【バス事業者のコロナ対策】公益社団法人日本バス協会の「新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」の内容を紹介
乗務員の事前対策
・ 点呼の際に従業員同士が適切な距離を保つ。
・体調不要の際の検温の徹底。発熱やせき等の症状がある場合は自宅待機とする。
・ 乗務員マスクの着用や手洗いの励行の徹底及び点呼時の確認。
・ 酒気帯びの有無の確認において使用するアルコール検知器の除菌。
運行中の対策
・マスク着用
従業員のマスクの着用を徹底。
・ 車内の換気
エアコンによる外気導入や窓開け等の車内換気を行うとともに、車内換気を行っていることを表示する等により、乗客が安心して利用することができるように配慮。乗客の降車後に、窓を開けて換気する等の車内換気に努める。
・ “密”を防ぐ車内環境
利用状況を踏まえ、バス車内の一部の座席の使用を禁止することや続行便を運行すること等により、乗客と乗務員や乗客同士の間隔を空け、乗客と乗務員が安心できる車内環境を確保するよう努める。
・直接接触を減らす
運賃・荷物の受け渡し、荷役時に、乗務員はマスクや手袋を着用するとともに、乗客との直接接触を減らす。荷積み前や荷卸し後は車内の消毒を行う。
・ 乗務中の健康管理
乗務中に乗務員が発熱や体調不良を認めた時は、運行管理者に連絡を入れることを徹底するとともに、乗務を中止させる。
利用者に対する協力のお願い
・ 車内での手指消毒
バス車内に手指消毒液を装備し、お客様が乗車する際に手指消毒をお願いする。
・ 感染拡大防止対策の掲示
事業所内に立ち入る利用者に対して、感染防止対策を示したチラシの掲示・配布を行う等により、感染拡大防止について協力を求める。
・ バス待合所での感染防止
バスの待合所、バスターミナルやバス車内において、バス利用者等に対し、アナウンスや掲示等により、マスク着用や手洗い励行等の感染予防対策を徹底すること、会話を控えめにすることや他の乗客との距離をできるだけ空けること等を呼び掛けるよう努める。
・ 屋内バス停留所で換気などの配慮
主要ターミナル等屋内にあるバス停留所においてバス待ち列を作る際には、その施設の広さでのできる限りのフィジカル・ディスタンスをとるよう協力を求めるとともに、可能であれば出入口等を開放し換気を行う。
多くのバス会社が上記のガイドラインに沿って、高速バスを運行しています。
詳細:バスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第3版)
気になる方は、各バス会社のHPにもどのような対策を行っているか記載があるので、確認してみると良いでしょう。また、以下の記事も参考にしてみてください。
※本記事は、2020/05/28に公開されています。最新の情報とは異なる可能性があります。
※バス車両撮影時には、通行・運行の妨げにならないよう十分に配慮して撮影を行っています。
バスとりっぷ編集部
なかのひと
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