440円もお得です。

※2023年3月調べ


■愛知発

愛知から雪の大谷へは、日帰りツアーも開催されています。バスツアーなら乗り換えなしで直行できて移動もラク。例えば、名古屋から個人で行く場合、交通費は移動方法にもよりますが、最短ルートの新幹線・特急列車利用・立山経由で雪の大谷(室堂)へ行くと片道15,810円。往復で31,620円です。ちなみに高速バス利用の場合は、往復で19,240円です。

一方、バスツアーは、2023年3月時点での最安は15,900円。安く効率よく雪の大谷へ行きたい人にはぴったりです。

※2023年3月調べ


■大阪発

大阪発のバスツアーも宿泊バスツアーのみです。

最安値のツアーは、1日目は飛騨高山や白川郷、もしくは安曇野などに立ち寄り、2日目に室堂から雪の大谷へ楽しめるツアーが多く、料金は29,900円です。

※2023年3月調べ


その他にも様々なバスツアーが開催されています。東京・名古屋・大阪以外の地域から出発するツアーもあるので、出発地を変更し検索してみてください。

「雪の大谷」バスツアーを検索する

黒部ダムバスツアー「バス比較なび」

※本記事は、2021/04/07に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。

  • この記事を書いたライター

    バスとりっぷ編集部

    なかのひと 

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